作品一覧

  • 白の予言者1
    3.5
    六公国の王子デューティフルと、かつての宿敵である外島人の族姫エリアニアとの婚約。互いに根強い恨みと反感を抱く二つの国に平和を打ち立てんとするこの縁組みを成立させるためには、黒いドラゴン、アイスファイアの首を落とさねばならない。約束を守るために、王子は神呪字諸島に向け出航する。お供は王妃の顧問官シェイド、王子の従者シック、身分を隠したままのフィッツ。さらに古き血族のウェブや〈気〉をもつ貴族シヴィルも乗りこんでいる。航海の行く手に待つものは。壮大な異世界ファンタジー〈道化の使命〉最後の幕があがる。
  • 仮面の貴族1
    4.0
    ファーシーア一族を恨むパイボルド一派から、デューティフル王子をとりもどしたフィッツ。赤船の乱で六公国に大惨事をもたらした外島人とのあいだに平和を築くべく王妃ケトリッケンがとりまとめた神呪字諸島の族姫との婚約の儀は、つつがなく執り行われることになった。バックキープにやってきた族姫エリアニアはまだ十一歳。だが並々ならぬものを内に秘めた少女だった。華やかな婚約の宴の陰に潜む外島人の思惑は? かつての暗殺者兼間諜のフィッツはなんとか探りだそうとするが……。圧倒的スケールの異世界ファンタジー〈道化の使命〉第二部。
  • 黄金の狩人1
    4.0
    六公国を危機に陥れた外島人の“赤い船団”が撃退されて十五年。王ヴェリティが去ったあと、王妃が一粒種の王子を守り育てながら、なんとか平穏に国を治めてきた。一方、ヴェリティの兄であった第一王子の庶子フィッツ、暗殺者の弟子で、今やファーシーア一族の〈技〉を継承する唯一の生き残りとなった彼は、絆を結んだ狼と、訳あって育てている孤児の少年とともに、隠遁生活を送っていた。だが、かつての師シェイドの突然の来訪が、彼を再び運命の渦に投げこむことに……。圧倒的なスケールの異世界ファンタジー〈ファーシーアの一族〉続編、壮大な三部作、堂々開幕。
  • 白の予言者4

    Posted by ブクログ

    表紙は
    道化を抱きかかえているフィッツ。よく見ると道化のお腹あたりの上に雄鶏の冠が載っている。冠には血のような赤っぽい色が。
    左下にブリッチとネトル。
    右下には異人の浜でフィッツが拾った羽根。
    右端中央あたりに猫っぽい動物?がいるが、これは何だろうか。この巻で猫だとしたらシヴィルの猫くらいしかなんだが、全く活躍しなかったのにそれはおかしいのでは。

    道化が復活するシーンが。いきなりの展開でよくわからなかったが。


    フィッツが完全になるシーン。フィッツは石に苦痛・感情を入れていたのだ。

    148
    フィッツがモリーへの覚悟を決める。
    「人生がつくりだした混沌から逃げてはならない」

    186
    フィ

    0
    2018年10月15日
  • 白の予言者3

    Posted by ブクログ

    表紙は「蒼白の女」後ろはティンタリア。右下の弓を持っている少年はスウィフト。

    120
    脱出したフィッツが島に来た群れの心ブリッチと再会する。

    201
    誤植?
    「わたしに課そう決めた」

    220
    誤植
    「誰がが教える」

    260
    ドラゴンの交尾を理解できないエリアニアにデューティフルがキスする。

    277
    ロングウィックとフィッツの会話

    0
    2018年10月15日
  • 仮面の貴族3

    Posted by ブクログ

    表紙は横顔のフィッツ。精悍である。手前は技の柱?
    右上ははっきりと判別できないが、なんとなく手前がシックと奥がネトル?
    この仮面の貴族シリーズの表紙は好きだなぁ。
    改めて、文体が良い。人物によって言葉遣いを的確に変えているのがわかる。安心して読める。

    この巻には見所がたくさんある。今までの読者へのご褒美的なものが。

    43
    戦士ウィムとのやりとり
    47
    スターリングとフィッツの和解
    105
    瀕死になったことで、ケトリッケンのフィッツへの想いを再確認
    179
    デューティフルが、フィッツの正体を知り、それをフィッツに話す。
    このシーンはかなり感動。ペイシェンスのフィッツへの想いとかいろいろ混じっ

    0
    2018年10月15日
  • 黄金の狩人2

    Posted by ブクログ

    表紙は、
    -ゴールデン卿こと道化
    -ローレル
    -バジャロック
    そして、犬とか猫とか。

    フィッツがバックキープに戻るところから、
    ローレルとディアキンが逃げ出すところまで。

    見所はバックキープに戻ったフィッツ。戸惑いと懐古。
    -ケトリッケンとの再開のシーン
    -シェイドが「ハップのことは無条件に頼んでくれれば良かったのに!」のシーン。「わたしのことを信じていなかったのか!」
    シェイドは、デューティフル救出をしないとハップの面倒を見てくれないと、ハップが思っていることが悲しかったのだ
    -バックキープの隠し通路が開かされる
    -ローレルという女狩人
    -ゴールデン卿のモテ具合
    -フィッツが従者として暗

    0
    2018年10月15日
  • 黄金の狩人1

    Posted by ブクログ

    『ファーシーアの一族』の続編らしい。15年後という設定。
    わたしはこの前作は未読なので、そのうち手にとってみようか。前作を知らないけれど、この「道化の使命」三部作の幕開けは面白かったです。

    隠遁生活をしていたフィッツだが、王子が行方不明。かつての王の道化とともに、王子を探して連れ戻す。それに「古き血族」や〈気〉と〈技〉が絡んでくるという、簡単にいえばそんな話。

    途中に出てくる猫が、膝にあがるぞ、とか言ってるのがいいね。
    実際にそんなこと言ってるのかな~なんて。
    狼であるナイトアイズの話し方もいいな。

    0
    2012年09月15日

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