エクトール・マロの作品一覧

「エクトール・マロ」の「家なき娘」「家なき子」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 小学館世界J文学館 家なき子
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    1巻1,320円 (税込)
    ※本作品は『小学館世界J文学館』(紙版)に収録されている同タイトルの作品と同じ内容です。 かあさん、ぼくはすっかり家族に見放されたんだって思っていた。 フランス中部にあるシャヴァノン村。大好きなかあさんと暮らしていた少年レミは、貧しくても幸せだった。ところが8歳のとき、パリへ出稼ぎに行っていた父さんがケガをして戻ってきてから生活が急変する。レミは赤ちゃんの時にさらわれて捨てられたところを、父さんが謝礼金を目当てに育ててくれていたのだ。実の親が訪ねてくることもなく謝礼金ももらえそうにないとわかり、父さんはレミを孤児院へ連れて行こうとする。そのとき話を聞いていた旅の芸人ヴィタリス一座の親方が、レミを買い取る。レミは大好きなかあさんと別れて旅芸人と出発することになる。さみしいレミの心を一座の犬のカピが寄り添ってなぐさめてくれる。カピにふれられると心苦しさがとれて疲れや悲しみを忘れられるのだ。レミとカピは親友になった。一座のヴィタリス親方は、生きるためにお金をかせぐことをレミに教えてくれた。村から村へと旅を続ける間も、字を、歌を、歴史をレミのために教えてくれた。そうしてパリを目指して旅を続けて行きながら、レミには次から次へとさまざまな試練が襲いかかる。いつかレミに幸せはくるのだろうか……。(新訳) ※この作品は一部カラーが含まれます。
  • 家なき子(上)(新潮文庫)
    4.3
    1~2巻781~869円 (税込)
    優しくぼくを見つめる、母と思っていたその人は母ではなかった。ぼくは捨て子だったのだ……。家を追われた8歳の少年レミは、謎の老旅芸人ヴィターリスの一座に加わり、芸をする動物たちとともに巡業の旅に出発する。大都会から炭鉱町まで、時に厳しい荒野を渡り、吹雪を耐え、川を越え――レミは真の幸福を求めて旅を続ける。時代を超えて読み継がれるフランスの児童文学の傑作を完訳!
  • 小学館ジュニア文庫 世界名作シリーズ 小公女セーラ
    4.0
    1~10巻715~825円 (税込)
    児童文学もジュニア文庫におまかせ! イギリスの寄宿学校に暮らす主人公のセーラは、裕福な家庭で育った気立ての優しい女のコ。 そんなセーラに突然不幸が訪れる。父親が亡くなって無一文の孤児となってしまうのです。 それまで優しく接してくれた先生や友だちの態度は一変、セーラを屋根裏部屋に追いやって下僕のように扱うのでした。 でも、セーラは決してへこたれません。持ち前の明るさで、どんなにひどい仕打ちにも耐え、頑張り続けます。 そんなある日、夢に描いていた魔法のような奇跡が訪れて……。 強く生きること、夢を見続けることの大切さを教えてくれる一冊です。 ※この作品は底本と同じクオリティのイラストが収録されています。
  • 家なき娘(上)
    4.4
    1~2巻770円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 インドからパリまでの長い旅の途中で、父も母も失ったペリーヌは、フランス北部にある祖父の工場まで一人たどり着く。祖父は、ペリーヌの父を勘当していた。インドで生まれた孫のペリーヌを受け入れるわけがないと思ったペリーヌは、身分を隠し工員として働きはじめる。近くの無人の小屋を手に入れ、たった一人で住み始めるが、一人暮らしは、ペリーヌにとって思わぬ喜びの連続であった。アニメ「ペリーヌ物語」の原作。「家なき子」とともに19世紀フランス児童文学の傑作の完訳。
  • 家なき子〈上〉
    4.0
    1~3巻770円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 りっぱな産着に包まれたまま捨てられていた少年レミは、ヴィタリス老人と三匹の犬と一匹の猿からなる旅芸人一座に売りとばされた。しかし、少年は、優しく苦労人である老人と共に、フランスの各地を旅してゆくうちに、さまざまな人生の教訓を得、強くたくましく成長していく。時代を超えて読みつがれ、マローの名を今に残すことになった名作の完訳版。
  • 家なき娘(下)

    Posted by ブクログ

    これは違う翻訳者、出版社でも読んでみたい。思慮深く、忍耐強く、そして分からない事は聞く。私には全てにおいてもっていない性格で、母親と孫娘を批判し会う必要もないと言われた時も辛抱強く、全否定するのではなくもしかしたらいい人かも。会えば考え方が変わるかもと周りの大人のへりくだる態度ではなくもしかしたら出ていけと言われるかも知れないのにちゃんと自分の意見を言えるのはすごい。そして自分の母親を悪く言っているし、もしかしたら自分が孫娘だと知ったら放り出されるのを承知で正しいと思える事をいう勇気と強さは多分何度読んでも感動すると思う。
    書いていて手元にもっていたい一冊となってきた。

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    2024年01月22日
  • 小学館ジュニア文庫 世界名作シリーズ フランダースの犬

    Posted by ブクログ

    なぜ今になってこの本を読みたいと思ったかというと、

    ①フランダースはベルギー(大陸ヨーロッパ)のお話なのに、作者ウィーダはイギリス人だったという衝撃

    ②主人公ネロはルーベンスの絵を見て死んだという事実を聞き、美術好きの自分としてはその経緯を見ておきたいと思ったから。

    結末はなんとなく知っているはずなのに、児童文学なのに、終盤は読みながら涙が出てきた。悲しいけれど良い話だった。

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    2023年09月01日
  • 家なき娘(下)

    Posted by ブクログ

    途中まで岩波文庫の旧字体で読んでいましたが断念し現代語訳で読み直し。現代語の方が文章がすいすい入ってきて純粋に物語を楽しめました。

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    2022年05月08日
  • 家なき子(上)(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    さまざまな出会いと別れを繰り返して逞しく成長するレミの姿に元気づけられます。下巻ではどんな旅が繰り広げられエピローグが待っているのか楽しみです。

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    2022年04月07日
  • 家なき娘(下)

    Posted by ブクログ

    (上巻感想の続き、ほとんどアニメ版との比較)
    下巻はほとんどアニメと同じなのだけど原作はロザリーの父親がいなかったりファブリの役目が違ったり女性の家庭教師がかなり重要で、どれも本筋やテーマは変えてないけれどベローム先生はアニメにも出してほしかった。あとヴュルフランの誕生日のやって欲しかったなあ。
    アニメではペリーヌがファブリさんと気が合いそうでいつか結婚するのでは?と思ったけれど原作でも描かれるのはペリーヌの少女期だけだった。とりあえず原作を読んでよかった。ほんとうにドラマチックな名作だと思う。
    おじいさまの「しあわせに暮らそうね…家族で」という柔らかい言葉が好き。
    それにくわえて解説もかなり

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    2022年03月19日

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