作品一覧

  • 季語・歳時記巡礼全書
    -
    1巻2,750円 (税込)
    THE ALFEE・坂崎幸之助の叔父にして粋と酒場を愛する不良隠居は俳人(俳号・露骨)でもあり、比類なき「歳時記」本の蒐集家だった! 正統派も個性派も、集めに集めた「歳時記」と季語の世界を軽妙なエッセイで味わい尽くす、俳句ファン悶絶の一冊。
  • 浮き世離れの哲学よりも憂き世楽しむ川柳都々逸
    4.0
    「諦めきれぬをどうあきらめた 諦めきれぬとあきらめた」──人の心のありようをうたった都々逸から、「箪笥屋は離れ座敷を嫁の部屋」など、ちょっとエロティックな川柳、破礼句(ばれく)、「世の中ね顔かお金かなのよ」といった回文まで、三五〇余りの句や歌を通して、日本人の心の機微、男女の情愛や性愛の世界を読み解くエッセイ集。
  • 東京煮込み横丁評判記
    4.0
    1巻836円 (税込)
    日の落ちないうちに町にたどり着き、商店街や路地、横丁を歩き回る。行きずりの一見客として店ののれんをくぐり、そこで、一杯。浅草、赤羽、森下、銀座……。散歩の延長のように酒場を巡り煮込みを食す、不良隠居の酩酊感あふれる23のエッセイ。「盟友」吉田類との対談を収録する。
  • 浮き世離れの哲学よりも憂き世楽しむ川柳都々逸

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    ①二階貸しますお望みならば 下も貸します後家じゃもの ②弱虫がたった一言小っちゃな声で 捨てちゃいやよと言えた晩 ③あの人のどこがいいかと尋ねる人に どこが悪いかと問い返す ④一人笑うて暮らそうよりも 二人涙で暮らしたい ⑤けんかしたときこの子をごらん 仲のよいとき出来た子だ   坂崎重盛 著「浮世離れの哲学よりも 憂き世楽しむ川柳都々逸」、2018.1発行。

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    2020年07月05日
  • 東京煮込み横丁評判記

    Posted by ブクログ

    有楽町駅前の「イトシア」がフランク永井の「~雨も愛しや唄ってる~♪」の「愛しや」から取ったものとは知りませんでしたw。銀座にも美味しい煮込みの店があるんですねw。坂崎重盛氏の「東京煮込み横丁評判記」、2015.12発行です。赤羽、丸眞正宗の小山酒造があります。「まるます家」「丸健水産」「まるよし」お馴染みです。王子、味わい深い街です。飛鳥山もいいですね。柳田公園の裏手「山田屋」、駅から数十秒「平澤かまぼこ」、共に知る人ぞ知る名店ですね。上野、「大統領」「文楽」「肉の大山」「立ち飲み たきおか」etc。
    年を挟んで、吉田類さん、BS-TBS「酒場放浪記」で大活躍でした(^-^) 同い年です(^-

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    2017年07月05日
  • 東京煮込み横丁評判記

    Posted by ブクログ

    不良隠居?の街散策(主に煮込み)エッセイです。

    ホッピー + モツ煮込み。安いけど深いですよね。

    本書には軽妙洒脱な表現やハッとする喩えが多くて人生の達人だなあと思いました。
    こういう人に私はなりたい。

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    2016年03月12日

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