作品一覧

  • ジプシーと呼ばれた少年
    3.0
    虐待、差別、一族の厳しい掟―― ロマ族に生まれた著者が、閉ざされた世界を初めて明かす衝撃のノンフィクション! 全英ベストセラー第1位! 感動的で、示唆に満ち、愉快で、信じられないほどショッキング。 ――ヒート誌 ロマ族の目を通して見たロマ族の世界。今までの見方や考え方が覆る。 ――ワシントン・タイムズ紙 強烈で、痛ましく、ユーモアがある。 ――ニューヨーク・タイムズ紙 ロマ族に生まれ、トレーラーで転々としながら育ったマイキー。 男は強くあれという一族のなか父親から絶えず暴力を振るわれる日々は気弱な少年にとって地獄のようだったが、 閉鎖的なロマの社会に逃げ場はなく、唯一かばってくれた叔父からは性的虐待を受ける。 やがて自分が同性愛者だと気づいた彼は絶望と共に家を飛び出すが…… 虐待と偏見、閉ざされた世界と壮絶な過去を綴った衝撃の自伝。
  • 黒い羊
    4.0
    1巻990円 (税込)
    誰もが人には言えない秘密を持っている。すべてを奪われた彼女の敵は誰なのか――。怒濤のサイコ・スリラー! 地元ラジオ局のDJとして成功し脚光を浴びてから、ネッサの悪夢は始まった。夫は人が変わり、何者かがSNSで彼女の名を騙っては過激な差別発言を繰り返し、仕事も家庭も次第に崩壊していく。そんななかブログに投稿された、謎めいたコメント。そこには、ネッサが捨てた本当の名前が匂わされていた……。異常なストーカーの正体、そして誰にも知られてはならないネッサの過去とは――。
  • プリズン・ガール
    4.0
    1巻1,100円 (税込)
    父は18年間、わたしを世間から隔離し鍛え上げた。今日、その父が死んだ――。国際スリラー作家協会新人賞ノミネート!独創的で予測不可能、傑作サスペンス!父の教え・部屋に入るときはけっして最初に入ってはならない。・人に背後を歩かせてはならない。・建物に入るときはすべての出口の位置を確認すること。・つねに周囲に気を配り、防御態勢を整えておくこと。・いったん決断したら、迷わず実行に移すこと。 ペティは18年間、父親と二人きりで暮らし、軍人のように銃器の扱いと対人戦術を叩きこまれて育った。その父が突然亡くなり、耳を疑うような遺言が告げられる。父に代わり、気色の悪い遺言執行人がペティの生活を支配するというのだ。このままでは囚人のように一生を過ごすはめになる。ペティは隠されていた父の遺品を奪い、町から逃亡を図る。父が本当は何者なのか知るために――。
  • 致死遺伝子
    4.0
    1巻1,100円 (税込)
    メドウ、覚醒。私が死ねば世界は守られる――「殺人特区」に続く、衝撃ディストピア! 家族を奪われた少女メドウは、殺人特区を支配するシステムを破壊するために、反体制派とともに立ち上がる。だが彼女を待ち受けていたのは、忌まわしい因縁だった。システムを創り出したのは死んだはずの母親で、破壊するためにはメドウが死ななければならないのだ――。さらに、人々を死に追いやる“致死遺伝子”を見つけるため、人体実験が繰り返されていて……。緊迫のクライマックス!
  • 殺人特区
    3.0
    1巻880円 (税込)
    もう痛みすら感じない。“病”が根絶し、死すらも管理される世界――絶望の近未来を描いた、虐殺ディストピア!兼守美行き描き下ろしイラスト、豪華7点収録!■ようこそ、殺人特区へ。病という病が根絶され、人口が爆発的に増加し食糧難に陥った世界。そこはある組織によって支配され、人知れず粛清が行われて人口が調整されていた。幼い頃から父親に鍛えられ、生き抜く術を叩き込まれて育った少女メドウは、家族を飢えから救うためにその組織で仕事を得る。やがてメドウは世界の秘密を知ってしまうが……。それは偶然か、必然か――。
  • プリズン・ガール

    Posted by ブクログ

    ストーリィ事態は、先の予想がつくかもしれない。けれどヒロインと。ヒーロー(候補生)の交互の視点で、全く飽きさせずに最後まで走り抜けられる。
    とにかく構成と文章力が好みでした。

    0
    2017年05月29日
  • 黒い羊

    Posted by ブクログ

    息つく間もなくあらゆる恐怖と真実が明るみになっていく。とても熱中して読めました。
    けど、最後の伏線回収されていく場面では緊張感ありすぎて息苦しさを覚えました。

    0
    2023年03月07日
  • プリズン・ガール

    Posted by ブクログ

    badass(クール)なヒロインを時代が求めてると訳者が書いていて、映画でもたしかに「ツヨカワ」が流行ってるといえるけど、そもそもの源流はどこにあるのかしら? サラ・コナー(ターミネーター、1984年)、ニキータ(1990年)、草薙素子(攻殻機動隊、1995年)あたりがハシリだろうけど。
    ハードボイルド探偵の「タフでなければ生きていけない、優しくなければ生きていく資格がない」という理想像に憧れるのとはまた違う感じがするけれど…

    0
    2021年03月01日
  • プリズン・ガール

    Posted by ブクログ

    2023.2.28
    物語が進むにつれて、何が真実かどんどん分からなくなる所がよかった。
    ただ、ライアンが良い奴みたいになるのは納得いきません。ありゃクソ野郎ですわ。
    親父さんももっと良い手がなかったのかなぁ。。

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    2023年02月28日
  • ジプシーと呼ばれた少年

    Posted by ブクログ

    ジプシーと言えば「秘密の花園」のカミーラさんを思い出す。自然界に秀でていて占いも得意…と言う漠然とした先入観を吹き飛ばす作品。父親からの暴力シーンの連続に引いたし、それでも大切な民族、家族と言う感覚が私には理解出来なかった。

    0
    2021年02月28日

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