作品一覧

  • 精神指導の規則

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    昭和14年に翻訳されたものですが、だいぶ読みやすく分かりやすい訳でした。未完結の論考ですが、掲げられている規則には現代にも通じるものがあると思いました。

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    2015年09月07日
  • 方法序説ほか

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    哲学徒としてこれは外せない。
    アリストテレスやカントやヘーゲルやマルクスを無視しても、
    どんなに難しくて、どんなに後世から非難されても、スゴイもんはスゴイ。

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    2009年10月04日
  • 省察 情念論

    Posted by ブクログ

    数年前に 『インサイド・ヘッド』 という映画がヒットしましたが、それを哲学者が書くとこうなる、というような内容でしょうか。

    「怒り」「悲しみ」「喜び」など、私たちの身近な「感情」(情念)は、なぜ起こるのか?

    それを、17世紀当時の最新の医学の知見(←現代においては、完全な誤りです)を踏まえながら、現代にまでその名を轟かす知の巨人・デカルト先生が一生懸命分析しました。

    哲学書(哲学者が書いた本)というと、長くて難解でつまんない><!というイメージがあるかもしれませんが(それ以前にまったくイメージがわかないかもしれませんが)

    「教養として、哲学書をちょっと読んでみたい!」 という人がもしい

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    2017年05月02日
  • プロレゴーメナ 人倫の形而上学の基礎づけ

    Posted by ブクログ

    とりあえず「人倫の形而上学の基礎づけ」を。カント難しいかなーと思ったけど、短いしすいすい読めた。短いだけじゃなくて、内容もちゃんと理解できる頭に入ってくる。なんだ、カント恐るるに足りず、だね。
    と思ったら、いちど読んだやつだった。そりゃすいすい読めるよ。。。

    「プロレゴーメナ」
    『純粋理性批判』があまりに批判を受けたために書かれたという要約版。要約版と言えども、まあ難しい。最初の「いかにして純粋数学は可能か」はまだなんとか読み進められるが、次の「いかにして純粋自然学は可能か」で五里霧中、「いかにして一般に形而上学は可能か」でもうお手上げ。
    こういうのは学生のうちに読んでおかなくちゃいかんよ、

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    2016年03月06日
  • 方法序説ほか

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    ネタバレ

    デカルトの代表作。
    新たな哲学の土台を確立するまでを自伝的エッセイ風に書いた作品。
    哲学の第一原理とした「我思う、ゆえに我有り」が有名。

    おそらく10数年振りに読んだが、なかなか面白かった。
    真理を導き出す方法として4つの規則が出てくるが、
    真理が確立するまでの暫定期間中に守るべき道徳法則としての
    3つの格率の方がより哲学的に感じた。
    哲学をどのように定義するかによるかもしれないが。。

    3つの格率とは、
    1)自分の国の法律と習慣に従う。
    2)疑わしい意見でも一度従うと決めたら従い続ける。
    3)世界の秩序より自分の欲望を変えるようにすること。
    となっている。
    これが面白いのは、真理を導き出す

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    2011年08月02日

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