角川文化振興財団の作品一覧

「角川文化振興財団」の「武蔵野樹林」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 武蔵野樹林 vol.1 2018秋
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    1~13巻946~1,980円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 1)3つの総力特集と骨太の連載を収録。 2)グラビアは国木田独歩の玄孫国木田彩良 3)読み応え満点の評論、エッセイ。レポート、コラムの愉しに 4)水戸部功による美しいデザイン、読みやすいレイアウトーー というまったく新しい雑誌の登場。 執筆陣は、中沢新一、赤坂憲雄、松岡正剛、陣内秀信、永田和宏、山極寿一、内田樹、 藻谷浩介、齋藤孝、小池真理子、金原瑞人、大澤信亮、宮台真司、ほか豪華な顔ぶれ。 徹底的にオリジナルな美しい雑誌です。
  • 短歌 2024年3月号

    Posted by ブクログ

    特集は桜、さくら、サクラ。


    <世の中にたえて桜のなかりせば春の心はのどけからまし>
      在原業平『古今和歌集』

    <夜半さめて見れば夜半さえしらじらと桜散りおりとどまらざらん>  馬場あき子『雪鬼華麗』

    <夕闇の桜花の記憶と重なりてはじめて聴きし日の君が血のおと>  河野裕子『森のやうに獣のやうに』



    大野道夫さんの論考 短歌の「桜」と俳句の「桜」
    短歌の抒情・俳句の叙景
    が興味深かったです。


    短歌と俳句の比較の試み

    <ひさかたの光のどけき春の日に静心なく花の散るらむ>  紀 友則『古今集』
    <ちるさくら海あおければ海へちる>
      高屋窓秋『白い夏野』

    <清水へ祇園をよぎる桜

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    2024年04月09日
  • 短歌 2024年2月号

    Posted by ブクログ

    ベルガモットさん、佳作掲載おめでとうございます!


    川野里子さんと睦月都さんの特別対談「ふたつの漂流感」。これが読めただけで、この本を購入した価値はあったと思いました。
    睦月都さんの歌集『Dance with the invisible』も川野里子さんの歌集『ウォーターリリー』も両方購入してだいぶ前から持っていたのですが、全然読解できず困っていました。
    何も知らずにレビューなどしていたらと思うと怖ろしいです。

    このお二方の歌集は連作であるというところがポイントであるとわかりました。
    話の途中に何度も出てくる葛原妙子の歌集も持っていましたが、やっぱり私には難しくてわからない。
    この対談は私に

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    2024年03月04日
  • 短歌 2023年12月号

    Posted by ブクログ

    ベルがモットさんのレビューを拝見して、今まで角川短歌は敷居が高そうだと思っていたのですが、購入しました。ありがとうございます。

    ベルがモットさん秀逸掲載、おめでとうございます!

    これは凄い短歌の本だと思いました。
    これ一冊あれば一カ月たっぷり楽しめます。
    それ程、短歌、情報量がたくさんありました。


    家で購読している読売歌壇の選者である栗木京子さん「短歌ください」の選者の穂村弘さんの巻頭作品28首より引きます。


    健気なかたち  栗木京子
    <一人暮らし始めし頃はよく花を買ひてゐたりと思ふ雨の夜>

    <灰色の時間泥棒現れてカナカナ鳴けば夏休み果つ>

    <月の夜に林芙美子を読みてをり彼女も

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    2024年01月04日
  • 短歌 2021年1月号

    Posted by ブクログ

    31文字で存分に表現する世界。数えれみると31文字じゃなかったりするんだけれど、お見事です。悔しい気持ち、もどかしい気持ち、辛い気持ち、恋する気持ち、など様々な気持ちを限られた文字数で見事に表現している。若くして亡くなってしか陽の目を見ることがなかったのがなんとも悲しい。

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    2020年12月16日

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