作品一覧

  • 常岡さん、人質になる。
    3.8
    1巻838円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 アフガンで“タリバンに拘束された!”と報道され、157日間拉致されていたジャーナリスト、常岡浩介氏の拉致~解放~帰国までの人質騒動を描いたコミックエッセイ。マスコミ報道のおかしさ、人種のギャップ感、真実の取り違いなどをコミカルに描き、事件以来はじめて、真相と真実を明かした問題作!?が登場。
  • ロシア 語られない戦争 チェチェンゲリラ従軍記
    4.0
    1巻817円 (税込)
    プーチンという強力な独裁者により、未曾有の経済発展を遂げたロシア。だがその影で何が行なわれていたのか……。世界紛争地帯の取材を続ける著者が、1年半ものあいだ行動を共にしたチェチェン独立派ゲリラ部隊での体験を綴る、渾身のルポ。野営の日々、地雷原突破、ロシア軍戦闘ヘリからのミサイル攻撃。加えて、元諜報機関員リトビネンコ暗殺事件に象徴されるロシア秘密警察の活動の実態--著者自身がロシア秘密警察に16日間拘束された--や、欧州へ流出しているチェチェン難民の逃避行に同行した体験を記す。
  • 常岡さん、人質になる。

    Posted by ブクログ

    常岡浩介。戦場ジャーナリスト。2001年、グルジアで身柄を拘束
    される。2004年、ロシア秘密警察に逮捕されて国外退去。

    2度あることは3度あるって訳じゃないのだろうけれど、3度目は
    日本国内でも大きなニュースとして扱われた。

    2010年4月、アフガニスタンでタリバンの幹部を取材直後に誘拐
    された。

    その過程を漫画にしたのが本書である。笑っちゃいけなんだが
    笑ってしまうのだ。いや、本人はきっと大真面目に人質になって
    いたのだろうし、誘拐した方も大真面目に誘拐したのだろう。

    でも、まぬけなの。誘拐犯は日本大使館に電話したはずなのに、
    繋がったのは毎日新聞の記者だし、最新型の携帯電話の使い

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    2017年08月19日
  • ロシア 語られない戦争 チェチェンゲリラ従軍記

    Posted by ブクログ

    「甦る怪物」として豊富な天然資源を背景に未曾有の経済発展の陰で、「闇の戦争」が行われているロシア。本書はフリージャーナリストである筆者が一身を賭して綴った貴重な記録であるいえます。今だからこそ是非。

    僕がこの問題に興味を持ったのは映画「コーカサスの虜」を見てからで、これが現在でも続くチェチェン紛争というものを知るきっかけになりました。筆者はフリージャーナリストとして世界各国の紛争地帯を渡り歩き、ここでは1年半ものあいだ行動を共にしたチェチェン独立派ゲリラ部隊への従軍取材や、取材中のイングーシ共和国でのロシア秘密警察(通称「FSB」)による拘束などの経験を通して、われわれが知ることのないロシア

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    2013年07月05日
  • ロシア 語られない戦争 チェチェンゲリラ従軍記

    Posted by ブクログ

    著者が常岡さんというきっかけで読んだに過ぎず、ロシア情勢、ましてやチェチェンについて予備知識ゼロ。だけどもチェチェンで何が起こっているのかというのと、イスラムというのがどういうことの一端を著ることができた。あとはロシアの諜報。中国、北朝鮮、ロシアという隣国でこんなことが起こっているというのが改めて驚き。

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    2012年02月06日
  • ロシア 語られない戦争 チェチェンゲリラ従軍記

    Posted by ブクログ

    隣国であるにも関わらずロシアの事を知らなすぎたと痛感。かなりチェチェン側の肩を持った内容だが、ロシア政府側のリークが垂れ流されている現状を考えると資料的な価値は非常に高いように思えた。チェチェン戦争の悲惨さよりもロシア政府のマスコミでは描かれることのない陰湿さが個人的に印象に残った。

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    2011年02月11日
  • ロシア 語られない戦争 チェチェンゲリラ従軍記

    Posted by ブクログ

    【キーワード】ロシア、チェチェン、戦争、ジャーナリスト

    新書でこのような従軍記が読めるのはすごいことだと思います。著者が実際にチェチェン独立派にジャーナリストとして従軍してた時の記録ですが、資料や人づてに聞いた話ではなく、銃を向けられ、ロケットに狙われ、死にそうになった経験を持つ著者の言葉にはとても迫力があります。

    この本を読むまでは、チェチェンの武装勢力のことは全然知らなかったしとても残忍な人たちだと思ってました。ですが、この本に書いてある人たちはイメージとはまるで違うものでした。むしろ対立勢力であるロシアの方がよっぽど酷いことをしていると感じました。

    純粋な信仰心からイスラム教に改宗

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    2010年08月30日

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