小林葉月作品一覧

  • あの夜の秘密【ハーレクイン文庫版】
    -
    【運命の真実】誰も知らない――息子の父親があなただとは。 12年前に一度だけ、憧れのケイレブと一夜を共にしたシーラ。それ以来なんの音沙汰もなかった彼が、町に帰ってくるなんて。都会で成功を収めたケイレブだったが、不慮の事故で静養のために、帰郷することになったのだ。ケイレブが帰ってくる――シーラは動揺していた。でも、いずれまた華やかな都会へ帰ってしまう人よ。ケイレブには絶対近づかないでいよう……。兄と親友しか知らない、あの夜生まれた“大切な秘密”に、彼が気づいてしまわないためにも。固くシーラは誓うが――。 *本書は、ハーレクイン・ディザイアから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • ガラスの心
    -
    病気の娘のためならなんでもするわ。たとえ憎い相手と結婚することでも。■マーラ・エインズワースは必死だった。夫のグラントが事故で亡くなったあと、幼い娘が重い病にかかり、しかも、お金はない。そのとき思い出したのが、ファルコン・ホワイトローの顔だった。ハンサムで、傲慢で、資産家の牧場主。彼のせいでグラントが亡くなったというのに……。けれども、背に腹は代えられない。娘のためなら――娘の医療費を借りるためなら、憎い相手に頭を下げるのもいとわないと思っていた。ところが、マーラの頼みに対してファルコンが提示した解決策はとんでもないものだった。マーラがファルコンと結婚すること。そしてファルコンの屋敷で、彼と暮らすことだった。
  • 花嫁の切なる願い
    -
    病の娘のためなら、何もいとわない――私を不幸にした彼に頭を下げることも。 幼い娘が白血病にかかり、一人親のマーラは治療費に困っていた。夫が亡くなったために医療保険が支給されないのだ。1年前のあの日、旧友で資産家のファルコンと再会した夫は、ファルコンのおごりで酒を飲み、運転中の事故で帰らぬ人となった。夫の死に関してファルコンにも責任があると感じたマーラは、葬儀の日に彼が申し出た援助を、衝動的に拒んだのだった。だが万策尽きた今、マーラはやむをえずファルコンを訪ね、家政婦として働いて返済するので、治療費を貸してほしいと願い出る。小切手は切ってやるから、さっさと帰れと追い返された翌日、突如ファルコンが彼女の家に現れ、言った。「僕と結婚するんだ」 ■掃除、洗濯、料理、どんなことをしてでも娘の治療費を――我が子の命を救いたいマーラの切なる願いは、ファルコンの突然の愛なき求婚によって、思わぬ方向へとさまよいはじめます。一緒に暮らしはするけれど、名ばかりの夫婦でいればいいという彼の真意とは?
  • 復讐という名の再会 バロン家の受難 II
    -
    最悪の別れ方をした二人の間に、復讐心と情熱が交錯する……。■兄の結婚披露宴の会場で、コリーンは衝撃に襲われた。彼女が修道女として過ごした長い月日にさえ、片時も忘れることのなかったギャヴィンの姿がそこにあった。“もう一度、あの笑顔を見てみたい”そう願ったが、冷徹なまでに無表情な彼に、コリーンは話しかける術を知らなかった。理由も言わずに関係を断ち切ったコリーン・バロンを見返すため、ギャヴィンは仕事に心血を注ぎ、ついにホテル王となった。私生活でも数々の女優やモデルたちと浮き名を流してきた。今の僕を見て彼女がどんな反応を示すか楽しみだ。彼は突如偽りの笑みを張りつけ、彼女に声をかけた。
  • プリンスの愛人
    -
    マルソー王国皇太子の息子の家庭教師であるマギーは、教え子の父、ミッシェル皇太子に惹かれていたが、単なる教師の彼女にはかなわぬ恋だった。だがある夜、二人は熱い口づけを交わしてしまう。動揺する彼女にミッシェルは言った。「僕の愛人になればいい」。
  • プリンスの憂鬱
    -
    ヨーロッパの王室に一大スキャンダルが!王位をおびやかすもう一人のプリンスが登場?■このハンサムでたくましい男性が名門フォン・オーストランド家の血を引くプリンスなのね。家系調査員のエリーは、胸を高鳴らせてその男性ダンの説得を始めた。エリーの使命は、エルビア前国王の隠し子である彼を秘密裡に現国王ジェイコブの元へ連れていくこと。けれど、スキャンダルはすでにマスコミに漏れつつある。パパラッチから王室を守るために、一刻も早く送り届けなければ。半信半疑の彼を連れ帰って国王との交渉に立ち会ううち、エリーは女性の扱いに慣れたダンに急速に心を奪われていく。だがついに二人が一線を越えそうになった瞬間、彼は動きを止めた。「僕たちはただの友達でいようじゃないか」私が単なる平民だから? それとも女としての魅力がないから?
  • 夢に見たクリスマス
    -
    「君は妊娠しているのか?」町の新聞のゴシップ欄でリリーの妊娠の記事を読んだニックは、怒りもあらわに彼女のもとに駆けつけた。ことの起こりは数カ月前にさかのぼる。友人の結婚披露宴でリリーとダンスをしたニックは、彼女の中に自分と同じ孤独を見つけ、そのまま共に一夜を過ごした。次の朝、気づくと彼女は消えていて、その後なんの音沙汰もなかった。あのとき、たしかに彼女は不妊症だと言ったはずだ。僕をだましたのか? だが、もうそんなことはどうでもいい。今は生まれてくる子供を自分のものにするほうが先決だ。リリーには、前の妻と同じことは絶対にさせない。子供のためなら彼女との結婚だっていとわない。リリーが結婚を拒むのなら……そのときは法廷で争うまでだ。

最近チェックした本