作品一覧

  • 百首でよむ「源氏物語」
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    1巻990円 (税込)
    『源氏物語』には795首もの和歌が収められている。その中から100首を厳選。物語の大筋をつかみながら和歌の鑑賞も愉しむ1冊!
  • 紫式部と男たち
    3.5
    1巻950円 (税込)
    男たちは日記を書き、女たちは歴史を書いた 2024年NHK大河ドラマ『光る君へ』の最良の手引き! 物語が女の人生を照らし、男たちの政治をも動かす――。 宮廷を中心に文学が花開いた平安時代。 壮大な人間ドラマである『源氏物語』はいかにして書かれ、どう読まれたか?  セクシュアリティと権力の観点から平安文学を読み解いてきた日本文学研究者が、紫式部と同時代を生きた男たちの実像を通してその歴史を描き出す。 〈目次〉 はじめに 紫式部はなぜ『源氏物語』を書いたのか 第1章 『源氏物語』の時代 第2章 摂関政治下の色好みの力 第3章 すべては『蜻蛉日記』からはじまった 第4章 女の物語の系譜 第5章 呪いと祈祷と運命と 第6章 女房たちの文化資本 第7章 『源氏物語』はどう読まれたか 第8章 女が歴史を書いた おわりに 色ごとが政治に直結していた平安時代。女房たちが宮廷に出仕し、和歌や散文を読む教養あふれるサロンが形成され、そのサロンの趨勢もが政治を左右しました。紫式部をはじめとする女たちが物語を書き、その物語が女たちの人生を照らし、時に男たちの政治をも動かす。物語と現実とが深く響き合った稀有なこの時代の手触り、そして人々の生きざまを、『源氏物語』を読み解きながら蘇らせる、めっぽう面白い一冊が誕生! 〈性と権力〉に着目して平安文学を読み解いてきた著者・木村朗子さんの鋭くも小気味よい読みに誘われ、いつしか紫式部の人生、『源氏物語』の神髄に触れることになるはずです。 2024年NHK大河ドラマ『光る君へ』のまたとない手引きである本書、ぜひお読みください。
  • 女たちの平安宮廷 『栄花物語』によむ権力と性
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    1巻1,760円 (税込)
    本書は、平安時代の摂関政治がどのように権力を生み出していったか、そのしくみについて女たちの後宮世界からみていくものです。その恰好の例として『栄花物語』を取り上げます。作者は歴史的事実をあえて無視したり操作することで、女であること・生むこと・母となることの連なりに走る裂け目こそが、男たちの世界をつくってはやがて掘り崩し、そうした変化が新しい権力構造を生みだしていくことをはからずも明らかにするのです。(講談社選書メチエ)
  • 紫式部と男たち

    Posted by ブクログ

    テレビの影響か日本史を読みたいと思った。藤原氏が牛耳っていた頃の朝廷が舞台となるが、日本人なのに読めない訳がないと理解できないあたりもどかしい。
    テレビとも重なり、あれはこう言うこととふたつかあって深く理解できるものがあった。
    現代のように、女性が前に出ること、勉学することが難しいことで、男性目線の日本史を学んできたと思う。
    この本のように実はしっかり得をしたのは…という面白さをもっと知りたいものだ。

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    2024年03月16日
  • 紫式部と男たち

    Posted by ブクログ

    今年は「武蔵」「新選組!」「龍馬伝」以来10年以上ぶりにNHK大河ドラマを観ている。その流れで『源氏物語』や紫式部関係に手を出している。昔の物語は著者が誰か分かっているものは少ない(『源氏物語』は例外的)とか、書かれときから見ると少し前の時代を舞台に選んだことで「光源氏のモデルは誰か」のようなゴシップから逃れられかもというようなことは知らなかったので新鮮。

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    2024年04月29日

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