作品一覧

  • フォワード 未来を視る6つのSF

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    ネタバレ

    「夏の霜」ブレイク・クラウチ
    人工知能モノ。最初は世界観が飲み込めなかったが、ゲームだとわかり、そこからは新しい人工知能の誕生にワクワクした。主人公が女性でレズビアンなのがイマドキ。でも子育てや夫婦?仲がうまくいかないところは普遍的。
    主人公と一緒になってマックスに騙された。ブライアンを殺すところはゲームと一緒だったな。
    “喉の奥に金属の味がする。”の絶望感が良かった。
    AIに愛された人類はAIのようにされてしまうのか。

    「エマージェンシー・スキン」N・K・ジェミシン
    宇宙人モノ。はるか昔に分化した地球人類だが。
    温度差がシュールで笑ってしまう。一大隠密プロジェクトのはずが、地球の人には筒抜

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    2023年08月17日
  • 異種間通信

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    最初のアポロ13的出だしの後は、一気に物語に心をわし?みされた。古典的なテレパシーネタでありながら、現代的設定によくこなれており、非常に面白い。これで終わりでも十分に面白いが、続編も期待できそうな終わり方は、今後の期待満点である。

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    2018年11月12日
  • 異種間通信

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    こういうSFは大好きだ。とても面白かった。
    未確認の宇宙船に地球からの専門家グループが乗り込んで、という題材そのものがストライクで、次は一体何が起こるのかとハラハラしながら読んでいた。
    話の繋がり方とか、場面の移り方とか、細部の構成に気になるところは多々あったのだけれど、面白いと思う気持ちが、そんな気持ちを全て上書きしてしまっていた。
    続編とかスピンオフがあるらしいから期待したい。
    160211

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    2016年02月12日
  • フォワード 未来を視る6つのSF

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    アメリカが誇る実力派SF作家の中編集。
    仮想空間内のキャラクターが人格を持ち始める編者クラウチの「夏の霜」から始まり、今や泣く子も黙る、飛ぶ鳥を落とす勢いのアンディ・ウィアーの量子コンピュータでカジノをハックする「乱数ジェネレータ」で締める。どれもモダンでキャッチー。イマドキのSF。退屈な小片などひとつもなかった。
    SF的素養はいらない。ほんの少しの想像力で豊かな読書体験ができる。よかったなー。

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    2023年04月18日
  • 異種間通信

    Posted by ブクログ

    ファーストコンタクトもので
    現代のテクノロジー云々で帯にはハードとあるけど
    テレパシー?など異星人・異種との交流は
    異星人と人類の価値観や文化の違いがあっても
    比較的ファンタジーなスムーズさ。
    では、帯にあるサスペンスは?といえば
    いかに選ばれた者たちであっても人類が、
    自らの理解を超えたり、未知のものに対して
    抱く警戒と恐怖が攻撃の形をとったときの
    不幸な結末をいかに回避できるか、にあるのかな?
    (軍人だから、人間だから、ではない理由
    背景も用意されているけど)
    異種間の問題より、人類側の理解の難しさに
    物語の重要な部分が割かれている気がする。
    続きが、構想もあるようなので、
    それも読んでみ

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    2016年01月26日

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