作品一覧

  • 日本アニメの革新 歴史の転換点となった変化の構造分析
    3.0
    1巻1,056円 (税込)
    なぜ大ヒットを連発できるのか。アニメ・特撮研究の第一人者が、日本のアニメ産業に起こった「革新」を徹底解説。『宇宙戦艦ヤマト』から新海誠監督作品まで、アニメの歴史に不可欠な作品を取り上げ、子ども向けの「卒業するべきもの」を脱し、大人も魅了する「国民的文化」となり、世界中にファンを生み出す理由を明らかにする。 【目次】 第1章 日本アニメ史の”構造” 第2章 『宇宙戦艦ヤマト』の旅立ち 第3章 『機動戦士ガンダム』が起こした革新 第4章 スタジオジブリとアニメ受容の国民化 第5章 『AKIRA』と『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』 第6章 『新世紀エヴァンゲリオン』による拡大 ――アニメブーム再来、新時代の招来 第7章 『君の名は。』の衝撃 ――デジタル世代の台頭と新たな作家性
  • 細田守の世界 希望と奇跡を生むアニメーション
    3.5
    人は細田作品のどこに感銘を受けるのか、その核心とは?『時をかける少女』『サマーウォーズ』『おおかみこどもの雨と雪』、そして最新作『バケモノの子』。「細田守」とは何を描いてきたクリエイターなのか? なぜいま映画監督「細田守」の作品が期待され、広く一般から注目されているのか? 作中では、何がどのように表現され、観客に届いているのか。細田守監督とその作品は、日本のアニメーション文化の中で、どのような位置づけにあるのか……。アニメ・特撮研究家にして熱き細田ウォッチャーの著者が、平易に説き明かした細田ワールド入門書の決定版。熱い期待に応えて発刊と同時電子化!
  • 細田守の世界 希望と奇跡を生むアニメーション

    Posted by ブクログ

    細田守監督はご存知でしょうか?『時をかける少女』(2006年)、
    『サマーウォーズ』(2009年)、『おおかみこどもの雨と雪』
    (2012年)、『バケモノの子』(2015年)と三年おきに劇場公開
    用の作品をコンスタントに作りつづけてきたアニメ映画作家です。
    テレビ漫画やゲームキャラに依存する作品が多い中で、オリジナル
    の原作・脚本でアニメ映画を撮り続けている、数少ない本物の作家
    の一人です。

    アニメといえばスタジオジブリの宮崎駿監督が有名ですが、宮崎監
    督作品より、細田監督作品のほうが、個人的にはずっと好きだった
    りします(『未来少年コナン』と『風の谷のナウシカ』は別ですが)。

    細田監督と

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    2016年01月13日
  • 日本アニメの革新 歴史の転換点となった変化の構造分析

    Posted by ブクログ

    長い間アニメ業界を研究して来たことが感じられる、知識量の豊富さと情熱はさすが。
    結果的にヒットしたものを事後的に説明している感じが全体的に漂っていることと、将来の見通しや今の若い人たちへの言及がほとんどないのが残念でした。居酒屋話として楽しむ分にはいい感じです。

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    2023年08月29日
  • 細田守の世界 希望と奇跡を生むアニメーション

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    2021年7月16日に公開される『竜とそばかすの姫』に向けて読もうと思った1冊です。

    「あーっ、こういうシーンあったなぁ」
    「えっ、このシーンのここの部分、実はこういう事だったの!?」

    …と、それぞれの映画の話を読んで思い返し、知らなかった事に対してはビックリし続けました。

    映画見返したくなってきたなぁ。

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    2021年07月10日
  • 細田守の世界 希望と奇跡を生むアニメーション

    Posted by ブクログ

    疾走感と世界への肯定感が魅力の細田監督。
    いまアニメ界でいちばん期待されているというか、みんなの希望を背負っている監督だと思う。
    独立後の4作品を紹介する。技術的なことはあまり語らず、どこに感動のポイントがあるのかを示唆する入門ガイドだ。ファンには物足りないかもだけど、これから宮崎駿の役割(特に興行面で)を受け継ぐには、もっと一般に知ってもらわなくちゃね。

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    2015年09月19日
  • 細田守の世界 希望と奇跡を生むアニメーション

    Posted by ブクログ

    敵は、「特定個人」ではない。それも監督の「公共性への意識」にリンクしていることでしょう

    本当の敵とは、相手と自分の「関係性」であったり、周囲との協調性であったり、あるいは時間という絶対的な尺度であったり、事と次第によっては、「自分の内なる闇」であったりする。場合によっては、「絶対的は時間」としても描かれる。それを克服するのが主人公たちの「決断と行動」であるという点には、驚くべき共通性が感じられます。繰り返し繰り返し語るべきもの、問題にすべきものでもあり、「普遍的な解」としての信念があるのでしょう

    「理」のバランスでスジを通し、ドラマの「情」をビジュアルで巧妙にコントロールしている。映しださ

    0
    2015年09月20日

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