安達正勝の作品一覧
「安達正勝」の「ジャンヌ・ダルク」「死刑執行人サンソン――国王ルイ十六世の首を刎ねた男」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
「安達正勝」の「ジャンヌ・ダルク」「死刑執行人サンソン――国王ルイ十六世の首を刎ねた男」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
高校の世界史の先生がフランス革命を抒情的に語った神授業を今でも覚えているが、まさにこの本のように人間ドラマとして歴史を追う魅力はどの世代にも共感してもらえるだろう。本書によりルイ16世の人物像がパラダイムシフトした。国民思いで暴力や弾圧を避けたかった人格者で革命に肯定的な優れた王様だった。民衆を武力で鎮めていればまた歴史は違っていたかもしれない。フランス留学の経験もある鄧小平はフランス革命の事例をよく知っていたこともあって、天安門での決断を下したのではないかと思ってしまった。バスティーユは襲撃時に7人しか収監されておらず、しかも政治犯がいなかったとは…象徴が人に及ぼす力はすごい。ルイ16世の7
Posted by ブクログ
我々の社会の根本原則である「国民主権」や「法の前の平等」はフランス革命によって確立された。
生まれや身分による差別が当然のものとされた歴史はフランス革命により否定され、決定的になったが、今からたかだか200年前のこと。
バスチーユ要塞がパリの民衆によって攻め落とされ、フランス革命の火蓋が切られたのは1789年。ナポレオンが政権を掌握した1799年のブリュメールのクーデターで終わったとするのが、一般的。フランス革命には世界主義の思想があった。フランス革命の際、人口構成は40歳以上24%、若さが社会的活力を産んだ。
そこから世界が変わった。
フランス革命、世界史に詳しくない人でも楽しめるし、