作品一覧

  • こちら救命センター 病棟こぼれ話
    3.9
    1~6巻528~660円 (税込)
    「ハイ、救命センターの当直です」「24歳の女性なんですが、眠剤を多量に飲んで意識がないんです」「わかりました。すぐ搬送してください」消防署からの依頼である。救命救急センターの電話は、途切れることがない。死ぬか生きるか24時間態勢で取り組む救命救急センターの若き青年医師と、看護婦、そして患者が織りなす、心温まるドキュメンタリー。
  • 救命センター カルテの向こう側
    4.0
    1巻1,056円 (税込)
    シリーズ累計115万部突破! 現役医師が描く、救命センターの知られざる人間ドラマ。一人暮らしで倒れているのを大家に発見され、救命センターに運び込まれた60代男性。家族がいるのかもわからないまま、重症で意識が戻らない――(「孤独死」)。喉とみぞおちを刺され、大量出血で運び込まれたが一命を取り留めた老人。意識が回復して発した言葉は、「妻を殺した」――(「刺創」)。老親への家庭内暴力、孤独死、介護疲れからの無理心中…。救急医療における「最後の砦」である救命センターにも、高齢化の波が押し寄せる。30年にわたり生死の境目を見続けてきた現役救命医が本音で綴った「命」を巡るメッセージ。
  • 救命センター カンファレンス・ノート

    Posted by ブクログ

    命を救う最前線の現場の状況が分かる内容です。
    作中には医療分野でよく聞く表現が使われていますが、その表現について分かりやすい解説がされているため、医療分野で働いていない方でもイメージが付きやすいかと思います。

    また、現場の状況だけでなく現在直面している救命医療の問題に言及しているようにも捉えられます。
    患者収容不可の話や高齢者の延命治療など、限りある医療資源をどのように使っていくか・命を救うために行ったことがその後の患者の生活へ与える影響について考えさせられるものです。働いている医療従事者は問題と直面し葛藤しながら、搬送されてくる患者を救おうとしているが伝わってきます。

    今一度、医療の現状

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    2024年04月22日
  • 救命センター カンファレンス・ノート

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    救命救急センターの医師視点による、救急患者やその救命のための医療に関する物語。救命救急センターでの朝の申し送り風景を切り取った形式で書かれている。
    ただ、救急医療と聞いて想像するような、ドラマのような医療現場の描写とは一線を画している。本の紹介文には緊迫の医療現場を描いたなどと書かれているけれど、ちょっと違う印象を受ける。脱力系というか、ある種の諦観というか。タイトルに「それは死体!?」とか「それは無駄!?」とかが並ぶのが象徴的。
    とはいえもちろん、やる気のない医者であるとか、そういったことではない。むしろ救命の現場で奮闘してきたからこそのリアルな視点なのだろうと思う。救急医療とは対極にあると

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    2024年01月06日
  • こちら救命センター 病棟こぼれ話

    Posted by ブクログ

    医療従事者によるユーモアたっぷりな現場ルポ。人生の教訓的アドバイスも散りばめられている。もし自分が緊急救命センターにお世話になることがあるとしたら、浜辺先生に診ていただきたい。

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    2022年07月24日
  • 救命センター「カルテの真実」

    Posted by ブクログ

    浜辺先生のシリーズは、今まで読んだどの本も
    引き込まれるし、深い洞察があり考えさせられる

    終末期医療と救急を分けること
    救急車を、軽症者が呼ばないこと

    目の前で、老親が苦しめば助けたいと思うのは人情

    しかし助かるはずの若い命をみすみす無駄にしないために、社会全体の利益も考えたい

    0
    2021年05月18日
  • 救命センター カルテの向こう側

    Posted by ブクログ

    この本は、救命センター「カルテの真実」に収録されているとのこと

    この本に、「虐待」の項を追加したもの。

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    2021年05月18日

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