喜咲冬子の作品一覧
「喜咲冬子」の「後宮の寵姫は七彩の占師」「華仙公主夜話 その麗人、後宮の闇を斬る【電子特別版】」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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Posted by ブクログ
ものすごく骨太な架空世界の歴史小説を読んだ気分。
主人公であり女公でもあるリディエが、賢く強いけれど、脆さを持ち合わせているのが非常に魅力的だった。
彼女には作中大勢の求婚者が現れるけど、こんなに有能で聡明で誇り高い、でもどこか少し危うい弱さを抱えた女性だったらそうなるよなぁ〜という納得がある。
支えてあげたいし側で守ってあげたくなる気持ちがすごくわかる。
魅力的なヒロインだけれど、下手に守ってくれる男が現れて恋をして愛を育んで云々、と言う安易なストーリーにならなかったのも素敵。
魅力的かつ能力もある男たちは現れるし、彼女を守ってくれるけれど、安易な形で愛だ恋だとならなかった。愛の形は人
Posted by ブクログ
太っていると醜いという価値観の国。王の妃として一番不要だったため、遊牧民族の盟主へと嫁ぐ者に選ばれた貴妃。けれど婚姻前に盟主と敵対する部族にさらわれて、その部族の嫁になった。
ただ、草原では役に立てないので商才を生かせるバジー(町?)で財をなす。そしてその財で部族を助けると言う話。
確かに太って醜いとあるが、ただ顔の美醜の表現はないし太っていると言ってもどの程度かは詳しく書かれていない。読む人の価値観によって主人公のことをデブと呼ぶかそうでないか変わりそう。というのがちょっと面白いなと。
ちょうどよいテンポと情報量(冒険や恋愛)でうまく1冊に纏まってて面白かったです。