作品一覧
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4.2※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【ご購入の前に】本電子書籍は固定レイアウト版です。文字の検索はできません。あらかじめご了承ください。 すべての人民が従うべき、唯一絶対の基準であるのは「法」である。基準としての法が徹底すれば国という機構が完備される。君主はその機構の頂点にあって運営につとめるだけでいい。それさえ心得ていればどんな凡庸な君主でも立派に政治を行うことができる。その法の運営の仕方を韓非子は諄々と説く。現代サラリーマン社会にも応用できる論理!
ユーザーレビュー
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Posted by ブクログ
いわゆる、武経七書を1つの文庫にまとめたもの。
孫子、呉子は、全訳、それ以外の、尉繚子、六韜、三略、司馬法、李衛公問対は、抄訳。それと、1972年に山東省銀雀山漢墓から発見された孫臏兵法(抄訳)が付記されています。
冒頭に置かれた解題が書全体を解説し、それぞれの書には、日本語訳、原文と、原文に対しての読み下し文がついています。
武経七書を日本語訳で通読するという意味(若干の解説はあります)ではおすすめ、1つの文庫にまとめられていてコンパクトです。読み直される方にも可。それぞれの内容、時代背景(史記との関連)等を含めて深く理解されたい方は、それぞれの単独の解説書を当たられたらよろしいかとお -
Posted by ブクログ
これまで、
『老子』『孫子』『論語』『荘子』と読んできて、5冊目の中国思想本。
・法治国家と守らせる側のモラル
前提として、この人は人間を、「利害で生きるもの」としている。
つまり、
利益があればそれをやるし、
害があると思えばやらない、というのが人間だということ。
だから、
「いいことをした人にはご褒美をあげる」
「悪いことをした人にはバツを与える」
というきまりごと(法)をしっかり整備すれば国家は治まるとしている(法治国家)。
それと同時に、守らせる側の責任を説いている。
例えば、
規定の手続きを踏まずにやってきた王子の馬車を通さなかった門番を王子が罰せ