作品一覧

  • やとわれ寵姫の後宮料理録
    4.5
    1~2巻715~803円 (税込)
    地方の大衆食堂で働く厨師の千花は常連の貧乏皇族である玄覇から、ある仕事を持ち掛けられた。それは皇帝の“やとわれ寵姫”。何の因果か皇帝に即位することになった女嫌いの玄覇は、女除けに千花を寵姫と偽り後宮に置きたいという。王都に店を持つことが夢の千花は開店資金を報酬に期間限定で後宮に入るのだが、そこは権力と寵愛を求める女の欲望と嫉妬が渦巻いており……。「私は厨師。包丁一本あればどこででも生きていける、たとえ後宮でも」――一筋縄ではいかないトラブルも嫌がらせも美味しく調理! 敵の攻略も味方づくりも料理次第!! 果たして千花の運命は? ひと味違う、中華シンデレラストーリー!
  • 長崎・眼鏡橋の骨董店 店主は古き物たちの声を聞く
    3.0
    1巻638円 (税込)
    パワハラされて仕事を辞め、故郷・長崎へ戻ってきた結真。東京行きを応援してくれていた叔母の形見のマリア観音をそばに置きだして以来、なぜか悪夢を見るように。心配した母が「古か物にまつわる問題ば解決してくれる」骨董カフェ・一古堂へ、勝手に相談の予約を入れてしまう。しぶしぶ一古堂を訪ねた結真は、店主・司とともに、マリア観音の来歴を調べることに…? 【目次】第一話 顔のないマリア観音/第二話 オランダ商館長(カビタン)の壺/第三話 溶けた万年筆
  • 皇帝陛下の愛され絵師 ~その筆は奇跡を招く~
    3.8
    皇帝が代替わりするごとに宮廷絵師も代替わりする永華国。絵が得意な彩霞(さいか)は、ある目的のため、絵師の選考会に参加する。そこで新帝候補となった啓超と出会い、彼の専属絵師に選ばれる。彼が皇帝になれば彩霞も絵師として最高の地位を得る。しかし、「若すぎる」と反対され、まずは宮廷絵師になるための課題をこなすことに。そんな中、帝位継承を巡る陰謀に巻き込まれていく彩霞だったが…?
  • 手塚先生の恋愛指南 恋に堕ちたら赤点です!
    5.0
    没落士族の娘・環(たまき)は私立桃園学園高等女学院――通称桃女(ももじょ)の二年生。伯爵家の御曹司でありながら、桃女の家政科教師をしている手塚は、環の幼なじみで憧れの「お兄さま」! そして、桃女では巷でも噂の、超絶イケメン教師たちによる「特色ある授業」が行われている。それは、超絶イケメン教師たちからの甘い誘惑を徹底的に拒絶し続けるというえげつないもの。当然、手塚も口説いてくるわけで…? 【目次】一時間目 恋の罠にはご用心!/二時間目 課外授業は危険がいっぱい!/三時間目 高校教師VS(と)同人作家/四時間目 プロポーズは花火の下で!/放課後 恋の予行練習/あとがき
  • 魔王の花嫁と運命の書 男装王女は潜入中!
    4.0
    ローザンヌの王女セシーリアは実は魔女。弟レオンがセシーリアと魔王の婚姻を阻止したため、呪われてしまう。呪いを解くには究極の魔法書『運命(さだめ)の円環』が必要だ。魔女狩りで多くの書物を没収したヴァイスブルクの帝国図書館にある可能性が高いが、そこは女人禁制。とはいえ、魔法書は魔女にしか読めない。セシーリアは男装し、図書館へ潜入することに。そこで帝国の皇子と出会い…?
  • 天命の王妃 占者は未来を描く
    3.4
    売れない石占い師の少女・明霞。お客が全く来ず暇な毎日だったが、ある日訪れた皇族の青年・無憂を占い、「1ヶ月後に死ぬ」という最悪の卦を出したことから運命は急展開! 無憂の親友だった従兄の策略で彼と結婚させられ、王妃として都で暮らすことになってしまう。無憂の占い結果が気になり、1ヶ月だけは彼と共にいると決めた明霞だが、国を揺るがす陰謀に巻き込まれてゆき…!?
  • ななつぼし洋食店の秘密
    3.0
    1巻550円 (税込)
    没落華族の令嬢・十和子に新興企業の若社長・桐谷との結婚話が持ち上がる。金が欲しい兄と箔をつけたい桐谷の利害が一致した格好だ。お見合いの席で十和子は「自分に一切干渉しないこと」と条件を出す。なぜなら十和子は下町で洋食店を営んでおり、関東大震災で行方不明になった店主・一哉が戻るまで店を守るつもりなのだ。だが、意外にも桐谷は条件をのみ…?
  • 公爵様のパティシエール 死神とマドレーヌ
    3.0
    天涯孤独の少女・レティシアはパティシエール。ある日、火事で自宅を失ったところ、店の常連客・アンリから「〈黄金のマドレーヌ〉を焼いてほしい」と声をかけられる。実は彼は『死神』と呼ばれる公爵様で、伝説のマドレーヌを食べさせたい客がいるという。〈黄金のマドレーヌ〉は亡き祖父が焼いたもの。その味を再現したいと願うレティシアは、公爵家の臨時お抱えパティシエールとなり…?

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!