作品一覧

  • 崖っぷちの科学立国 米中に後れる日本
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    1巻330円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「はやぶさ2」「3万年前の航海 徹底再現プロジェクト」など、日本の科学界の偉業があいついでいる。だが近年、さまざまな分野において、日本の科学論文の存在感は、米中の後塵を拝している。「科学立国」であり続けるための条件は何か? (『中央公論』2019年10月号特集の電子化) (目次より) ●巻頭提言 国は未知の新しい分野へ資金を投入せよ 本庶 佑 ●対談 祝・「はやぶさ2」着陸成功! 日本人が宇宙で活躍し続けるには 川口淳一郎×向井千秋 ●価値提案型の次世代モデルで世界を主導せよ 科学技術政策に不可欠なイノベーションの視点 上山隆大 ●ルポ 科学五輪メダリストたちは今? 元理系天才少年少女が明かす才能を「潰さない」教育 小林哲夫 ●スピントロニクス、地震観測、新機能植物開発学、バイオマテリアル 日本が世界をリードする四つの科学研究 大西光代 ●対談 「3万年前の航海 徹底再現プロジェクト」から見えたもの ニッポン発の人類学、そして科学を創り出そう 海部陽介×川端裕人
  • がん免疫療法とは何か
    3.3
    1巻836円 (税込)
    PD-1抗体による免疫療法は、がん治療の考え方を根本から変えた。偶然の発見を画期的治療法の開発へと導いた著者の研究の歩みをたどりながら、生命現象の不思議、未知の世界に挑むサイエンスの醍醐味、そして「いのち」の思想から日本の医療の未来まで幅広く論じる。ノーベル賞授賞式後の記念スピーチも収録する。

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  • がんを消す免疫薬の真実【文春e-Books】
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    1巻204円 (税込)
    2018年のノーベル医学・生理学賞を受賞した京都大の本庶佑特別教授。免疫の働きを抑えるブレーキ役となる物質「PD-1」を発見し、がんに対して免疫が働くようにする治療薬「オプジーボ」の開発に貢献したことが評価された。実は2年前、この最新治療をテーマに、本庶氏と評論家の立花隆氏との対談が文藝春秋誌上で行われた。画期的な免疫療法の発見から新薬開発までの苦労など、貴重なエピソードの数々を電子書籍として公開する。
  • PD-1抗体でがんは治る 新薬ニボルマブの誕生
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    1巻550円 (税込)
    注目を集める画期的ながん免疫治療薬ニボルマブはどのようにして生まれたのか。衝撃的といわれる効果は、従来の治療法とは全く異なる原理によって導かれている。著者は、治療薬のもとになったPD-1分子を発見し、開発までを指導してきた。生みの親本人が、新たながん免疫治療の原理と新薬誕生までの曲折を語る。

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  • ゲノムが語る生命像 現代人のための最新・生命科学入門
    4.0
    1巻1,034円 (税込)
    生命の設計図DNAが分子レベルで解読され、ゲノム工学技術が飛躍的な発展を遂げた現代、生命科学は文系理系を問わず社会の幅広い分野で不可欠の科学となりました。まさに分子が織りなす命の綾としての「新しい生命像」を、日本を代表する分子生物学者がその最前線から解き明かします。(ブルーバックス・2013年1月刊)
  • ゲノムが語る生命像 現代人のための最新・生命科学入門

    Posted by ブクログ

    免疫療法を支えるゲノム工学。メディアでは報道されない大事なポイント。もっと大事なのは、ここ近年日本人ノーベル賞受賞者が活躍しているiPSもオートファジーも微生物バイオも同じ基礎科学がベースになってるということ。だから基礎科学への投資が必要。

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    2018年10月08日
  • ゲノムが語る生命像 現代人のための最新・生命科学入門

    Posted by ブクログ

    2018年のノーベル賞受賞者ということで、1986年に執筆され、2013年に大幅加筆された本書を読んでみた。難しい部分も幾つかあるが、遺伝子あるいはその物質的根幹であるDNAの仕組みや、ゲノム解読などの技術的側面、そして、生命の設計図でありながら個体内でも柔軟に変異するという奇妙な性質などについて初めて聞く話が詰まっている。また、科学的な解説のみならず、終盤は、生命像や生命科学のあり方といった倫理・哲学的な思考についても、著者の考え方の一端が披露されていて、科学本の枠に収まらない内容となっている。

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    2019年12月31日
  • がん免疫療法とは何か

    Posted by ブクログ

    2章が免疫療法の詳細を述べた部分である。3章では生命倫理、4章では研究をめぐる資金などの話であった。
     もっと歴史的なことも含めて免疫療法や他の方法について詳細に書いてもよかったような気がする。

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    2019年07月04日
  • ゲノムが語る生命像 現代人のための最新・生命科学入門

    Posted by ブクログ

    生命科学の基礎から比較的新しい知見までが網羅されておりゲノムについて体系的に捉える事が出来た。また、生命科学が抱える課題や将来像についても言及されており奥の深い構成で大変参考になった。

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    2018年11月18日
  • ゲノムが語る生命像 現代人のための最新・生命科学入門

    Posted by ブクログ

    元ネタは、1986年に刊行された『遺伝子が語る生命像』。そこから三十年近くの間に当然のことながら生命科学は長足の進展を遂げた。本書はその進展を踏まえて2013年に改訂されたもの。特にPCRなどの解析技術の発展や、ヒトゲノムプロジェクトの成果などがあり、本書の内容も大幅に変わっているのではないかと想定する。新書(ブルーバックス)だが、内容は読みごたえがある。

    ヒトゲノムの全塩基配列の決定を、人口三万人の都市の電話帳を探しあてたようなものである、と評価し、この「都市」がどのような仕組みで動いているのかという全体像を明らかにしていくのは今後の大きな課題だとしている。この比喩はなかなかうまい。そして

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    2015年10月12日

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