ダニエル・パウル・シュレーバーの作品一覧 「ダニエル・パウル・シュレーバー」の「ある神経病者の回想録」ほか、ユーザーレビューをお届けします! 作者をフォローする フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
作品一覧 1~1件目 / 1件<<<1・・・・・・・・・>>> 新着順 新着順 人気順 評価高い順 価格安い順 価格高い順 ある神経病者の回想録 3.0 学術・語学 / 哲学・宗教・心理 1巻1,650円 (税込) 「神」の言葉を聞き、崩壊した世界を再生させるために女性となって「神」の子を身ごもる……そんな妄想に襲われた一人の男は、みずからの闘いを生々しく書き綴った。それは、1903年に公刊されて以来、フロイト、ラカン、カネッティ、ドゥルーズ&ガタリなど、幾多の者たちに衝撃を与え、20世紀の思想に決定的な影響を及ぼした稀代の書物である。世界を震撼させた男が残した壮絶な記録を明快な日本語で伝える決定版。(講談社学術文庫) 試し読み フォロー 1~1件目 / 1件<<<1・・・・・・・・・>>> ダニエル・パウル・シュレーバーの詳細検索へ
ユーザーレビュー 一覧 >> ある神経病者の回想録 学術・語学 / 哲学・宗教・心理 3.0 (1) カート 試し読み Posted by ブクログ ある朝に、女性になってみたらどんなに素晴らしいかという思いを持った男の回想録。そうした思いに病気のさまざまな症状が重なった結果、異様な妄想世界が作り上げられている。彼は今でいう統合失調症と診断されてはいたものの、しかし現にこれだけまとまりのあるものを理性的に書きあげている点で正常であると言える。(実際に裁判でも、この手記を基に禁治産者宣告が解除されている。) 彼は本当は正常なのか、それとも異常なのか。そうした正常と異常の境界を問う格好の材料となる書物であり、理性的なものを強く打ち建てようとする西洋思想の中でも重要な書物。 0 2016年01月31日