作品一覧

  • ナマケモノ教授のムダのてつがく
    4.0
    1巻1,540円 (税込)
    そうだったのか!ムダの先にある豊穣の世界 コロナ禍では「不要不急」がひとつのキーワードとなった。また「コスパ」「タイパ」、そんな考え方が日常を侵食している。しかし、要不要とはいったい何だろう。身のまわりのすべてのことを、「役に立つかどうか」「効率がいいかどうか」「払った対価に見合っているかどうか」、そんなモノサシで測ってよいものだろうか。 その価値観で捨てた「ムダ」なもの、それは本当に「ムダ」なのか?誰にとって?何にとって?そもそも「ムダ」で何が悪いのか?「ハチドリのひとしずく」を日本に紹介した著者が「ムダ」を切り口に、暮らし、労働、経済、テクノロジー、人間関係などについて思索する。
  • エレガント・シンプリシティ 「簡素」に美しく生きる
    4.3
    1巻1,870円 (税込)
    こころをこめてマインドフルに生きること、それがシンプリシティ。 世界的名著『スモール・イズ・ビューティフル』を著したE.F.シューマッハーの意思を継いで、イギリスのエコロジカル雑誌「リサージェンス&エコロジスト」の編集主幹となった先駆的エコロジスト、サティシュ・クマールが、いま世界に「簡素」に生きることの素晴らしさを説く! 新型コロナウイルス感染症が猛威を振るい始めたとき、カナダの若者たちの共感を得て話題となった本がいよいよ邦訳。 「大量生産という産業のありかたは、醜い文明をこしらえてしまったのではないか。私たちは数字に支配され、経済にとりつかれ、スピードのとりこになっているが、これら三つは美しさの天敵だ。―― ――日本には「わび」「さび」という美学的な概念がある。そこには「飾りけがない」「気取らない」「謙虚」などの意味が含まれている。高級そうで、華やかで、大げさで目立つものである必要はない。ザラザラ、ゴツゴツしていたり、あっさりしたりしていてもよい。ありのままで、手がこんでいない。まさに「わび」と「さび」には〈エレガント・シンプリシティ〉、簡素で美しい生きかたが表現されている」―――(本文より)
  • 「雑」の思想 世界の複雑さを愛するために
    -
    1巻1,320円 (税込)
    近代社会が喪った「雑」の魅力を語りあう 雑談・雑音・雑学・雑種・雑用・複雑・煩雑・粗雑…… 現代社会が否定してきた「雑」の中に、多様性や民主主義の根っこがあり、 市場主義や「生産性」に代わる価値観の手がかりがある。 “雑”なる対話から広がる魅力的な世界。 【目次】 はじめに……辻 信一 第1章 「弱さ」から「雑」へ 第2章 「雑」なる民主主義・「雑」なるエコロジー 第3章 座談で「雑」を広げる・深める(田中優子×山崎亮×高橋源一郎×辻信一) 第4章 「雑」に向き合う宗教・「雑」を取り入れる経済 第5章 「雑」の思想は深まり広まる おわりに……高橋源一郎 【著者】 高橋源一郎 作家。『優雅で感傷的な日本野球』で三島由紀夫賞、『日本文学盛衰史』で伊藤整文学賞、『さよならクリストファー・ロビン』で谷崎潤一郎賞を受賞。 辻信一 文化人類学者、「ナマケモノ倶楽部」世話人、「100万人のキャンドルナイト」呼びかけ人代表。『スロー・イズ・ビューティフル』(平凡社ライブラリー)ほか著書多数。
  • 「あいだ」の思想 セパレーションからリレーションへ
    -
    1巻1,408円 (税込)
    「あいだ」は愛だ? 関係性をめぐる対話 新型コロナが私たちに意識させた人との距離、そして境界線。他者とのあいだ、国と国のあいだ、生と死のあいだ…広がる連想と対話を通じて、危機の時代を生きぬくための立地点をさぐる。「弱さ」「雑」と重ねた対話集の完結編。 【目次】 はじめに 辻信一 第一章 さまざまな「あいだ」 第二章 「あいだ」を広げる二つの視点(田中優子・山崎亮) 第三章 「あいだ」は愛だ 第四章 「あいだ」で読み解くコロナの時代 第五章 「弱さ」×「雑」×「あいだ」 おわりに  高橋源一郎 【著者】 高橋源一郎 作家。『優雅で感傷的な日本野球』で三島由紀夫賞、『日本文学盛衰史』で伊藤整文学賞、『さよならクリストファー・ロビン』で谷崎潤一郎賞を受賞。 辻信一 文化人類学者、「ナマケモノ倶楽部」世話人、「100万人のキャンドルナイト」呼びかけ人代表。『スロー・イズ・ビューティフル』(平凡社ライブラリー)ほか著書多数。
  • 「ゆっくり」でいいんだよ
    4.6
    知ってる? ナマケモノが笑顔のワケ。食べ物を本当においしく食べる方法。デコボコ地面が子どもを元気にするヒミツ。「楽しい」のヒント満載のスローライフ入門。
  • 弱虫でいいんだよ
    4.0
    1巻825円 (税込)
    「強い」のは良いこと、「弱い」のは悪いこと、とされているけれど、本当だろうか? 生物に優劣がつけられないように、強弱も絶対ではないことを心に留めて、「弱さ」について考えてみよう。
  • 自然農という生き方 : いのちの道を、たんたんと
    4.2
    1巻1,320円 (税込)
    無農薬、無肥料、不耕起が基本の自然農。『奇跡のりんご』で広まった自然農を、70年代から実践してきた川口由一に、その極意を聞く。

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  • ブラック・ミュージックさえあれば
    -
    1巻2,200円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 音楽が、語りが、踊りが、噴き出す街ニューヨーク・ハーレム。ブラック・ミュージックとの出合い、しなやかであたたかな身体をもつ人々との交流──ブルーでソウルフルなリズムに励まされるように生きることの意味を語るエッセイ。

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  • 「ゆっくり」でいいんだよ

    Posted by ブクログ

    「ゆっくり」でいいんだよ
    著:辻 信一
    ちくまプリマー新書 043

    スローライフの入門書

    かならずしも、スローがいいとはおもえませんが、たまには見方を変えてみるのもいいかと思います
    あせらないで、ゆっくりというのも、いいかも
    でも、ゆっくりと手を渡されても、どうしたらいいのかを考えてしまう

    気になったのは以下です

    ・時間というものは、ありすぎても、困るし、少なすぎても困る
     つまり、ひまをもてあますのも困るし、忙しすぎて時間が足りないのも困る

    ・ビジネスということばは、ビジー、つまり、忙しいということばからきている

    ・時計であらわされる時間というのは、地球のすみずみにまで広がった巨

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    2024年04月12日
  • ナマケモノ教授のムダのてつがく

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    今の世の中でひっかかることが多く、読み始めた本。筆者の意見に全て賛同するわけではないけれど、役に立つとは?無駄とは?と考えるうえでいろんな視点をくれます。

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    2023年08月16日
  • ナマケモノ教授のムダのてつがく

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    「役に立つかどうか」というのは、あくまでのひとつの指標である。それだけを指標にしてしまうことへの問題提起。ムダなものなんて、この世にはない!

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    2023年03月24日
  • エレガント・シンプリシティ 「簡素」に美しく生きる

    Posted by ブクログ

    個人の内面的な調和=マインドフルネスと、外的、社会的な課題である環境問題への対応とが、一本の道として繋がっているということに開眼させてくれた。
    シンプルな暮らしと、生き方。
    分断から、関係性の改善によってのみシンプリシティへ辿りつくというところなど、刺さる言葉が溢れている。

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    2023年01月10日
  • 自然農という生き方 : いのちの道を、たんたんと

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    川口さんが、体調を崩して、複合汚染を、読み、本当に美しいものを求め自然農を始めた経緯、母の反対や、数年間の収穫ができない期間を乗り越えて、工夫を重ねて今の、耕さない、持ち込まず持ち出さない、草や虫を敵としないという自然農にたどり着いた経緯、それを広める赤目自然農園という形について、わかった。

    作物が幼い時に、他に負けるといけないが、いろんな草や生き物の中で育つ方がいい。48→人もこどもも一緒。

    水田に米だけではダメ。地球に人だけではダメなように。多様な生物が同時に生きて生かし合いになる。51→そのなかで、負けない力を育んであげる、少し手を貸してやるということか。

    川口さんは、世の中を変え

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    2022年08月07日

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