作品一覧

  • レーニン・セレクション
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    1巻1,782円 (税込)
    レーニンの思想を俯瞰すべく、主な著作物から重要な箇所を選び抜いたレーニン選集。2024年はレーニン没後100年。
  • ロシア史 上
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    1~2巻1,650円 (税込)
    『新版世界各国史22 ロシア史』に加筆・修正を加え、上・下巻のハンディ版として刊行。 ロシアという国はどのように始まり、どのように歩んできたのか。 強力な国家こそがロシアの問題を解決するという観念がロシアの支配者をとらえてきた一方、民衆は精神と肉体の解放をもとめて国家権力に闘いを挑み、 強力な国家を幾度も転覆させてきた。ロシアの歴史は強力な国家という軸と、精神解放という軸とのあいだで揺れ動き、もがき苦しんできた人々の歴史である。 ロシアはその苦しみと模索の中でどこに向かい、人類史に何を与えるのだろうか。 上巻では、『原初年代記』に記された内容から始まり、19世紀までを扱う。
  • ウクライナ戦争 即時停戦論
    4.5
    1巻990円 (税込)
    長期化し、混迷を深めているウクライナ戦争。終わりが未だに見えない現状を深く憂慮するロシア研究の泰斗が声高に訴える停戦論!
  • 日朝交渉30年史
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    1巻825円 (税込)
    2000年に日朝国交促進国民協会が発足し、2002年には小泉首相が訪朝。金正日委員長と会談し、日朝平壌宣言を発表した。国交樹立は目前に迫ったと思われた。しかしその後数年のうちに交渉は決裂、いまや日朝関係は完全な断絶状態に陥っている。歴代の首相や外交官が試みた交渉はなぜ頓挫したのか。両国が再び歩み寄る手がかりはあるか。国交交渉が始まった1991年にさかのぼり、膨大な資料と交渉の鍵を握った当事者たちの貴重な証言から、失敗の背景を徹底検証する。
  • 農民ユートピア国旅行記
    -
    1巻1,144円 (税込)
    農業経済学者がロシア革命直後に描いた未来社会小説。スターリン下の全体主義社会への道行きとは正反対の小農経営に立つ1984年の世界。だが逆ユートピアの苦みが混じる。巻末論文=藤原辰史
  • 日本は植民地支配をどう考えてきたか
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    1巻1,936円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 植民地支配謝罪の国会決議を求める運動と、反対派の動きを記録し解説をつけた。海外の論調も掲載。
  • 北朝鮮現代史
    3.3
    1巻902円 (税込)
    1948年9月9日に建国して60年余、朝鮮民主主義人民共和国は独自の道を歩んできた。その原点となる満州での抗日闘争の時代から、金正日総書記の死までを記す通史。冷戦による分断の悲劇がもたらした朝鮮戦争、戦後の社会主義化と金日成の遊撃隊国家、さらに金正日による先軍政治(正規軍国家)までの激動の歴史を描く。

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  • ウクライナ戦争 即時停戦論

    Posted by ブクログ

    ウクライナとロシアの戦争が長引いている。しかし、ニュースでの扱われ方は、開戦時より少なくなってきていると感じ、この戦争の行く末に不安を感じていた。

    そんな折、この本に出会った。ロシアとウクライナの関係性についてあまりにも無知であったことに気付かされた。

    朝鮮戦争の事例をひいた、停戦実現についての記述が納得いくものであった。

    和田氏をはじめ、粛々と即時停戦実現に向けて行動されてきた知識人の方々に頭が下がる。

    これ以上の死者を出さないでほしい。一刻も早く即時停戦に向けて歩みを進めていくことを切に願う。

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    2023年10月27日
  • ウクライナ戦争 即時停戦論

    Posted by ブクログ

     「即時和平論」ではなく「即時停戦論」だという含みが大切と思うし、これまでの著者の経験と実績から、日本外務省、各国大使館、国内外の研究者に働きかけていく行動力も素晴らしいと思う。一部ではあるが、2022年2月以降の国際的な停戦に向けたアクションが紹介されたことも評価できる。日本の「護憲派」が、ウクライナの戦争に曖昧な態度しか示せていないという批判もその通りだろう。
     だが、それでも著者の議論には首をかしげざるを得ない点もある。すでに指摘されている通り、著者が重視する2022年3月末のウクライナ側の和平提案は、ロシア軍のキエフ侵攻の失敗が明らかになった段階で提起されたものではないか。また、停戦の

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    2023年10月04日
  • 北朝鮮現代史

    Posted by ブクログ

    金日成は日本による朝鮮併合後の1912年平壌生まれ。満州事変後の抗日戦線に参加。旗色は悪くソ連に逃げる。日本敗北後祖国に帰る。米ソにより朝鮮は南北に分断。ソ連支援の下朝鮮共産党責任秘書となり、党トップとなる。この座は死ぬまで49年間手離さなかった。
    土地改革、司法制度の整備、大学設立、男女平等法案の成立、選挙の実施、軍の創立など行う。
    南北朝鮮は米ソが五年仮統治し統一するとされていたが、米ソに交渉は難航。南北共に相手国は傀儡国家と敵視し朝鮮戦争となる。米中戦争に転換し統一は失敗した。金日成の独裁体制は強化された。60年代には党イコール国家体制が確立。
    チュチェ思想(ソ連や中国の真似ではなく朝鮮

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    2022年08月06日
  • 北朝鮮現代史

    Posted by ブクログ

    北朝鮮研究者でなくとも、朝鮮半島研究をする者なら必ず知っている著者の新書であるが、ポイントは彼が1998年に『北朝鮮—遊撃隊国家の現在』で、金正日体制を「遊撃隊国家」が継承された、と書いた部分を訂正したことにある。彼は、金正日の新しい体制を「正規軍国家」とみるとしているが、多くの韓国研究者はそれを支持しなかったという。

    新書の内容は、金日成時代(1932年から)から金正日の死までを丁寧に追って書かれている。

    国の政策ばかりでなく、重要な役割についた人の名前なども細かく書かれているため、資料としての価値も高い。

    ただ、よく知られているように和田春樹氏はもともと「ソ連」の研究者であり、ロシア

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    2012年10月24日
  • 北朝鮮現代史

    Posted by ブクログ

    北朝鮮の建国から現在までを北朝鮮政策及び外交関係を軸に概説する。
    細かい記述で論旨に疑問を感じる点もあったが、
    全体の流れを把握する意味では分かりやすかった。
    特に朝鮮戦争後からチュチェ思想に至る政局展開は
    なかなか興味深く感じた。

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    2012年08月27日

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