作品一覧

  • 明日あるまじく候   勇気を与えてくれる言葉
    3.5
    1巻880円 (税込)
    欲無ければ一切足り 求むるあれば萬事窮す    良寛 政をなすの著眼は情の一字にあり         佐藤一斎 90年代には総理大臣も務め、現在は陶芸や日本画を描く芸術家として 活動している細川護熙氏。 これまでの人生を振り返ると多くの言葉が、生きる糧となってきたという。 「若いときから本を読んで気に入った章句があると、できるだけメモを取るようにしていた。 何度も何度もその章句を読んで心の襞に焼き付けておくことによって、何か問題にぶつかったときに、 ハッと悟って、その語録が行動指針となる」(まえがきより) 先行きの見えない現代社会の一灯になればと、これまで書き留めてきたノートから 自分を創り上げてきた「言葉」を紹介する。 聖書やプラトン、道元、良寛から白洲正子や自らの小学校の先生の言葉など全50本。 単に章句の紹介に留まらず、自身の経験、政治家時代の体験、細川家に伝わる貴重な 史料に残るエピソードなどを交えたエッセイ。
  • 中国 詩心を旅する
    -
    1巻896円 (税込)
    李白、杜甫、王維、杜牧、陶淵明、白楽天、文天祥……細川元首相が幼少の頃から親しんできた漢詩・漢文の名言名句を手がかりに、それらの縁の地を訪ねた。杜甫の「国破れて山河あり」の舞台となった長安では、唐の詩人たちが活躍した往時の都を偲び、陶淵明の「帰りなん いざ」に導かれ、名勝と謳われた廬山へ。蘇東坡が「人生夢の如し」と謳った古戦場・赤壁では、『三国志』の時代に思いを馳せる――。詩人に限らず、達磨や玄奘といった僧侶や、王羲之や八大山人のような書家や画家も細川氏が「詩心」を感じた人々として登場。中国全土を巡り、四十八話をつづった細川護熙流「中国歴史紀行集」。旅愁を誘う撮り下ろし写真や、筆者自ら旅の印象を描いた絵画や書もふんだんに収録。
  • 閑居の庭から 続・不東庵日常
    -
    1巻990円 (税込)
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 「日本の庭園」には、花鳥風月を愛する日本人の古からの自然との触れ合い方、そして自然への憧憬の念が凝縮されている。60歳を機に政界を引退した元首相・細川護熙氏が庭園を通じて、そんな日本人および東洋人の持つ自然観に寄せる深い共感。さらに「閑居隠棲」をキーワードに、この世に対し多くを望まず自然のなかで心静かに生きることを理想とする、自らの人生哲学を語ったエッセイ集。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字サイズだけを拡大・縮小することはできませんので、予めご了承ください。 試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。
  • 不東庵日常
    3.7
    1巻990円 (税込)
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 60歳を機に政界を引退した元首相の著者が、湯河原の自邸・不東庵に隠棲して読書と作陶の日々を綴った随想集。己を見つめ、たゆまぬ研鑽を積む姿を伝える、『週刊 やきものを楽しむ』に連載され好評を博した文章に、細川氏のこれまでの、そしてこれから生きていくうえで生活の核となる読書論を加えて1冊に。今や陶芸家としても知る人ぞ知る細川氏の、生き方への洞察とやきものへの熱い想いに満ちた文章は、人生の晩年をいかに充実させるかという示唆に富み、人生後半にさしかかった世代の方々に深い共感を呼ぶことだろう。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字サイズだけを拡大・縮小することはできませんので、予めご了承ください。 試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。
  • 明日あるまじく候   勇気を与えてくれる言葉

    Posted by ブクログ

    「生きがいの言葉」気になる文中の言葉は
    リチャード・ニクソン:「人間は負けたら終わりなのではない、やめたら終わりなのだ」
    上杉鷹山:「学問とは古聖人の道を稽古することなり」
    細川護立:一番勉強になるのは人物論を読むこと、一流の人物に会うことである
    新渡戸稲造:「教育の第一は品性を建つるにあり」
    中でも新渡戸稲造にみる教育は「品性」を育てるものであって、現代の「落ちこぼれ」(難しいこと、社会に役に立たないことを無理矢理教え込もうとする)を作る事ではないということだ。
    一般教育とは「社会を知り、対応できる行動ができること」だと思う。

    0
    2022年03月23日
  • 不東庵日常

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     1938年生まれ細川護熙氏 著「不東庵(ふとうあん)日常」、2004.6発行です。60歳で政界を引退し、神奈川県湯河原で晴耕雨読実践の日々だそうです。人間五十年、何事も思い切りよくやっていきたい。朝起きるごとに「今日が最後」と思い定めて、その日その日をしっかりと過ごしていきたい。とのことです。「晴耕雨陶」「残生百冊」の2つの章立てです。
     細川護熙「不東庵日常」、2004.6発行、再読。1938年生まれ、細川護熙さん、1998年、60歳で政界を引退、神奈川の湯河原で轆轤(ろくろ)の畑の暮らしに。第1章が晴耕雨陶、第2章が残生百冊です。行間からオーラが発せられてるような気がしました。存在感のあ

    0
    2017年10月28日
  • 不東庵日常

    Posted by ブクログ

    元首相の細川護煕氏の本。不東庵での生活、焼き物やお茶のことが前半にあり、後半は読んだ本の紹介となっている。

    0
    2010年09月21日
  • 明日あるまじく候   勇気を与えてくれる言葉

    Posted by ブクログ

    タイトルに惹かれて買いました。しかし、よくある心に刺さるような名言集みたいなものをイメージしてましたが、全く違いました。結構難しい言葉ばかりで読むのも難しい言葉もかなりあるほとでした。細川さんの学識の深さがよくわかる本です。
    いまこのコロナの時代に細川さんがもし総理だったらどのような舵取りをされてたのだろうか?とそんな事も思いながら読んでました。

    0
    2022年02月12日
  • 不東庵日常

    Posted by ブクログ

    湯河原での晴耕雨読がつづられており、先般日本橋のデパートでは陶芸展が催させれていた。後半の残生100冊の記述では歎異抄、正法眼蔵、五輪の書、武士道等をまた読み返してみたい。

    0
    2009年10月04日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!