作品一覧

  • ホワイトデス
    4.3
    1巻2,200円 (税込)
    原因不明の漁師の失踪が、発端だった。巨大なホホジロザメが目撃されるようになっても、一時的に迷い込んだだけだろうと誰もが考えた。しかし彼らは、いつまでたっても外海に去ることはなかった。事態は悪化の一途を辿る。追い出せないのか。駆除するしか、ないのか。そもそも、そんなことはできるのか!? 平和な海を取り戻すべく、決死の掃討作戦が始まろうとしていた……。圧巻のスケールで放つ海洋パニックエンタテインメント!
  • ブルシャーク
    3.9
    1巻825円 (税込)
    不二宮市職員の矢代は、開催が迫った来常湖トライアスロン大会の準備に奔走していた。そんななか水質異常に気づいた同僚が検体を取りにいくと言い残して失踪し、キャンプにきていたカップルも荷物を残して姿を消す。海洋生物学者の渋川まりは、この湖にオオメジロザメがいるというが、これはサメの仕業なのか……? 映画顔負けの迫力に圧倒される本格サメ小説!!
  • ALIVE 10人の漂流者
    3.0
    1巻1,980円 (税込)
    マダガスカル沖でエンジントラブルをきっかけに始まった、日本人観光客10人を乗せた観光ボートの漂流。はじめは誰もが事態を楽観視していた……しかし。やがて食料は尽き、飲み水はなくなり、10人はパニック寸前の極限状態を迎える。「何もしなければ、ただ死んでしまう。絶対に生きて日本に帰るんだ!」無気力な学生だった乗客の一人である継人は、決死のサバイバルを開始する! 日本ホラー小説大賞受賞作家の新境地。幾多の試練と苦難を乗り越えて、彼らは生還できるのか――!?
  • レスト・イン・ピース 6番目の殺人鬼
    3.5
    1巻748円 (税込)
    神戸の大学に通う友哉は、東京で中学の同窓会に出ることに。お通夜のような雰囲気に違和感を覚えるも、次の瞬間、級友の一人が目の前で怪死を遂げる。調査を始めた友哉たちだが、仲間たちの死が続き……。
  • 黄泉がえりの町で、君と
    3.0
    1巻748円 (税込)
    静かな町で起こった事件。なんと葬儀場で死者がよみがえったのだ。葬儀社の若社長・遼一は、秘密裏に調査を始める。 一方、遼一の妹・佐紀は、幽霊が見えるという不思議な少年と出会い……。 ※本書は二〇一五年十二月に小社より刊行された単行本『黄泉がえり遊戯』を、加筆・修正の上、改題して文庫化したものが底本です。
  • 死と呪いの島で、僕らは
    3.5
    1巻792円 (税込)
    東京都の果ての美しい島。高校生の椰々子は、"呪われた美少女"として島民に疎まれている。そんな彼女に、島の有力者の息子・杜弥は、密かに片想い中。しかし彼女が禍々しい予言を聞いて以来、島に怪異が続発し…。 ※本書は二〇一四年十月に小社より刊行された単行本『死呪の島』を加筆・修正の上、改題し文庫化したものが底本です。
  • ホワイトデス

    Posted by ブクログ

    これには参った。死ぬほど面白い!
    ある漁師の失踪に始まり、パニックが静かに広がる様がこれでもかと描かれている。
    海外の動物保護団体や怪しい人物たちが絡んでくる様も娯楽の王道といったところで裏切らないし、凄まじいのはクライマックスの海での死闘である。手に汗握るとはこの事だ。
    力技のエンターテインメントを堪能せよ!

    0
    2024年01月11日
  • ブルシャーク

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    面白かったです。サメ小説として星5をつけます。
    理由はこれだけサメに向き合った(向き合いすぎた)作品はなかなかないんじゃないか、と感じたから。

    この作品、富士山周辺の湖でのトライアスロン大会当日でのサメ大暴れまで、サメがなかなか出てこないんですが、まさにそこからは圧巻と言っていい描写。準備したものが効果なく、絶望を感じるパニック展開なんです。
    そしてそこに至るまで、いかにサメが大きくなるか、ややSF的解説や被害者視点のホラー描写を積み重ねていく。まさにサメと対決するための準備を積み上げて最後に至る感じなのです。
    ところがそのために、トライアスロン大会やスポンサーでついた企業との対決軸が弱く、

    0
    2023年08月17日
  • ブルシャーク

    Posted by ブクログ

    小説ならではのドキドキ感
    サメの生態に関しても知ってたこと、知らないこと両方あって面白かった。
    続刊あるらしいのでそっちも買う予定。

    0
    2024年01月31日
  • ホワイトデス

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    面白かったです。
    人が襲撃されるシーンが程よく散りばめられているので飽きないし、登場人物たちのそれぞれの物語も楽しめた。
    主人公の湊子は前半はイラつく女ですが、私は後半からは応援できました。まぁ多少イライラは残りますが。
    黒幕が逃げおおせるラストはたいてい続編があるので、期待しております。
    それにしても照屋はもちろん、漁師さんたちが気の毒でならない。サメも。
    序盤のモールス信号は、シャチのネロがルナに送ったもの……ということかな?

    0
    2023年10月19日
  • ホワイトデス

    Posted by ブクログ

    一件の感想も投稿されていないとは驚き(発行されてまだ3ヶ月とは言え)。チープな装画がマイナスになっているように思います(装画担当のケッソク・ヒデキさん、ごめんなさい)。

    私のようなサメ映画好きでなくても楽しめるエンタメ作品だと思います。テーマは、Animal Welfareかと思いきや、パニック、ミステリー、最新生化学などがてんこ盛りのエンタメ大作です(サメものに欠かせないビキニ美女も登場)。蛸に始まり、蛸で終わるところも良かったし、検証されなかった「放線胞子虫が魚類に寄生して体組織にシストを形成して行動に影響を与える」説が不気味なラストに繋がるところも見事でした。そして、サメものなんでスプ

    0
    2023年07月28日

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