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「針生悦子」の「言葉をおぼえるしくみ ――母語から外国語まで」「赤ちゃんはことばをどう学ぶのか」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「針生悦子」の「言葉をおぼえるしくみ ――母語から外国語まで」「赤ちゃんはことばをどう学ぶのか」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
早いうちから外国語に触れさせると楽にその言語を使いこなせるようになるという親の考えを検証し、それは違うということを研究により解説していく。
最後にバッサリと1歳前後の子供に馴染みのない外国語のオーディオなどを与えてもあまり効果はないと斬っている。
早い段階から母語以外の言語環境の中に入れれば第二言語の習得も早いと思われがちだがそうではない。第二言語を習得していっている裏では母語の習得が遅れていくか、習得した母語が欠落していっていることにも注目すべき。
脳の可塑性がなくなるある程度の年齢8歳頃〜になると、母語も保ちながら新しい言語も習得できるようになる。
英語でコミュニケーションが取れないこ
Posted by ブクログ
今まさに赤ちゃんの英語教育について悩み中…
当方、英語は幼い頃から習わせてもらったものの、結局習得できずかなりコンプレックス。親のエゴだけれども、できるようになってもらいたい…!
読んでみて、今は"英語を嫌いにならない"くらいに目標設定すべきか…と考える。結局は本人の意思だな。
自分用メモ
8ヶ月で頻出単語は馴れる
オーディオ・ビデオ環境では母語以外の聞き分け向上はみられない。母語のイントネーション等を聞き分けているため、母語以外に注意を向けない、赤ちゃんにとって必要ない。
バイリンガルとは、2人のモノリンガルが内在するという訳では無い。他人からは分からなくても、優位な言
Posted by ブクログ
外国語を学ぶにあたって早期教育が必ずしも良いわけではない。
赤ちゃんに話しかければ話しかけるほど言葉が早いと言うが(もちろん少ないより多い方が良いのは前提として)、赤ちゃん自身が単語とそれが指すものの意味が一致していることに気付いていなければならないことに気付かされた。
考えてみれば確かにそうだ、読むまでは考えつきもしなかった、ということが多く書かれていた。私たち大人たちの常識とはかけ離れているところから赤ちゃんの言語習得はスタートする。
赤ちゃんに大変な努力があること、自分にも赤ちゃんのときには知らずに努力していたことを想像し、面白く読めた。
Posted by ブクログ
まだメモ状態です。
子供は楽々と言葉を覚える。
3歳くらいで完璧な母語の使い手になる。
子供のうちから英語に触れていたらバイリンガルになれたのに。
そんな巷に溢れる噂の真偽をひとつひとつ実験してあきらかにする。
赤ちゃん相手にはそんな実験方法をとるのか、と面白い。
その言語ならではの音を聞き分けること(しかし、男性vs女性、機嫌の良い時vs怒っている時の声色は同じ音だと捉えなければならない)の難しさ。
1歳半ごろには「私とモノ」「私とあなた」の二者だった世界が「私とあなたとモノ」の三者の世界になる。
ガバガイ問題
ものを指したときに出てくる名前は「基本レベル」のカテゴリー名。
それは