古荘純一作品一覧

  • 「いい親」をやめるとラクになる
    4.0
    どうして子どもを叱りすぎてしまうのか。いつも欠点ばかり目についてしまうのか――それは「子育てに自信がない」「不安でつらい」という「育児困難」のせいかもしれません。育児困難に悩む親は4人に1人いるといわれますが、実はそこには「自己肯定感」がかかわっています。1万人以上の親子を見てきた児童精神科医が教える、親子の自己肯定感を高めて子育てをラクにするヒント。
  • 教育虐待・教育ネグレクト~日本の教育システムと親が抱える問題~
    3.7
    小児精神科を受診する子どもの中には、家庭や学校で教育をめぐり虐待的対応を受けている子がいる。大学生にもこれを原因とした心の問題を抱える者が多く、就職活動等を機に不適応を起こすことも多い。子ども時代は精神疾患を発症しやすい時期だが、なぜ日本の教育現場では自尊感情を下げる体験をさせてしまうのか。本来求められる対応とは。豊富な事例と共に解説。アスペルガー障害の当事者が特別支援教育での事例も分析・報告。
  • 空気を読みすぎる子どもたち
    3.5
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 子どもの本音をイラスト図解 【親の言うことをよく聞く「良い子」ほど危ない】 子どもたちは、幼稚園や保育園などの園や学校で多くの時間をすごします。 そこは集団生活の場。 子どもたちは、周りの空気を読み、合わせようとしています。 その空気はときに「同調圧力」というほど、 子どもたちの言動を制限します。 家庭でも空気を読み、親の期待に応えようとします。 ときには、期待が重すぎて、子どもたちの負担になっています。 いつも、自分より空気を大事にしつづけていれば、 自分は大切な存在だと自信をもてる「自己肯定感」は育ちません。 もろく、崩れやすい子やつらさを内面に抱え込んでしまう子もいます。 不安症やうつ病など、心の病になることも、けっして少なくありません。 本書では、空気を読みすぎる子どもたちの心の根底になにがあるのかを考え、 今できることを紹介します。 【監修者プロフィール】 古荘純一(ふるしょう・じゅんいち) 青山学院大学教育人間科学部教育学科教授。小児科医、小児精神科医、医学博士。1984年昭和大学医学部卒。88年同大学院修了。昭和大学医学部小児科学教室講師などを経て現職。小児精神医学、小児神経学、てんかん学などが専門。発達障害、自己肯定感、不登校、ひきこもり、虐待などの研究を続けながら、教職・保育士などへの講演も。小児の心の病気から心理、支援まで幅広い見識をもつ。小児の精神医学に関する論文も多数ある。主な著書に『自己肯定感で子どもが伸びる――12歳までの心と脳の育て方』(ダイヤモンド社)、『日本の子どもの自尊感情はなぜ低いのか 児童精神科医の現場報告』(光文社新書)などがある。 【本書の内容構成】 1 自分を無理に抑えてでも周囲に合わせる 2 一生懸命に空気を読もうとするのはなぜ? 3 つらい気持ちのSOSサインを見逃すな 4 子どもが陥る危険性がある心の病 5 大人が心がけたい八つのこと ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • ことばの遅れが気になるなら 接し方で子どもは変わる
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【発達障害を疑う前に】 うちの子はことばが遅い……という漠然とした不安に加え、1歳6ヵ月健診、3歳児健診でことばの遅れを指摘され、不安な気持ちに拍車がかかっていないでしょうか。誰にも相談できず、自分のせいではないか、と心を痛めている人も多いようです。 また、「発達障害」への関心が高まるにつれ、ことばの遅れをすぐに発達障害と結びつけるケースも増えています。原因探しに奔走し、発達障害の診断を急ぎ過ぎる傾向もみられます。そもそも子どもの発達過程には個人差があり、ことばの成長にも個人差が大きく影響します。とくに1~3歳ぐらいの子どもは、発達過程での個人差がとても大きく、ことばの遅れだけで発達障害を診断することは困難です。 発達障害などの影響が疑われる場合であっても、そうでなくても、子どものことばをはぐくむために家庭でできることは、「ていねいな働きかけ」です。子どもへの接し方を少し変えるだけで、子どもの反応は変わってきます。子どもが興味をもったものにいっしょに関心を寄せ、同じ目線に立って共感する。ささいなことですが、こうした働きかけが、子どもの自己肯定感やコミュニケーション能力を高め、「ことばの芽」を育てることにつながっていきます。 本書では家庭での働きかけの大切さとともに、「ことばをはぐくむ接し方」や、発語の土台となる「感覚遊び」など具体的な方法を紹介、「ことばの遅れ」をどう受け止め、子どもとどう向き合い、どのように働きかけたらよいかをお伝えします。 【1~3歳までの働きかけはとても大切】 ・子どもからの発信に、きちんとこたえる⇒自己肯定感が育ちます ・楽しい遊びを一緒にする⇒コミュニケーション力がつきます ・子どもの気持ちによりそう⇒信頼関係を築けます ・外遊びを増やす⇒感覚や運動機能が発達します ・十分な睡眠と規則正しい食事⇒脳や神経のネットワークが発達します 【本書の内容構成】 プロローグ/自分を責めないで。発想を変えてみよう 1/「ことばの遅れ」ってどういうこと? 2/接し方を変えてことばを育てよう 3/感覚遊びを発語につなげよう 4/特性をとらえ子どもの幸福感につなげよう
  • 自己肯定感で子どもが伸びる―――12歳までの心と脳の育て方
    -
    テストの点で測れない「非認知能力」=「考える力」「やり抜く力」「折れない心」の土台は、親が子どもの話を聞くことから作られる! 時代が変わっても、子どもの脳を傷つけないで「あと伸びする子」に育てるためのノウハウを、著者が接してきた実例とともに紹介しています。子どもへの接し方に悩むすべての大人必携の書。
  • DCD 発達性協調運動障害 不器用すぎる子どもを支えるヒント
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【知られざる発達障害】 転びやすい、着替えができない、なわとびがとべない、自転車にのれないなどは、子どもと過ごす生活のなかで、日常的によくある光景です。 しかし、そうした動作のなかにとりわけ「極端なぎこちなさ」を伴う子どもたちがいます。 本人が努力しても、親がどんなに教えてもうまくできない子どもたち。 そのような子どもたちは「DCD:発達性協調運動障害」のある子どもなのかもしれません。 DCDは、極端に不器用で、日常生活にさまざまな困難さを抱える発達障害の1つです。 協調運動の不具合で起こるため、診断がつかずに困難さを抱えたまま学童期を迎えることが多く、周囲からは理解されず、生きづらさを抱えているケースも少なくありません。 本書では、DCDという疾患がどんな症状を呈し、どんな生きづらさを伴っているのかを解説するとともに、 実例を多くあげて本人・家族が抱える困難さの現状、支援方法やアドバイスを紹介していきます。 【本書の内容構成】 プロローグ「DCD」という発達障害を知っていますか? 第1章 「不器用」では片づけられない「極端なぎこちなさ」 第2章 まだ知られていない「DCD」という発達障害 第3章 幼児期の「極端なぎこちなさ」に気づいてほしい 第4章 学校でいちばんつらいのは体育の時間 第5章 学校生活のあらゆる場面で困りごとを抱えている 第6章 大人になっても就労や家事でつまずきやすい 第7章 自分なりのライフスタイルをみつける ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • DCD・不器用な子も楽しめるスポーツがある社会のために
    -
    運動の苦手な子の実情とスポーツの意味を探り,「楽しめるスポーツのある社会」を目指した,専門家による支援や指導法の工夫を詳説。

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  • なわとび跳べないぶきっちょくん ただの運動オンチだと思ったら、DCD(発達性協調運動障害)でした!
    5.0
    なんで全然知られてないの!? キックバイクでこぐことなく倒れた息子!  おかしいな? と思いつつ、小学校に入ったら文字が壊滅的に下手、縄跳びもとべない…。 病院に行ったら「体ではなく脳が関係している、 DCD(発達性協調運動障害)かもしれません」と言われました。
  • 日本の子どもの自尊感情はなぜ低いのか~児童精神科医の現場報告~
    4.1
    主観的な幸福度が世界最低レベルの日本の子どもたち。何が子どもたちから自信や心の居場所を奪っているのか。QOL調査結果を元に診療や学校現場の豊富な事例を交え考察する。
  • 発達障害とはなにか 誤解をとく
    3.3
    「自閉症」「アスペルガー」などは誰もが知る言葉だが「親の育て方が悪いから」「ゲームばかりするから」など不正確な知識や偏見も多い。現場で診断にあたる小児精神科医が症例や最新研究をもとに誤解をとき、正しい理解と対応を訴える。

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