作品一覧

  • 講孟余話・留魂録 逆境に負けない生きかた
    4.0
    1巻1,584円 (税込)
    古典の名著を現代語訳し、ハウツー本では解けない課題を自ら解く力を身につける「Contemporary Classics 今こそ名著」シリーズ最新刊。 シリーズ11作目となる今回は、幕末の思想家 吉田松陰が残した著作の中で、質量ともに第一の主著とされる『講孟余話』と1859年(安政6年)の処刑前に獄中で松下村塾の門弟のために著した遺書『留魂録』の現代語訳(『講孟余話』は抄訳)。 1冊で吉田松陰の主著となる2つの書籍を通して思想と哲学を学び、現代に生かすことが出来る充実した内容となっています。 『講孟余話』は、松蔭が安政の大獄で野山獄に捕らえられた際に、獄中において『孟子』に関する注釈と見解を講義し、それをまとめた書物。 また『留魂録』は、死を目前にして、松下村塾の門弟たちに宛てた書であり、檄文であるため、その後の維新の原動力となった激動の現代にも通じる必読書。 松蔭自身や周囲の人びとに向けて、まさに逆境に置かれても、それに負けない生きかたを伝えたいと言う息遣いや熱い想いが、ひしひしと伝わってくるような1冊です。
  • 留魂録
    -
    自らの処刑を察知した松陰が門下生に伝えたかったこととは? 死を意識しながらも、文面から窺われる松陰の淡々とした心の模様は、門下生のみならず、読み手にも切々と迫ってくる。
  • [新釈]講孟余話 吉田松陰、かく語りき
    4.0
    1巻1,699円 (税込)
    幕末の思想家・吉田松陰が獄中教育で行った『孟子』の講読、各章読了後の所感、批評、意見等をまとめたものが『講孟余話』である。本書では、編訳者が現代人にとって重要と思われる文章を選び、わかりやすく現代語訳を加えている。さらに余談を組み込み、語句の理解を深められるよう工夫し、付章として「男子の教え、女子の教え」も加えた。松下村塾教育への発端を感じさせる言葉は、教育者の根本にある人々への「愛」に溢れている。巻末の原文を味わいながら、日本の黎明を導いた「愛と正義」の人・松陰の思想を学ぶ。

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  • [新釈]講孟余話 吉田松陰、かく語りき

    Posted by ブクログ

    歴史にまったく興味がなかったのですが
    この本を読んで、吉田松陰の日本を愛する気持ち
    愛する日本の為に強い志を持ち学ぶ姿、教え諭す姿に感動し、またもっと松陰の事や日本の歴史に触れ自分も
    人として何をなすべきか勉強したいと思う一冊でした。

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    2015年03月23日
  • 講孟余話・留魂録 逆境に負けない生きかた

    Posted by ブクログ

    原典を読みたくても、古語が難しくて及び腰になる。そんな僕にはこの「今こそ名著」シリーズはありがたい。

    講孟余話は
    孟子の講義/解釈を投げかける形式。
    ディベート形式の講義を受けた気分になる。
    孟子という伝説の偉人に対して、時には反対の立場をとるなど、自分の考え/解釈を持っているところが、吉田松陰の凄いところ

    留魂録は
    自分は「生ききった」という清々しさ
    後は託したという「メッセージ」

    次は原典と訳が入った本を読んでみようと思う

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    2024年03月20日
  • [新釈]講孟余話 吉田松陰、かく語りき

    Posted by ブクログ

    吉田松陰の名前は知っているけれど・・・という状態で読んだ。まっすぐで嘘のない人,誠の人という印象。もちろん,編者の表現の仕方もあるだろうが,同時代を生きた人に多くの影響を与えていることを考えれば,その印象は間違いではないだろう。もう少し知ろうと思う。

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    2019年02月19日
  • [新釈]講孟余話 吉田松陰、かく語りき

    Posted by ブクログ

    2015年のNHK大河ドラマは、吉田松陰の妹・文を主人公にした「花燃ゆ」。
    世間では、その「花燃ゆ」の視聴率の低さばかりが話題になっているが、それはさておき、としたい。

    この本から学んだことは以下の通り。
    議論や勉強よりも熱い心・情熱に突き動かされるような行動こそが尊いのである。
    たとえ行動の結果が失敗であったとしても、その志が正しいものであれば、後を継ぐ者が必ず現れる。
    誠の心を持ってことにあたるとき、成し遂げられないことはない。
    読書を通じて昔の賢人と会話をすることができる。
    どんな大先生の唱えたことであろうと、鵜呑みにしてはならない。常に批評的な観点も持ちながら、自分の頭で考えて、古来

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    2015年04月07日
  • [新釈]講孟余話 吉田松陰、かく語りき

    Posted by ブクログ

    吉田松陰の語りを集めた書。
    全体に(吉田松陰ではなく)著者の「日本は素晴らしい歴史を持つが、現代人は良くない。」というような論調が目立つ。
    過去に学ぶことは良いと思うが、やたら昔は良かったという語りには少しうんざりした。

    教育について、入門と破門の自由を説くところはなるほどと思った。現代の公立学校をSafety netにするという発想も興味深かった。

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    2020年11月17日

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