渡会圭子の作品一覧
「渡会圭子」の「アマゾンのように考える 仕事を無敵にする思考と行動50のアイデア」「ウォー・フォー・タレント」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「渡会圭子」の「アマゾンのように考える 仕事を無敵にする思考と行動50のアイデア」「ウォー・フォー・タレント」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
狩猟採集中心の原始時代は余剰の蓄積という考え方がなく、豊かな自然の恵みがある前提で、今必要な食糧を短時間労働で得て、他の時間は儀式や創作活動などに使っていたらしい。
現代でも狩猟採集型の伝統を守って生活している部族では、力が強いものや狩りのスキルが高い者が権力を持たないように、食糧を分けることを「恥」と感じるようにする文化があるそうだ。また、自分のモノという所有の概念が我々と異なり、自分が持っていない者を、余剰を持っている者に要求することが当たり前ととらえられている。
気候変動とともに?、農業を行いはじめた人間は未来のための食糧生産や天候不順等に備えて余剰の生産を行う必要がでてきた。また、
Posted by ブクログ
【目次】
はじめに テクノロジーと人間の関係が変わる
コンピュータの時代の精神分析
変わる人間とコンピュータの関係
ネットワークとロボットの進化
深い会話から生まれた民族誌
協力してくれた方々への感謝
未来を生きる娘への手紙として
序章 つながっているのに孤独
人間関係の代用品となったテクノロジー
私たちは現状に満足しているのだろうか
「ロボットを使えばよかったのに」
ロボットとの愛とセックス
私たちはロボットに親密な関係を求めるのか?
恋人よりも息子よりも
ロボット化の時代
変わる人間関係とアイデンティティ
つながっているのに一人ぼっち
接続とそれへの不満
生まれつつある新しい「自己
Posted by ブクログ
読み応え十分の本でした。ロボットそしてインターネットが人間をどう変えていくのか、について著者の長年の研究を元に書かれた本です。著者はもともとこれらの影響を楽観的に見ていたところ、徐々に悲観主義的になってきたとのことで、そのあたりのトーンは本書全体から伝わってきました。本書を読んで私なりに解釈した内容は以下の通りです。
ロボットやネットへの依存症は、その背景に「人間不信」もしくは「全てを制御したい」欲求がある。人間が相手だと裏切られるかもしれない、悪態をつかれるかもしれない、自分の思い通りに相手が振る舞ってくれないことも多い、という感覚。そうなると、本書でもたびたび書かれているように、ロボット