宮田珠己作品一覧

  • ふしぎ盆栽ホンノンボ
    3.7
    何だ? これは!? 岩の上にミニチュアが! ベトナムのヘンな「盆栽」の謎を探る紀行エッセイ――「仮にも一国の伝統文化が、こんなおもちゃのようなマヌケな感じでいいのか!」…ベトナムに旅した著者の琴線を揺さぶった、「ヘンな岩」ホンノンボ。それは、山か島のようで、家や人物のミニチュアがのっており、水を張った鉢のなかにある。もっともっと多くのホンノンボに出会いたい。幻の傑作紀行エッセイ。 ◎「私も宮田さんの真似をして、ホンノンボの中に入ってゆきます。まずは自分が、ミクロの決死圏のように小さく縮んだことを想像します。そうしてホンノンボの中にぴょんと着地してみます。すると水盤上の岩石は、あたかも中国の高僧が描いた水墨画の幽玄の世界に感じられます。なるほどなあ。」<浅生ハルミン「解説」より> ※本書は2007年2月、ポプラ社より刊行された単行本に加筆訂正したものです。
  • わたしの旅に何をする。
    3.9
    「たいした将来の見通しもなく会社を辞め、とりあえず旅行しまくりたいと考えた浅薄なサラリーマンのその後」を描いた、出たとこ勝負の旅エッセイ。
  • ウはウミウシのウ シュノーケル偏愛旅行記 特別増補版
    4.0
    海でぷかぷか浮きながら、変なカタチの生きものが見たい――。爆笑旅エッセイで人気の著者が、究極のシュノーケルポイントを求め、国内外を巡る。ダイビングや美しい熱帯魚には目もくれず、探すは、ウミウシ、エイ、ヒトデなど、“奇妙な形”で“謎の動き”をする生きもの。旅は「気楽で愉快」に限る!
  • 押す図鑑 ボタン ~気になるコレクション~
    3.8
    1~2巻1,133円 (税込)
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 迷わず押せよ、押せばわかる! バスやエレベーターのボタンから、「いいね!ボタン」まで!  人は一日じゅうボタンを押しています。ポチっと押すボタンだけでなく、画面上をタッチする仮想ボタンも増えています。 ボタンを押さなければ生活は始まらず、社会も動き出さないようです。 「押す図鑑 ボタン」では世の中にあるさまざまなボタンに注目! 交通・計算・飲食・伝達・安全対策などのテーマに分けて、50種類以上のボタンやスイッチなどを紹介します。 ボタンのメカニズムを知ることで社会とのつながりも学べる、とてもユニークな図鑑です。 【こんなボタンが登場!】 バス「とまります」ボタン、エレベーターボタン、押ボタン式信号機、きっぷ券売機、電車の非常停止ボタン、電卓、セルフレジ、レトログルメ自販機、トイレのボタン、十字ボタン、△○×□ボタン、火災報知器、電話機、投票ボタン、「東大王」早押しボタンなど。 バスの降車ボタンやエレベーターボタンがどうやって作られているのかも工場見学。駅の券売機や火災報知器、自動販売機など、気になるマシンの裏側も紹介しています。 ※この作品はカラーです。
  • ジェットコースターにもほどがある
    3.3
    東に凄いコースターがあれば行って乗り、西に珍しいマシンがあればそれも乗り、南に怖がっている人があれば行って乗せ、北につまらないマシンがあればそれも乗り……。ジェットコースターに深い愛情を捧げる著者が世界の100機種以上に乗って乗って乗りまくった、最高に爽快な暴走エッセイ! 濃すぎるマニア仲間との座談会『好きなマシン、乗りたいコースター、言いたい放題』も収録。
  • スットコランド日記
    3.8
    マンションの窓からの景色を薄目で見ると、まるでスコットランド。という理由から「スットコランド」と命名し、いかに仕事をサボって楽しく過ごすかを、毎日考えている。「先の見えない仕事こそやるべし」と言いながら、簡単にゲームや睡魔に負ける。悪いのは、雨や花粉や太陽だ。――情けないのに、気づけば共感、笑いが込み上げる脱力系日記。
  • そこらじゅうにて 日本どこでも紀行
    3.7
    退屈な毎日を抜け出して、どこか別の世界へ行ってしまいたい! だから今日も旅に出る――。本州の西の端っこに見つけた。“ハワイ”。絶対撮影禁止のご神体の、意外すぎる姿。何の変哲もないところが、変哲な湖……。「異世界のへの入り口」は、いつもちょっとだけおかしい。そして、そこらじゅうにある! まだ知らぬ日本を味わいつくす、爆笑旅エッセイ。
  • 旅の理不尽(小学館文庫)
    4.1
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 一読爆笑、再読悶絶。一介のサラリーマンが旅で出会った珍エピソードの数々を、絶妙なタッチで描いた旅行エッセイ。口コミ人気で重版を重ねる幻の自費出版本が、メジャーデビュー。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字サイズだけを拡大・縮小することはできませんので、予めご了承ください。 試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。
  • だいたい四国八十八ヶ所
    4.0
    特に神妙な動機は何もなく、一周してみたい(四国)、全部回ってみたい(八十八ヶ所)。いっぱい歩きたい、という理由ではじめた四国へんろの旅。次々とできるマメの痛みや避けられない台風、たくさんの難所に悩まされつつも、とにかく歩いた合計六十四日間。自転車でしまなみ海道を渡ったり、カヌーで川を下ったり、信心薄め、観光&寄り道し放題の、タマキング流「非・本格派」へんろ旅の全記録。
  • 東京近郊スペクタクルさんぽ
    3.4
    B級スポット巡り? 路地裏さんぽ? ……ちょっと、いいかげん飽きてませんか? そう、旅で一番大切なのはスペクタクルなのだ。たぶん。関東平野に眠る「地底都市」からジェットコースターのような乗り心地のモノレール、はたまた真の砂漠を求めて伊豆大島へ。さんぽの達人が歩き尽くした驚きと妄想のグレートジャーニー!
  • 東南アジア四次元日記
    無料あり
    3.9
    会社を辞め、東南アジアへ。セメント像が並ぶ庭、顔だらけの遺跡、仏像の迷路、ミニチュア人形が載った盆栽など、奇奇怪怪なものが次々現れる。脱力の旅なのに危険も多発する爆笑エッセイ。
  • ときどき意味もなくずんずん歩く
    4.1
    ものぐさだけど、前のめり。それがたたってか、カヌーに乗れば穴があき、山に登れば大雨警報。島一周歩いたら、海でも崖でも遭難寸前。宗教の勧誘を論破しようとして鼻であしらわれ、原発では放射能漏れに遭遇。ジェットコースターに乗りまくっていたらなぜか評論家と呼ばれてテレビに出演……。思わず脱力させる、旅と日常を綴った爆笑エッセイ。
  • なみのひとなみのいとなみ
    3.8
    好きなことだけして生きていきたい。それなのに、営業に行けば相手にされず、ジョギングすれば小学生に抜かれ、もらった車は交差点で立ち往生……。この不本意な毎日は、いったい誰の陰謀であろうか。後ろ向きだけど楽天的。なまけ者なのに心配性。空回りの日々も、がんばらない自分も、なぜか愛おしく思えてくる! 日常爆笑エッセイ。
  • ニッポン脱力神さま図鑑
    4.2
    こんな姿の神仏もありなのか! キノコ型エイリアンのような田の神、鳥居に腰かけたまるでオムツ姿の赤鬼、 ケータイ通話中にしか見えない仁王、地面からニョキニョキ生えてる仁王ダンシングチーム、 見上げるばかりの巨根をそそり立たせる道祖神、背中に哀愁漂うタレ目の狛犬など、 日本各地の路傍からド迫力のゆるカワ323体が大集合。 ウソ臭い「ほっこりニコニコ」なんかじゃない! 予定調和などどこ吹く風の天才的なユルさに、あなたもユルユルになっちゃってください! ヘンな形の目利きにして脱力系エッセイの名手が、構想・取材に丸4年をつぎ込んだ、 笑える! なごめる! コロナ疲れを吹っ飛ばす!究極のおもしろ神仏PHOTO BOOK。 オールカラー。

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  • ニッポン47都道府県正直観光案内
    -
    1巻799円 (税込)
    思う存分旅行がしたい!と言ってサラリーマンをやめた著者が、行きも行ったり日本全国47都道府県のおすすめ観光スポットを正直に紹介。こんなところがあったのか?!と地元の人も驚く、すごいスポット満載。読んで楽しい、行って楽しい2倍3倍楽しめるガイドエッセイの誕生。

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  • 日本ザンテイ世界遺産に行ってみた。
    3.3
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「ザンテイ世界遺産」=世界遺産の登録候補となっている国内各地をめぐるこの旅のナビゲーターは、いま「脱力系」の旅行エッセイを書かせたら右に出る者はいない、かもしれない宮田珠己さん。いざ世界遺産に登録されたら人気が出て混むし、いまのうちに先取りしてしまえ! という名目ではじめた全12回の国内旅行記です。候補地だけあって各地とも観光名所には事欠かず、その観光情報も満載ですが、宮田さんの視点はその斜め上、ふつうのガイド本には載らない隠れ名所や珍スポットのほうに向きがちで……。ファンの期待を裏切らない、著者独特の軽妙な語り口は本書でも健在です! とはいえ、登録に向けた取り組みなど、地域の実情や課題などといった、意外とマジメに考えさせられる一面も。月刊誌『なごみ』2014年連載「ザンテイ世界遺産の旅」の電子書籍版です。
  • 日本全国津々うりゃうりゃ
    4.2
    諸君! 明日のことは旅行してから考えよう。日光東照宮では《眠り猫》よりも幻の《クラゲ》探しに精を出し、しまなみ海道では大潮の日に山のように盛りあがる海を求め船に乗る。名古屋で歴史ある珍妙スポットを続々と発見したかと思えば、なんと自宅の庭一周の旅まで!どこに行っても寄り道と余談ばかり。これぞ旅の醍醐味! 爆笑の日本めぐり。
  • 日本全国津々うりゃうりゃ 仕事逃亡編
    4.1
    仕事を放り出して、今すぐどこかに行きたいじゃないか!根っからの怠け者だが、無類の旅好き。人間、旅行以上に大事な仕事があるだろうか。鬼編集者テレメンテイコ女史とともに流氷ウォーク、粘菌探し、ママチャリ旅に手漕ぎボート、果ては迷路マンションまで。どこでも行くが、どこでも脱線。読むほどに、怠け者が加速する脱力珍旅エッセイ。
  • 晴れた日は巨大仏を見に
    3.6
    ウルトラマンより大きな仏像が、日本各地に存在している! その唐突かつマヌケな景色を味わうための日本風景論。東南アジア旅行の達人として知られる著者による笑える紀行エッセイ。

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