庄子大亮の作品一覧
「庄子大亮」の「アトランティス・ミステリー」「アトランティス=ムーの系譜学 〈失われた大陸〉が映す近代日本」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「庄子大亮」の「アトランティス・ミステリー」「アトランティス=ムーの系譜学 〈失われた大陸〉が映す近代日本」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
現代から一万二千年前、大西洋上にアトランティスという繁栄する島があった。
だが次第に堕落し、神罰によって一昼夜にして海中に没してしまった―。
プラトンが「全面的に真実の話」として書き遺した、アトランティス伝説である。
「アトランティスは実在した。
いま大西洋に沈んでいる」「いや、クレタ島のことだ」「アイルランドだ」「南極だ」などと諸説紛々、だがどれも根拠薄弱。
しかし、ヨーロッパ人が持つ先入観とは無縁であり、さらにプラトンの真意を見抜く歴史学者の眼を持つ著者の論説は、瞠目に値する。
[ 目次 ]
第1章 アトランティス伝説とは何か
第2章 アトランティスは文明の起源か?―大西洋
Posted by ブクログ
「アトランティス」「ムー」に胸ときめかせた思春期に思いをはせながら、なぜあんなにも「失われた大陸」に魅了されていたのか、その理由がわかるかもしれないと思い、手に取りました。結果、予想を上回る面白さで、大満足でした。
私自身は、今やムーもアトランティスも(レムリアも)実在はしていなかった、と考えてはいるのですが、明治時代から日本ではかなりのいい年をした大人が、大真面目にアトランティスやムーの実在を論じ、時には戦前の軍国主義・国粋主義にまで影響を与えていたことを知って、驚きました。近代日本においてアトランティス・ムーがどのように取り扱われてきたか、現代ではどうなのか、私たちにとって〈失われた大陸〉