a pie in the sky (空にあるパイ??)
sit above the salt(塩の上に座る??)
英語で言われて意味が分かりますか?
日本語で考えていたらでてこない、ネイティブスピーカーがよく使うフレーズ
英語を話したい!
でも、日本語ばかりが頭に浮かぶ。
もし次のようなことを言いたいなら、
あなたはどのように切り抜けますか?
自分の行動に対して、よくわからない文句を言われ、
「頭にきた!」
自分の中にある英語を振り絞って
Came to head !
と、日本語を直訳してみたものの、この気持ちが相手に伝わらない…。
皆さんも「日本語を直訳して伝わらない」経験はありませんか?
この一冊で英語らしい、日本語にない表現を身につけよう!
To know, or not to know.
That's it !
知っているか?知らないか?ただそれだけだ!
これを日本語で言えますか?
・a blue rose ・a bus girl ・black sheep ・go to the dogs
・Say When. ・No sweat.
これらのような英語フレーズの多くは、中学校で習ったやさしい単語からなっていますが、直訳しても意味をなしません。
実際、ネイティブスピーカーは、日常会話で、これらのフレーズを多用しているにもかかわらず、日本の学校ではあまり教えてくれないのです。そのため、ネイティブとの会話の中でこのような表現が出てくると、意味が取れなくて愛想笑いするしかないという方は多いのではないでしょうか。
本書は、それぞれのフレーズができた経緯、由来、謂われ、さらに関連する英語圏の文化や風習を理解することにより、定着性を高めることを目的とした読み物です。これらのフレーズを実際に使えるように、各フレーズに「ミニ英会話」も付けています。
日本語で「真っ黒に日焼けした」や「馬面の人」を英語で何と言うか、逆に英語で"fall in a brown study"や"He ratted on us."と言えばどういう意味なのか、という色と動物に関する日英の表現について解説したもの。それぞれの色や動物が持つイメージについての解説や、色を使った様々な怒りの表現("black in the face", "white at the lips"など)、動物の雄・雌・仔の語彙(drake-duck-duckling, horse-mare-colt)などがまとめられているコラムなど、英語に関する読み物として面白い。
英語を読んだり聞いたりすると、少なからず色や動物に関する表現に出くわすことがあるので、そういった表現をまとめて知るのに便利な本で、単なる雑学的な知識を得るというよりも英語の学習を助けるという意味で役立つ内容になっている。牛肉の部位の話はやっぱり絵や図解のようなものが欲しいし、動物だけでなく昆虫も含めた、例えば「群れ」の表現のまとめも載せて欲しいし、索引もあって欲しいと思う。(10/09/11)