作品一覧

  • 酔鯨 山内容堂の軌跡 土佐から見た幕末史
    4.0
    1巻1,485円 (税込)
    この人物を知らずして幕末史は語れない! 将軍継嗣問題、土佐勤王党の弾圧、大政奉還……。第一人者が描き出す幕末維新史の決定版!
  • 歴史を知る楽しみ ──史料から日本史を読みなおす
    3.0
    1巻770円 (税込)
    歴史を学ぶことは、昔の出来事をただ暗記することじゃない! 教科書を飛び出して、史料と向き合う歴史学の世界へ行こう。過去の人たちの人生を知ることは、いまの自分を知ることにつながる。幕末史の泰斗による「歴史の見方」入門。
  • 西郷隆盛 維新150年目の真実
    3.5
    最新の研究成果を盛り込んだ決定版 都会的、エレガント、手先が器用、涙もろい……。 無数の証言から浮かび上がる、史上最大のカリスマの素顔。 物腰が優雅でスマート、この上なく男前。計算が得意で経済に明るく実務能力も高い。人目をはばからず涙を流し、人の好き嫌いが激しく、神経がこまやかでストレスに悩まされる……。徳川将軍から園の芸妓まであらゆる人々の証言を読み込み、西郷をめぐる七つの謎を解きながら“大西郷”の実態を活写。数々の新視角を世に問うてきたトップランナーによる、誰にも書けなかった西郷論!
  • その後の慶喜 ──大正まで生きた将軍
    4.5
    1巻770円 (税込)
    1867年、大政奉還を行った徳川慶喜は歴史の表舞台から姿を消し、1913年に没するまで時代との係わりを断って静かに暮らした。旧幕臣たちとの微妙な関係、狩猟や写真など多岐にわたる趣味、たくさんの子どもを作った家庭人としての側面、そして自分を追い落とした明治政府と皇族への感情。謎に包まれた「最後の将軍」の長い余生を第一人者が鮮やかに浮かび上がらせる。
  • ある豪農一家の近代 幕末・明治・大正を生きた杉田家
    -
    1巻1,705円 (税込)
    幕末期、仁政イデオロギーのもと大庄屋として地域を指導していた仙十郎。彼はなぜ「万機公論」「四民平等」の新政府に期待し、そして失望したのか。自由民権運動に身を投じ、第一回衆議院選挙で国会議員となった定一を支えた杉田家の困窮。英学の修得に情熱を燃やし、新島襄・八重夫婦との交流を深めた鈴が体現する新しい女性像。従来の教科書的理解では、決してわからない日本の近代化の多面的な実相を描き出す。(講談社選書メチエ)
  • 江戸幕府崩壊 孝明天皇と「一会桑」
    4.4
    1巻1,045円 (税込)
    薩摩、長州を中心とする反幕府勢力が、武力で倒幕を果たしたという「常識」は本当か。第二次長州戦争は、なぜ幕府の敗北に終わったのか。王政復古というクーデタ方式が採られた理由とは。強烈な攘夷意思をもつ孝明天皇、京都の朝廷を支配した一橋慶喜、会津藩の松平容保、桑名藩の松平定敬。敗者の側から、江戸幕府体制がいかに、そしてなぜ崩壊したかを描き出す。(講談社学術文庫)
  • 西郷隆盛 維新150年目の真実

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    理路整然とした文章で読みやすい!
    1日で読破。構成もわかりやすく、西郷隆盛の人生を一通り知っている人であれば誰でも楽しめる1冊。

    どの章も魅力的でわかりやすいけど、特に惹かれたのは西郷の7つの謎のうち、
    何故早い段階で自決しなかったか、という点を
    自分のために死んでくれる者がいることを無上の名誉だと思っていたのでは、という
    筆者の見解。
    正しいか正しくないかは置いといて、いやー面白いし正直、ありえない話ではない。
    筆者が述べている通り、西郷隆盛はただ単なる豪胆なヒーローではなくて、繊細、人間嫌いな面もあり自分を好んでくれる人間には優しくする。
    そう考えると、とんでもなく歪んだ自己肯定感として

    0
    2022年05月08日
  • その後の慶喜 ──大正まで生きた将軍

    Posted by ブクログ

    とかく誤解を受けがちで賛否両論ある最後の将軍様。意外なカワイイ姿を拝見できて楽しいです。しぶとく生きて幸せに死んだ姿は見習うべきところがある。

    0
    2022年01月15日
  • 江戸幕府崩壊 孝明天皇と「一会桑」

    Posted by ブクログ

    倒された幕府ではなく、自壊したというのが
    読み取れます
    そういう時に慶喜の姿がチラチラと見えると
    舞台に悪役が登場したような存在感がある

    0
    2016年06月11日
  • 江戸幕府崩壊 孝明天皇と「一会桑」

    Posted by ブクログ

    [もう1つの主役]対外的な危機を背景として薩長を筆頭とする雄藩が倒幕に乗り出すという、巷間に溢れる幕末史の見方に新たな視点をもたらす意欲作。これまであまり注目を集めてこなかった、強硬な攘夷論者の孝明天皇、そしてその背後に控えた「一会桑(一橋慶喜(注:後の徳川慶喜)、会津・桑名両藩)」の動きとその役割に光を当て、知られざる歴史の一面を明らかにしていきます。著者は、中学・高校の先生を勤めながら歴史を学んだという家近良樹。


    取り上げられた対象が素晴らしければ、その時点で本の面白さが一定程度は保証されるといっても過言ではないと思っているのですが、孝明天皇という対象はまさにそのような一例なのではない

    0
    2015年09月25日
  • 江戸幕府崩壊 孝明天皇と「一会桑」

    Posted by ブクログ

    幕末明治史に対する新鮮な視点を提供してくれる。討幕派というものがこれまでいわれていたようにすんなりと結成されたものではなく,紆余曲折の末,処々の要素が絡み合う中で産み落とされた,といっていいものであるということ。

    0
    2015年04月06日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!