笹井一個の作品一覧

「笹井一個」の「辺境の老騎士」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 辺境の老騎士 I
    4.5
    この旅に目的地はない。旅の空で死ぬための道行きなのだ。長年仕えた領主の家に引退を願い出、老騎士・バルドは旅に出た。この世を去る日も遠くないと悟り、珍しい風景と食べ物を味わうために。相棒は長年連れ添った馬一頭の気ままな旅。彼は知らない。それが新たな冒険の幕開けとなることを。
  • 辺境の老騎士 V バルド・ローエンと始祖王の遺産

    Posted by ブクログ

    あああ、終わっちゃったなあ。こんな面白い物語はないぜ。生涯の一冊だな。わりとしっかりとほのめかされていたのだが、悪霊の正体が他星からの移民者で、ロボットや宇宙船の内部みたいなものが出てくるのはちょっと違和感があったけどね。デュマ風騎士道物語を貫いたほうがよかったのか、いやこういう世界の真相もあってもいい?魔獣や精霊、いろいろな亜人や種族が出てくるファンタジーの要素もあったし、新味があってよかったかな。バルドは最後は神の領域までいっちゃったなあ。融通無碍の温かい神様だ。バルドの周りのたくさんの人物の物語も面白かった。最後にいろいろ決着を着けた感じだ。カーズの話やジュルチャガの最後も涙なしでは読め

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    2023年03月10日
  • 辺境の老騎士 III バルド・ローエンと王国の太子

    Posted by ブクログ

    ドリアテッサが出場する競武会の血沸き肉踊ること。結局、バルトも模範試合に出て、見事に振舞う。ドリアテッサの成長ぶりも眩しい。おっと、出場した騎士たちもすがすがしくてよかったなあ。歌合戦でのバルドをきっかけにした騎士たちの合唱にも涙するぜ。この後、出てくる料理人のカムラーとバルトの掛け合いも楽しいね。「カムラーめ!」とバルトは唸らされてしまう。カムラー、いいねえ。ゴドンの姪のレイリアの恋は初々しいなあ。一服の清涼剤だね。バルトは、魔獣に襲われた砦を助けに行くが、ここでも見事な采配をする。帰路の人々を助ける冒険の旅も素晴らしい。同行のシャンティリオンはこれから重要な役割をするんだろうな。ああ、面白

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    2023年03月09日
  • 辺境の老騎士 IV バルド・ローエンと不死の将軍

    Posted by ブクログ

    この物語のシリーズは最高だぜ。こんな面白い物語は、アレクサンドル・デュマ以来だなあ。なんで今まで知らなかったんだろう。作者の支援BISさんはもっと広く知られるべきだなあ。大ファンになったぜ。今回も2回に渡る物欲将軍との戦いが凄まじい。結構えぐいのだが、騎士たちの雄々しさとバルドに寄せる敬愛がいいなあ。バルド、愛されてるなあ。そうそう。巫女として踊るドリアテッサも美しい。ジュチャガが村長になって新しく立ち上げたフューザリオンの都市の物語もなかなか熱いぜ。ジュルチャガとドリアテッサの結婚にも驚かされた。最後のレイリア姫を巡るいろいろな人物を巻き込んだ話もいい。どこもかしこも物語の面白さに満ちている

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    2023年03月09日
  • 辺境の老騎士 II 新生の森

    Posted by ブクログ

    老騎士バルド、領主ゴドン、盗賊ジュルチャガに暗殺者ヴェン・ウリル、女騎士ドリアテッサが新たに旅の仲間として加わる。彼らの先には次から次へと事件が現れ、ことごとく鮮やかに切り抜けていく。爽快だぜ。辺境防御の騎士たちや緑の亜人もここへ加わり、彼らとも熱き厚誼を結ぶ。熱いぜ。ドリアテッサとヴェン・ウリル改めカーズ・ローエンとの剣士の訓練、ジョグ・ウォードとの戦い、ゴドンの領地での攻防、どれもこれもいいぜいいぜ。最後の宴で領民たちにバルトとの旅を熱く語るゴドンもいいぜ。「ううむ、バルト殿の周りではおもしろいことばかり起こるのう。わしも旅に同行したいくらいじゃ」と語るリンツ伯には然り。気持ちのいい奴や美

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    2023年03月06日
  • 辺境の老騎士 I

    Posted by ブクログ

    無茶苦茶面白かった。とにかく主人公の老騎士バルドが超魅力的!剣士としての技量はもちろん凄いのだが、男気があってひょうひょうとしていて、次から次へと事件に遭遇し、とんでもない働きをする。出会う者たちも魅力的、いい奴も悪い奴も。各章ごとに出てくる料理もまたまた魅力的!それを旨そうに食うんだよなあ。架空の料理が多いかな。凄いな作者!

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    2023年02月18日

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