作品一覧
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5.0
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ユーザーレビュー
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購入済み
啓示に富む素晴らしい作
史実を名君、家康の視点で描かれている。深掘りして、さもありなんと思わせ、家康を冷ややかに見てきた私もいささか評価を上げざるを得なくなる。
信長、秀吉とのくだりは見事に集約されているが、そこに至るまでの経緯をもう少し展開させてもらいたかった。家康には多くの思いがあったはずだ。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ2020年4月発行。
498ページに及ぶ長編の文庫だ。
時代は、豊臣秀吉が死んでからのこと。
徳川家康が次の殿上人となるであろうと認められつつあった。
そんな時にオランダ船で5艘の船団を組んでオランダを出発したのは、
日本と交易をしようと言う目論みであった。
御多分にもれず、旅は困難を極めた、天候ばかりでなく、
水や食料を求めた島では反対に襲われ何十人もの船員を殺される。
食料がつき、船自体もボロボロな状態でしかもたったの一艘で豊後の港につく。
そこから航海士ウィリアムアダムスの人生が大きく変わる。
先見の明があった徳川家康に重用されるきっかけも、素晴らしい。
歴史の中で家康