作品一覧

  • 日本のヴァイオリニスト~弦楽器奏者の現在・過去・未来~
    3.0
    1巻968円 (税込)
    ヴァイオリンがヴァイオリニストを選ぶ――。ピアノはその美しいキーを叩くだけできれいな音が出る。しかし、ヴァイオリンはそうはいかない。その、草木も生えていない石ころだらけの場所からスタートして、美しい音を出し、音程をキープし、豊かな音楽を創り出すまでどれだけの時間がかかるのだろう――。(「まえがき」より抜粋)ヴァイオリニスト、ヴィオリスト、チェリストたちが歩んできた苦闘と栄光の物語。
  • 日本のピアニスト~その軌跡と現在地~
    -
    1巻924円 (税込)
    世界中で愛されるピアノという楽器。日本には、いつ、どのように伝わったのか。日本で初めてピアノが製造されたのはいつか。中村紘子、内田光子、フジコ・ヘミングから舘野泉、小山実稚恵、辻井伸行、上原彩子、藤田真央、牛田智大、角野隼斗、反田恭平、小林愛実まで――。わが国のピアニストたちが歩んできた軌跡を辿りながら、今日、私たちが目にしている「日本の新しいピアニスト像」までを射程に入れて考察。
  • アルゲリッチとポリーニ~ショパン・コンクールが生んだ2人の「怪物」~
    4.5
    1巻924円 (税込)
    ともにショパン・コンクールで優勝し、現在世界最高のピアニストと称されるマルタ・アルゲリッチとマウリツィオ・ポリーニ。だが、2人の演奏スタイルは正反対。「情感豊かに感性で弾く」アルゲリッチに対し、「完全無欠な演奏を披露する」ポリーニ。クラシック音楽界の「生きる伝説」2人はどんな人生を歩み、演奏スタイルを追求してきたのか。日本との接点は? 2人の物語を、音楽的事象を時系列に沿って紹介。【名盤紹介付き】
  • ピアニストの名盤
    4.0
    1巻836円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ピアノは精緻かつダイナミックな表現力を有する究極の楽器だ。一八世紀にその原型が生まれて以来、さまざまなヴィルトゥオーゾ(卓越した演奏家)たちがピアノを駆使して、豊かなクラシック音楽の世界を築き上げてきた。コルトーやルービンシュタインなど伝説の名手から、二一世紀の楽界を担うポゴレリチやサイまで、多様な個性に満ちた古今のピアニスト五〇人を厳選、彼らの聴いておきたい名盤CDを紹介する。
  • ヴァイオリンとチェロの名盤
    3.5
    1巻858円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 緩急・強弱自在にして滑らかな音の流れによって、豊かで繊細な感情表現を可能にするヴァイオリンやチェロ。一九世紀には超絶的な弦の技法と名曲の数々が弦楽器の魅力を開花させ、二〇世紀以降、幾多のヴィルトゥオーゾたちがその演奏の世界を一段と磨き上げた。個性溢れるヴァイオリニスト・チェリストの中から、一九世紀生まれのクライスラーからヴェンゲーロフ、諏訪内晶子まで、古今50人の必聴名盤CDを紹介する。
  • ユダヤ人とクラシック音楽
    3.5
    1巻748円 (税込)
    クラシック音楽は、ユダヤ人を抜きにしては語れない――。特に20世紀に入ると、ハイフェッツやホロヴィッツのような花形演奏家が登場し、シェーンベルクやスティーヴ・ライヒといった作曲家たちが現代音楽を牽引するようになった。ユダヤ人音楽家は何によって覚醒し、ブレイクスルーするに至ったのか。本書では4つのキーワードを軸に、彼らがどのように西洋音楽のシーンに関わってきたのかを検証し、異彩を放ち続ける秘密に迫る。
  • アルゲリッチとポリーニ~ショパン・コンクールが生んだ2人の「怪物」~

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    クラシック批評家の本間ひろむによる感性のマルタ・アルゲリッチと正確な技巧のマウリツィオ・ポリーニの音楽人生をそれぞれに紐解く。その場その場で出会った人に影響を受け、影響を与えながら人生を紡いでいく二人だが、その二人が交差する場面は意外とない。出てくる音楽家がわからないだけにすごく惜しい。最後のショパンコンクールのあるき方は、ピアノ国際コンクールが外観できて非常に参考となる。ショパン国際ピアノコンクール、ジュネーブ国際音楽(荻原麻美が2010年優勝)、ロンティボー国際音楽、ブゾーニ国際音楽、ヴィオッティ国際、ミュンヘン国際、チャイコフスキー国際、リーズ国際、浜松国際などなど。もちろんベルヴィエや

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    2023年01月28日
  • アルゲリッチとポリーニ~ショパン・コンクールが生んだ2人の「怪物」~

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    ネタバレ

    二人とも昔からの大ファンでまさに生きる伝説の天才。
    1960年のショパンコンクールでポリーニ、65年でアルゲリッチが優勝。しかし表舞台に登場したのはアルゲリッチが先。二人の師事したピアニストが重なっていたり、実は同時期に同じ門下だったりと知らない経緯がたくさん知れて満足。同時期の日本のピアニスト、これから期待のピアニストなどの紹介もありファンとしてはありがたい。二人の代表的なレコードの紹介もしているが、これは既に全部持っているので参考にならず。

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    2020年09月09日
  • ピアニストの名盤

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ピアニストの索引です。
    主要なピアニストごとに分類されています。

    索引は、いろいろな資料を指示すものです。
    どの作曲家について、ピアニストの一覧を創るかがオリジナリティです。
    ある作曲家について、どのピアニストを一覧にするかがオリジナリティです。

    本書の購入者に、索引以外のオリジナリティを期待する人がいるとは思えません。

    残念なのは、自分が好きな作曲家がリストにないこと。
    自分が好きなピアニストがのっていないことです。
    上限があり、趣味が違うので仕方がないことだと思います。

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    2011年09月24日
  • アルゲリッチとポリーニ~ショパン・コンクールが生んだ2人の「怪物」~

    Posted by ブクログ

    現代最高の2人のピアニスト。いずれもショパン・コンクールで圧倒的な優勝を飾ったということで、他の歴代優勝者からも超越した存在だった。2人の実に対照的な人生、演奏が印象的。ショパン優勝後、ミラノ大学で物理学と美学を学び、音楽界から離れたポリーニ。一方、アルゲリッチは優勝前に若くして既に長女を産んでいた。そして多くの音楽家との恋・妊娠出産・離婚。著者は軽はずみともいうべきトーンで下世話なエピソードをふんだんに書いており、実に楽しい読書になった。この2人が1957年のジュネーヴ国際音楽コンクールで競い、アルゲリッチ1位、ポリーニ2位ということがあったとは後日考えた場合に面白い事件だった!と思う。この

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    2024年04月12日
  • アルゲリッチとポリーニ~ショパン・コンクールが生んだ2人の「怪物」~

    Posted by ブクログ

    ポリーニとアルゲリッチは、1940年代の生まれと言うことで、まさに、生きる伝説だ。この2人を中心に、20世紀後半のクラシック事情がうまく書かれている。楽しく読ませてもらいました。

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    2023年02月12日

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