作品一覧

  • 里見家の宝をさがせ!
    4.0
    1~4巻891円 (税込)
    茅ヶ崎にくらしていた杏珠は、千葉県市川の古いお屋敷にひっこしてくる。その家には三つの家訓が伝えられていた。    ひとつ。菊を植えるべからず。    ふたつ。日光に行くべからず。    みっつ。家宝を売るべからず。 家宝がなにかは、だれもしらないのだという。 お屋敷の前の持ち主、千鶴子さんと親しかったというなぞの美少年(?)陸は、それが『南総里見八犬伝』で有名な千葉の大名、里見家の家宝ではないかという。 杏珠は、陸とともに、お宝をさがしてみることに!
  • 紅の魔女
    5.0
    選ばれた者しか読めない魔法の本<サロモンの書>と ものいうネズミ、パルメザンとともに旅にでた少年ノア。 たちよった街は、かつて魔女狩りがおこなわれ いまは、新女王来訪にわきたっていた。 ノアは、そこででなぞめいた女性に出会う。 『青の読み手』からつづく 1冊の本をめぐり紡がれる長編ファンタジー第2弾。 「悪用されるくらいなら、サロモンの書は 永久にうしなわれたほうがましだ。 悪魔を呼びだせる書物には、世界をほろぼす力があるのだから。」 (ちっ、そうきたか。)  ノアは、すばやく考えをめぐらせた。 (本文より)
  • 青の読み手
    4.2
    王都の貧民街で暮らす少年ノアは、ある日、奇妙な依頼をうける。 <修道院から、ある本を持ちだしてほしい。> 依頼主の黒ずくめの男爵は、本と引きかえに、ノアが姉と慕う少女の行方を教える、という。 怪しみながらも、情報ほしさに依頼を受けたノアは、首尾よく修道院に忍びこむ。しかし、盗もうとしたその本は、選ばれし者だけが読むことのできる魔導書<サロモンの書>だった。 やがてノアは、囚われの王女や、人語を話すネズミと出会い、依頼主である謎の男爵の正体にせまっていく。 1冊の本をめぐり紡がれる長編ファンタジー。 「あなたも、いっしょにいらしてください。」 「おれも?」 トマスは、ノアの青い瞳を見つめた。 「あなたこそ、〈青の読み手〉にちがいない。 わたしたちは、ずっとあなたをお待ちしていたのです。」 (本文より)
  • おひさまのワイン
    -
    1巻1,188円 (税込)
    みんなが楽しみにしているクリスマス市が始まり、仲のいい双子の兄リンドと妹シェリーも繰り出す。しかしいつも人気のゾンネおばさんのお店がない代わりに、悪い魔法使いのカルトが店を出していた。赤鼻のカスパーが中心となって、シェリーたちは立ち上がる。

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  • 青の読み手

    Posted by ブクログ

    貧民街で暮らす少年ノアが主人公。姉のように慕う少女を捜すために引き受けた依頼から、恐ろしい宿敵との闘いに巻き込まれていく。ノアを取り巻く、王女や僧侶、話すネズミなど、登場人物も多彩で、これからの展開に期待大の、第1巻。

    0
    2023年10月31日
  • 紅の魔女

    Posted by ブクログ

    『青の読み手』シリーズ第2弾。
    サロモンの書に浮かんだ『ナントの魔女』という言葉を頼りにパルメザンと旅に出たノア。途中、かつて魔女狩りが行われた街に立ち寄る。その街の権力者はある陰謀を企てていた。

    魔女狩り、拷問など恐ろしいワードも出てくるが陰謀に立ち向かうノアやパルメザンにハラハラドキドキして2作目もとても面白かった。伏線もあって楽しめた。

    ノアがなぜサロモンの書を読めるのか?はまだ明らかになってないし、今後の修行やノアをよく思ってない人々からの扱いはどうなるのか⁇
    謎はたくさん残ってて今後も非常に楽しみな作品。

    0
    2023年10月18日
  • 青の読み手

    Posted by ブクログ


    一冊の本を巡るファンタジー第一弾。
    貧民街の少年・ノアが一冊の本を修道院から盗むように男から依頼を受ける。

    読みやすく程よいページ数の中にファンタジーの楽しさがギュッと詰まってる。面白くてあっという間に読み終えた。

    平澤朋子さんの表紙がとても好み。中の挿絵も素敵だった。

    0
    2023年09月03日
  • 紅の魔女

    Posted by ブクログ

    先日、『青の読み手』を読み終えて、まさか続きが出ていたことを知り、そのままの勢いで読みました。こういうお話好きだな〜

    今回は街を出てナントの魔女を探しにいくお話。
    ノラの賢さやずるさが、ただ正義まっしぐらな主人公でなくて、それもいいポイント。
    セシルも正当なおとなしくて品のある女王ではないところがいい。

    まだ続きそうな展開に今後が楽しみです。

    0
    2022年09月11日
  • 青の読み手

    Posted by ブクログ

    絵やお話の雰囲気から外国の絵本みたいだった。
    (ちょうどデルトラ・クエストなど読んだ後だったので)

    町ネズミのノアが消えてしまったロゼ姉さんを探しているところからさまざまな出来事に巻き込まれていく。

    書物がメインに来ているというのもそそられるストーリーだった。

    なにかで見つけて読もうと思ってからずいぶん経ってしまったけど、思いがけず、最近続編が出ていたようで、すぐに続きに入りたいと思う。

    0
    2022年09月10日

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