プロフィール

  • 作者名:荻野目悠樹(オギノメユウキ)
  • 性別:男性
  • 生年月日:1965年02月02日
  • 出身地:日本 / 東京都
  • 職業:作家

横浜市立大学商学部卒。1996年『シィンの毒』で集英社ロマン大賞を受賞しデビュー。作品に『双星記』、『デスタイガーライジング』、『黙星録』などがある。

作品一覧

  • ハゼルナ 警視庁テロ対策分室
    3.0
    1巻990円 (税込)
    犯行声明のない爆破事件が発生。犯人の意図が見えずに捜査が難航する中、神保(じんぼ)は新設の〈テロ対策分室〉に異動を命じられる。高校生のときに事故で両親と弟を失い、「なぜ自分の方が生き残ったのか」と罪悪感を抱えたまま爆弾を処理する神保に、上司の春日は危うさを感じていた。しかも今回の爆弾は、日本ではこれまでに例がないほど複雑なものだった。そして、新たな爆弾が見つかる──。
  • 黙星録1 やがて世界が燃え尽きる
    4.5
    1~3巻726円 (税込)
    二重太陽系に迫る千年に一度の大接近期。その厄災からの生き残りを賭けた二惑星の星間戦争は、膠着時代にあった。ベルゼイオン軍の新総司令官ランディスヴァーゲン提督は、和平協定のため敵地アル・ヴェルガス星系を目指す。突然提督の護衛を拝命したカーシュナーは天才提督の奇矯な振る舞いに翻弄され、そして意外な女性と再会する…。『双星記』『デス・タイガー・ライジング』に続く壮大な星間戦争史の完結篇始動。
  • デス・タイガー・ライジング1 別離の惑星
    -
    1~4巻726円 (税込)
    二重太陽系の一惑星ベルゼイオンは、太陽が大接近する千年に一度の“夏”を迎えようとしていた。そんな時、首都クローゼンナイツに暮らす医学生のミレは、純朴な画学生キバに出会った。周囲の思惑をよそに、次第に魅かれあうふたり。しかし、“夏”による災厄を克服すべくベルゼイオン政府が発令した他惑星への宣戦布告は、ふたりの運命を無残にも切り裂こうとしていた……戦乱の惑星間に展開するSF大河ロマンス開幕篇。
  • 六人の兇王子 ~ヴァイサルの血~
    -
    1~5巻990~1,045円 (税込)
    世界の破滅を目論む秘密結社で育った六人の貴公子。その身に宿る呪われし力と非情の心ゆえ、彼らは〈兇王子〉と名付けられていた。その末弟ギヴァもまた、心の裡に「人として生きたい」という思いを抱えながらも、諦観とともに破滅への戦いに身を投じていく。だが、己の運命に絶望する少女の紅い瞳が、凍りついた彼の心を揺れ動かし…。荻野目悠樹渾身の壮大なるファンタジーロマンが幕を開ける! 【おことわり】電子書籍版には、紙版に収録されている口絵・挿絵は収録されていません。イラストは表紙のみの収録となります。ご了承ください。
  • 江戸剣客遊戯 一 侍ふたり、跳ねて候
    3.0
    1~2巻628円 (税込)
    大名笠原家の江戸詰めの柊虎之介兼信は、主君から呼び出され「わしの四人目の男子を守ってくれ」と懇願される。おりしも嫡子が病没して家中では派閥争いが苛烈を極める中の密命。虎之介は渋々動き出すのだったが……
  • ソードギャラクシー 風、天を駈けよ
    -
    ――時は戦国……だったはずが、羅課帝国の異星人によって拉致・冷凍保存され、ひょんなことから3000年後の未来に蘇ったサムライ・天地助左右衛門尚虎。〈地球連合〉の少年クリスティアンを横に従え、帝国の内乱も〈地球連合〉の陰謀もなんのその、たとえ宇宙戦艦であろうと、行く手を遮るものは斬り捨て御免で突き進む! 荻野目悠樹のノンストップ痛快スペースオペラ、堂々見参!!
  • 野望円舞曲 1
    3.3
    1~11巻555~796円 (税込)
    波打つ黒髪、陶器のような頬。はかなげな姿のエレオノーラ・ファルネーゼの胸のうちには、燃える想いが秘められていた。商業国家オルヴィエートの元首である父―母を殺した男への反撥。異母兄への憤り。いつしか自分を縛りつける運命の鎖を断ち切りたいと思っていた彼女に、突然の好機が訪れた……。国家間の陰謀、渦巻く人々の思惑。敵と見方が交錯する、波乱万丈なスペースオペラシリーズ第1巻。

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  • 黙星録1 やがて世界が燃え尽きる

    Posted by ブクログ

    全3巻 『双星記』『ダイアナ記』『デスタイガー・ライジング』らの作品群の最終話。
    出版社を転々としながらも書ききってくれた作者に感謝です。
    残った謎は最初にこんな悪条件の星に住み着いた者のこと。これも書かれるのだろうか。

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    2012年05月13日
  • 野望円舞曲 10

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    シリーズ最終作。主要人物の殆どすべてが死ぬ終わりを迎えるが、ストーリーの本筋に一切、関係のない市井の一ビジネスマンの姿が最後に語られることに示されるように、その後の混沌ではあるが平穏な世界が続くことが示される救いのある終わりを迎える。銀河英雄伝説では語られることのなかった、戦争と経済の関わりを本作は最後まで描き、経済が兵器である実弾と同様に機能しつつも、本質はカオスでコントロールできない経済の恐ろしさを描いている。ただし、あくまでもスペースオペラ小説なので非常に分かりやすく描かれているので、派手な宇宙戦艦の戦いと同様に小説として楽しめる。ロマンス部分は少々、ご都合的なので、あくまでもおまけ。

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    2011年02月03日
  • 野望円舞曲 4

    Posted by ブクログ

    銀英伝に経済の要素を足した感じ。

    ぞくぞくするような興奮はないけれど、徐々に面白くなってきた。

    各キャラの野望がどう錯綜していくのか今後が楽しみ。

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    2010年05月07日
  • 黙星録1 やがて世界が燃え尽きる

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    2重太陽系の話。
     これまでの話からオールキャスト出演。

     2つの惑星の最後が明らかになり、その未来は?
     そして平和交渉の行方。

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    2012年08月03日
  • ソードギャラクシー〈3〉 風、天を駈けよ

    Posted by ブクログ

    この巻で完結。
    ストーリー展開とかいろいろツッコミどころ満載で最初は★2~3位にしようと思ってましたが、レガシーランクの自然や状況が少し私の地元に似ているのでつい。
    本当に平和も人の命も自然も武力の前には軽視されてしまいがちですが、それらを守るために命をかける覚悟があるかどうか考えさせられました。

    0
    2010年03月05日

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