板谷敏彦の作品一覧
「板谷敏彦」の「国家の命運は金融にあり 高橋是清の生涯」「日本人のための第一次世界大戦史」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「板谷敏彦」の「国家の命運は金融にあり 高橋是清の生涯」「日本人のための第一次世界大戦史」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
2010年代の前半頃から、市井の経済学愛好家を中心に「リフレ派」と呼ばれるグループが現れ、財政・金融論壇を賑わせてきた。そのリフレ派の模範として度々名前が挙がっていたのが高橋是清であったが、残念ながら私は経済学徒でありながら日本史や経済史の学習にはさほど熱心でなく、高橋是清が成した財政・金融政策や当時の経済情勢を詳しく知らなかったため、リフレ派vs反リフレ派の論戦をただ傍観しているだけであった。
今般、高橋是清の評伝が出版されたことをSNSで知り、十数年の時を経て改めて学び直そうと思い、本書を手に取った。
上巻は出生から日露戦争終戦までの半生が綴られている。
米国での「奴隷」生活や芸妓のヒモ
Posted by ブクログ
とても勉強になりました。
序盤にも記載があった通り、日本人にとってあまり学ぶ機会も少ない第一次世界大戦ですが、人類にとって大きな転換点だったのだと感じました。
技術の発展と国民国家の熟成が背景にあるのはなんとなく認識していたのですが、未熟な世界が泥沼な大戦に突っ込んでいったという認識がめちゃくちゃ変わりました。
直近は悲惨な記憶が残るのでしょうが、過去を都合よく解釈したり、客観的に判断できなかったり、メディアに煽られたりなどはいくら時代が進んでも起こりうると思います。第二次世界大戦との間隔の短さが恐ろしいです。現代の状況に重なる部分が大きいだけに恐ろしく感じます。
勝っても負けても悲惨な目に遭