プロフィール

  • 作者名:三原順(ミハラジュン)
  • 出身地:日本 / 北海道札幌市

1973年「ぼくらのお見合い」(別冊マーガレット3月号)でデビュー。 1975年から7年間にわたり「花とゆめ」で連載された「はみだしっ子」シリーズで読者の熱烈な支持を得る。人間の内面世界の描写とストーリーの構成力が 高く評価される一方、雑誌口絵や付録などの愛らしいキャラクター・イラストでも絶大な人気を集めた。 他に「ルーとソロモン」「X Day」「Sons」「ビリーの森ジョディの樹」など。 1995年3月20日逝去。

作品一覧

  • 三原順作品集 LAST PIECE
    完結
    5.0
    全1巻1,024円 (税込)
    2015年3月に没後20年を迎える著者の、白泉社文庫20冊目となる作品集。受賞・デビュー作「ぼくらのお見合い」ほか11作品を収録!
  • ビリーの森 ジョディの樹 1巻
    完結
    4.7
    全2巻640~689円 (税込)
    世の中のことがよくわからない「可哀相な子」ビリーと、同じ日に生まれた「幸せな子」ジョディ。だがジョディの願いを叶えようとするビリーの行動が思わぬ悲劇を!? 三原順最後の長編ストーリー!!
  • 夢の中 悪夢の中
    完結
    4.4
    全1巻689円 (税込)
    少女まんが史に独自の足跡を残しながら1995年に夭逝した著者の、生前に刊行された最後の短編集がついに文庫化。表題作他、「ベンジャミンを追って」「彼女に翼を」「帽子物語」を収録。
  • X Day
    完結
    4.6
    全1巻767円 (税込)
    政治家のブレーンとして挫折したダドリーは、ウォール街でも横領の汚名を着せられて辞職。兄の家の居候となった彼は、父母の農場を守るため、そして自らの過去を清算するために株式操作を仕掛ける。唯一自分が輝いていた日々を取り戻すために…。もがき続けるダドリー、彼に想いを寄せる兄の娘アデール、突然の病に冒される隣家の子供ニュートらを通して、現代に生きる誰もが抱える微妙なバランスと危機を描く著者入魂の表題作ほか、幻のコミックス未収録作品「今は静かな」を併せて収録!!
  • ルーとソロモン 1巻
    完結
    3.5
    全2巻767円 (税込)
    「ダメ犬、バカ犬、イジケ犬」。ウォーカー家の名物犬ソロモンと、一家の末っ子ルーは大の仲良し!! 奇妙な犬が巻き起こすハートウォーミングコメディー。
  • Sons ムーン・ライティング・シリーズ 1巻
    完結
    4.8
    全4巻767円 (税込)
    新月の頃、豚に変身する美しき青年トマス。事故に会い、親友トマスより輸血を受けたため、新月が近づくと狼の尻尾が生えてしまうD・D。多くのファンを魅了したあの二人が帰って来た! 舞台を少年時代に移して、「Sons ムーン・ライティング・シリーズ」が文庫で誕生。少年の日の二人、運命の出会いから出生の秘密までが、いよいよ明らかに…。謎のベールが外される瞬間に、待ち受けているものは一体、何!?
  • 三原順傑作選 ’70S
    完結
    4.5
    全1巻807円 (税込)
    独自のテーマと感性で少女まんが界に大きなインパクトを与えた、三原順の前期傑作集。強烈な個性で三原順を印象付けた「遥かなる祈り」「ラスト・ショー」ほか別冊マーガレット時代の秀作、「祈りの鐘がひびくとも」「涙のクラウン」ほか、花とゆめ時代初期の傑作、そして'70年代後半の、代表作「はみだしっ子」の絶頂期に並行して描かれた「イン・ア・ボックス イン・ア・ボトル」「君の好きな帰り道」まで、今もファンの胸に焼き付く珠玉よみきり12編を収録。
  • 三原順傑作選 ’80S
    完結
    4.8
    全1巻807円 (税込)
    名作「はみだしっ子」の完結後、円熟期に入った三原順の、白泉社時代の後期傑作集。「はみだしっ子」のサイドストーリーともいえる、ジャックとロナルドの友情を描いた「ロング アゴー」、原発問題とそれにまつわる人間模様を描いた社会派異色作「Die Energie 5.2☆11.8」、そして「自殺」という悪魔の誘惑に取り付かれた人々がテーマのセルフ・マーダー・シリーズ「あなたの子守歌」「朝になるまで」「夕暮れの旅」ほか、個性あふれる珠玉作9編を収録。
  • ムーン・ライティング
    完結
    4.7
    全1巻807円 (税込)
    「助けに来てくれディー!!」差出人は美食家&空想家で学生時代からの親友、トマス・リブナーだ。更に手紙には「1/4に欠けた月の夜には来ないでくれ」と謎の言葉が…。疑念を抱きつつも彼の経営するレストラン“ムーン・ライティング”に車を飛ばすディー。あえて禁断の月の夜に乗り込んだ彼は、信じがたい友の姿を見ることに…!! 表題作「ムーン・ライティング」その続編「お月様の贈り物」「ウィリアムの伝説」「僕が座っている場所」を完全収録!
  • はみだしっ子 1巻
    完結
    4.7
    全6巻866円 (税込)
    ――自分の居場所がなくて家出したボク達は港を探してさまよっている船のよう――。いつのまにか寄り添い、旅をするようになった個性の全く違う4人の仲間、グレアム、アンジー、マックス、サーニン。親に見捨てられた子供達の早すぎる孤独は、彼らをこの世のはみだしっ子にしていた。傷ついた過去を癒してくれる誰かがきっとどこかにいるはず!愛を探すそれぞれの心が今、血の絆を超え固く結ばれる…。他界した不世出の作家、三原順の最高傑作!
  • はみだしっ子 1巻

    Posted by ブクログ

    人生の一冊。
    本当に愛してくれる人を探しに4人は彷徨うが物語は思いもよらぬ方向へ。
    自分自身を真っ直ぐ見つめようとする

    番外編「愛しのオフィーリア」が本当に大好き。

    0
    2023年08月07日
  • 三原順作品集 LAST PIECE

    購入済み

    タイムマシンに乗った気分

    リアルタイムで「花とゆめ」の「はみだしっ子」を小学生から読んでいた私は、当時グレアムもアンジーもサーニンもマックスも、リアルに同じ時を生きていると感じていました。おそらく物語のグレアムと同じ年齢だったこともあり、どっぷりとはみだしっ子の世界(今で言う沼ですね)に浸かってしまっていたんです。そんなはみだしっ子の1話2話の掲載されなかった最終ページに、ここで出会えるなんて!!!もうアラ還間近の私ですが、10歳の頃に戻れるタイムマシンに乗ったような気持ちになれました。編集に関わってくださった皆さまと三原順先生の御遺族の御尽力に感謝いたします。そして、三原順先生にもあらためて感謝を、天に向かって送りま

    0
    2022年09月20日
  • 夢の中 悪夢の中

    Posted by ブクログ

    これを読んで初めて毒親という存在を認知したかもしれない。ネグレクトや虐待などハッキリした名称意外の、害のある家族ってあるんだなと知った。

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    2021年01月17日
  • 三原順傑作選 ’70S

    購入済み

    70年代だいすき

    高校の頃初めて三原作品を読んだ衝撃たるや。独特の絵柄に心理描写、テンポ。あの頃この作品群から海外の学校生活を空想したものです。読み返してみて、全て記憶があります。はみだしっ子が有名ですが、個人的にはルーとソロモンがイイですネ。

    0
    2020年12月31日
  • はみだしっ子 1巻

    全巻買ってしまった

    絵を見ただけで無理と思ったのに…
    最初は「なんて憎たらしいガキどもだ」と思いながら読んでたのに…
    こんな漫画を描く人はさぞかし生きづらかったろうと思う。
    自分が信じようと努力していたものが、根底から揺るがされるような衝撃を感じた。

    1
    2016年03月28日

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