滝大作作品一覧

  • 小説 お江戸でござる
    3.0
    2004年まで9年にわたりNHKで放送されていた「コメディーお江戸でござる」。江戸の町人生活をコミカルに描く演劇と、江戸風俗研究家・杉浦日向子さんの解説の妙で人気番組として定着していた。その脚本を数多く手がけたのが滝大作さん。本書の著者である。本書は、20話の短編小説からなり、大工とそのおかみさん・船頭・小身の旗本・夜逃げ屋・いなか娘・岡っ引きなど、様々な登場人物が入れ替わりつつ、江戸情緒たっぷりの物語世界が展開される。古典落語を思わせるテンポいい語り口、映像が眼に浮かんでくる的確な描写、月並みなハッピーエンドをよしとしないラストの切れ味……。江戸時代ファンならあっという間に引き込まれる勢いある20話が集まっている。コメディーや演劇の世界に幅広い交友関係を持つ著者が、所ジョージさん、佐藤B作さん、高平哲郎さんら友人たちのエールを受けて世に問う、なぜか“懐かしさ“が胸に響く会心の時代小説集。

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  • 笑いの花伝書
    3.0
    1巻1,320円 (税込)
    浅草芸人たちの、軽演劇で練られたコント。エンタツ・アチャコの、自由自在に脱線するボケ。コント55号の、ボケ役に常識人キャラ・坂上次郎を配する役割分担の妙。立川談志の、ルールの裏側を暴いて嘲笑するアフォリズム。林家三平の、地口を駆使したなりふり構わぬボケ倒し。松元ヒロの、天皇までも標的にする果敢なツッコミ。赤塚不二夫の、本音しか存在しない狂気の世界。実例多数収録、笑いを語る基本文献の登場!

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