作品一覧

  • 江戸の坂 東京の坂(全)
    5.0
    1巻1,430円 (税込)
    東京は坂の街。「その名は江戸っ子気質そのままで、単純明快、即興的で要領よく、理屈がなくて、しかもしゃれっ気があふれている」。富士を眺められる坂は「富士見坂」、海を望む坂は「潮見坂」、墓地のそばの坂は「幽霊坂」、赤土の坂は「赤坂」、急な坂は「胸突坂」…。東京の坂道と、その名前を見つめると、江戸庶民の暮らしと心が浮かび上がる。東京中を隈なく歩き、古書や古地図を渉猟して、坂道に織り込まれた歴史を辿る。「坂道」研究というジャンルを確立し、いまなお坂道ファンのバイブルと親しまれる古典的名著。本書を片手に散歩すれば、いまも江戸を垣間見られる。
  • 江戸の坂 東京の坂(全)

    Posted by ブクログ

    70年1月に発表された「坂」本元祖。著者は都立高校の事務室に勤務していた市井の研究者だが、この本が契機となり坂ブームが起き、港区などで坂の由来を記した標識が立つにいたったという。昭和40年代に撮影された写真が多く収納されている。巻末の索引が秀逸。自炊して持ち歩く予定。

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    2011年10月24日

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