鈴木びんこ作品一覧

  • あの日をわすれない はるかのひまわり
    3.0
    阪神・淡路大震災で、妹を亡くした少女の10年を描いたノンフィクション絵本。加藤いつかさんは、阪神・淡路大震災で妹・はるかちゃんを亡くした。体育館での避難生活、次第に生きる意欲を失い壊れかけそうになる家族、厳しい体験が続く。その一方、ボランティアの温かさにも触れた。震災のあった年の夏に、はるかちゃんの亡くなった場所から、大輪のひまわりが咲いた。近所の人が「はるかちゃんのひまわり」と呼んだことから、毎年そのひまわりの種を蒔く活動が広がり、いつのまにか震災自体のイメージの花として、ひまわりが注目されるようになる。当初いつかさんは、辛すぎてひまわりを見ることすらできなかった。しかし、何年も何年も妹の名が付いたひまわりを蒔き続ける活動が続く中、自分もできることから始めようという気持ちが芽生え始める。現在は、震災の語り部として、講演活動にも携わってる。NHKで放映されて感動をよんだ実話の絵本化。
  • 家族っていいね〈5・6年生〉
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    よっさんは、お父ちゃんの弟で、お母ちゃんいわく、わが家の貧ぼう神。~一文無しになると、まるでゆうれいのようにふらりと現れる。~(『満員家族』より) 家族をテーマに全国から公募した原稿の中から選ばれた優秀作品と作家書き下ろしの作品を計15編収録。朝の読書に最適な、心温まるお話集です。 〈収録作品〉:「早く帰ってきて」(稲葉洋子)/「ねたふり父さん」(皿海達哉)/「満員家族」(石川純子)/「ぼくんちのあつーいあつーい夏」(高橋秀雄)/「おじいちゃんと二人三きゃく」(河野睦美)/「スローなライフ」(八束澄子)/「まっ白ごはんが好きだから」(田沢五月)/「夜のはしっこ」(鈴木睦子)/「最後は笑って」(泉りえ子)/「目の上のたんこぶ」(浅野竜)/「さようなら、なすの牛」(吉川知保)/「ぼくのパワー」(松本聡美)/「日曜日のうた」(田窪久美子)/「とうふで勝負だ」(たきしたひろみ)/「走れ! ドジパパ」(赤羽じゅんこ)

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