作品一覧

  • ノートル=ダム・ド・パリ 上
    3.7
    1~2巻1,177~1,320円 (税込)
    フランス・ロマン主義を代表する作家ユゴー(1802-85)が,1482年のパリを舞台に中世の社会と民衆の風俗を生き生きと描く.醜い鐘番のカジモド,美しい踊り子エスメラルダ,陰鬱な司教補佐クロード・フロロ.〈宿命〉によって結ばれた登場人物たちが,運命にもてあそばれ,愛や情熱や嫉妬といった感情のドラマを繰りひろげる.(全2冊)

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  • にんじん
    -
    1巻440円 (税込)
    赤毛のため「にんじん」あだ名をつけられている少年は、生みの母親から愛されなかった。母から難癖をつけられ苛められるにんじんは、嘘をついたり、いんちきな手段を使ったり、またはご機嫌をとったりして自分を守ろうと四苦八苦する。特異な家庭環境におかれた「にんじん」は、やはり特異な子どもなのか? 子どもの不潔さ、残酷さ、うそつき根性などをリアルに描写しながら、なおそこにエスプリと詩情を漂わせたルナールの佳品。

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  • ノートルダム・ド・パリ(上)
    3.0
    1~2巻660円 (税込)
    パリにそびえるゴシック建築のシンボル、ノートルダム大聖堂をバックに、ジプシーの踊り子エスメラルダと、醜い鐘つき男カジモドをめぐって繰り広げられる中世歴史ロマン。ロマン派の巨匠ユゴーの代表作。「ノートルダムのせむし男」のオリジナル版。19世紀の銅版画の挿絵を多数収録した。

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  • ノートル=ダム・ド・パリ 下

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    (上下巻)アニメやミュージカルにもなった「ノートルダムの鐘」の原作。舞台は1482年のパリ。醜い鐘番のカジモド、ジプシーの踊り子エスメラルダ、司教補佐のクロード・フロロ等の宿命に翻弄される人生が描かれる。なかなか本筋に入らず、建築や歴史、風習などの蘊蓄が続き挫折しそうにもなった。共感度0%のクロード・フロロですが、エスメラルダに対する狂気的な愛憎、聖職者としての苦悩には引きつけられその表現には背筋がゾッとした。下巻の後半部分はホラー小説を読んでいるような気分になった。

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    2024年03月12日
  • ノートル=ダム・ド・パリ 下

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    ネタバレ

    醜いが純粋に人を愛するカジモド。聖職者でありながら肉欲に狂わされるフロロー。一途で美貌を持つも卑しい身分のジプシー。地位も美貌も兼ね備えているのに女癖が悪いファビュス…誰一人として欠点のない人物は現れない。そして、望むものを得られた者も誰もいない。それだからこそ、極限状態の人間の感情が生々しく伝わってきて、怒涛の人間ドラマに圧倒され、下巻は一気に読んでしまった。
    上巻の建物や街の描写にくじけてしまった人も、どうか、下巻までたどり着いて欲しい。これほどまで時間を忘れてページをめくる手が止まらなかった本に出会えてとても幸せだ。

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    2019年12月10日
  • ノートル=ダム・ド・パリ 上

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ノートルダムの鐘で知られる原作。
    アニメとは話が異なるらしい。
    今まで、読んだことも映画やアニメで見たこともないので、完全に初めて。

    読みやすい。

    ヴィクトル・ユーゴーは、『レ・ミゼラブル』の小説を読んだり映画で観たことがあるだけで、本書は2作目。

    どちらも余談が長いが、建築と印刷の解説はしつこく同じことが繰り返して言っているけど、なかなか面白かった。

    昔は建築で主張を残したが、今は印刷になった!…というようなことを長々とあれやこれやと書いている。

    カジモドの鞭打ち刑は悲惨。

    海外ドラマの『アウトランダー』でジェイミーが鞭打ちされるシーンを思い出した。
    このドラマの鞭打ちは、かなり

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    2019年07月20日
  • ノートル=ダム・ド・パリ 上

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    ネタバレ

    ユゴーらしく、比喩や時代背景の説明が多くなかなか物語が進まなかったが後半に来てコロコロと物語が動きだし興味を引き付けられる。

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    2017年03月26日
  • ノートル=ダム・ド・パリ 上

    Posted by ブクログ

    ああ無情(レミゼラブル)は面白かったからノートルダムもディズニーでアニメ化されてるし面白いんじゃないかなって思ってたんですが。

    なんと1章まるまるパリの建物や情景を描くのに使っていて驚きました。印刷技術の発達についても。
    下巻を読み始めてから思いますが、様々な有名建築を描いてくれることで(知ってるのがノートルダムぐらいだった)ノートルダムの時代のパリを想像しつつ話を読み進められますね。あくまで私の想像は京都で、ノートルダム=京都タワー的な感じですが。

    あと、今までは石に刻むことが1番情報を残していたが、印刷出来るようになってからもっと手軽に残るようになった。そして色々な表現が自由になり新た

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    2016年12月10日

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