作品一覧
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4.0
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ユーザーレビュー
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Posted by ブクログ
ネタバレすごくよかった。びっくりした。
本屋メガホンさんの『透明人間さよなら』をきっかけにこの本のことを知った。
日々透明にされること、その事への怒り、悲しさが記録されていた。
自分の大事なアイデンティティから目を逸らして見なかったフリを続ける、それでも別の角度からは愛情を注いでいる距離感の掴めない、それでもこれまでずっと一緒にいた、著者的には大切な存在の家族。自分を傷つけている存在を、それでもその温かい側面を無視せず捉えてまっすぐにもがいている姿に痺れた。(私は全て切り捨ててしまうタイプなので…)。
本来ならいい人、根はいい人、大事な人。そんな人たちに悪意なく自分のアインデンティを否定されたり無視さ -
Posted by ブクログ
「少年アヤ」というのが作者の名前だったり、馬じゃなくて人間のお話だったりして、最初ちょっと驚いた。でも、最後まで読んだらおもしろかった。
クラスでいじめられていた周りとちょっと違う子と、女子がばかにされるのはおかしいって思った女の子たちがおんな国を作って、学校を出て行っちゃった。
勝手に出て行って、先生は怒るかと思ったけど、泣いていて、びっくりした。こうなるまで放っておいたのがいけないとわかったからかな。
誰が何を好きでもいいから、好きなものを言えなかったりばかにされたりするのはちょっと不思議な気がしたし、かわいそうだと思った。ぼくが何を好きでもお父さんとお母さんは、「いいね」って言ってくれる -
Posted by ブクログ
少年アヤさんのことは、Instagramで知った。
いつも、可愛いレトロな雑貨やおもちゃの写真をUPしている、文章を書く人。という認識で、一年くらい前からフォローしていたけれど、著作を読んだのはこれが初めてだ。
読み始めたら、通勤電車内でも(7分くらいしか乗らないから自転車で行く日が多いのに、これが読みたいから敢えて地下鉄に乗った)、乗り換えで歩く間も、隙を見ては一行でも読みたくて、三日ほどで読み終えた。(丸一日休みがあれば多分一日で読んでしまっていたと思う)。
そういう本は、スティーブン・ミルハウザーの「エドウィン・マルハウス」以来。つまり、めちゃくちゃ面白かったのだ。
日記のような、サ -