鬼澤忍作品一覧

  • 実力も運のうち 能力主義は正義か?
    4.2
    成功を決めるのは努力か環境か? ハーバード随一の人気教授が「能力主義」の是非を問い日本中に議論を巻き起こしたベストセラー
  • Chatter(チャッター)―「頭の中のひとりごと」をコントロールし、最良の行動を導くための26の方法
    3.8
    全米ベストセラー、世界40ヵ国以上で刊行! 「なぜ昨日はあんなことを言ってしまったのか」「明日のプレゼンはうまくいくだろうか」 私たちはつねに頭のなかで、自分自身と話をしている。  このような声は、過去から学び、未来への計画を立て、自分が何者かを知るために不可欠な、進化がもたらした人類ならではの能力だ。  しかし、ときとして、この「頭の中のひとりごと(チャッター)」は、暴走し、私たちの思考を乗っ取ってしまう。その結果、私たちは「考えすぎ」に陥り、ストレスに飲み込まれ、集中力を失い、正しい判断ができなくなる。  では、どうしたらこの「チャッター」を制御し、より良い人生を送ることができるのだろうか?  世界的な心理学者が提示する、「チャッター」をコントロールするための、誰もが使える26のツール。 各界著名人、各紙誌絶賛! 「新鮮で刺激的な、人間の本質についての考え方を変える画期的な名著。すべての人の必読書だ」 ――アンジェラ・ダックワース(『やり抜く力』) 「本書はあなたの人生でもっとも重要な会話、つまり、自分自身との会話を、根本的に変えるであろう」 ――アダム・グラント(『THINK AGAIN』) 「実に説得力のある、価値のある本だ」 ――キャロル・ドゥエック(『マインドセット』) 「本書でクロスは、私たちの内なる声がなぜ必要不可欠なのか、そしてどうすればその声を使いこなすことができるのかを明らかにする。緊急性が高く、明晰で、説得力のある本書は、世界が今必要としている、画期的で変革的な書である」 ――スーザン・ケイン(『内向型人間の時代』) 「私たちが何者であり、何を考えているのかを気づかせてくれる私たちの内なる声には、なにか深く神秘的で、素晴らしいものが秘められている。クロスはこの声をどのように管理し、コントロールするのかについて、すばらしいアイデアを持っている」 ――『ニューヨーカー』 「重要な作品である」 ――『ウォール・ストリート・ジャーナル』 >アマゾン・ベスト・ノンフィクション・ブック・オブ・2021
  • これからの「正義」の話をしよう ──いまを生き延びるための哲学
    4.1
    日本中が熱狂したベストセラーが紙版の文庫化に合わせて大幅値下げ。 さらに世界初公開、マイケル・サンデル氏の次作『それをお金で買いますか』より「序章」を先行収録いたしました。 1人を殺せば5人が助かる状況があったとしたら、あなたはその1人を殺すべきか? 哲学は、机上の空論では断じてない。金融危機、経済格差、テロ、戦後補償といった、現代世界を覆う無数の困難の奥には、つねにこうした哲学・倫理の問題が潜んでいる。この問題に向き合うことなしには、よい社会をつくり、そこで生きることはできない。 アリストテレス、ロック、カント、ベンサム、ミル、ロールズ、そしてノージックといった古今の哲学者たちは、これらにどう取り組んだのだろう。彼らの考えを吟味することで、見えてくるものがきっとあるはずだ。

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  • イスラエル 人類史上最もやっかいな問題
    4.3
    「知らない」ではすまされない、世界が注視する“この国”を正しく知るための入門書 イスラエル。こんなテーマがほかにあるだろうか? 人口1000万に満たない小さな国が世界のトップニュースになるのはなぜか? アメリカのキリスト教福音派はなぜ、イスラエルとトランプを支持するのか? なぜ紛争は繰り返されるのか? そもそも、いったい何が問題なのか? 世界で最も複雑で、やっかいで、古くからの紛争と思われるものを正しく理解する方法などあるのだろうか? 国際社会の一員として生きていくために、日本人が知っておくべきことが、この一冊に凝縮されている。 争いを拡大させているのは、私たちの無知、無関心かもしれない。 【目次】 第1部 何が起こっているのか? 1章 ユダヤ人とイスラエル/2章 シオニストの思想/3章 ちょっと待て、ここには人がいる/4章 イギリス人がやってくる/5章 イスラエルとナクバ/6章 追い出された人びと/7章 1950年代/8章 ビッグバン/9章 激動/10章 振り落とす/11章 イスラエルはラビンを待っている/12章 賢明な希望が潰えて/13章 ブルドーザーの最後の不意打ち/14章 民主主義の後退 第2部 イスラエルについて話すのがこれほど難しいのはなぜか? 15章 地図は領土ではない/16章 イスラエルのアラブ系国民/17章 恋物語?/18章 入植地/19章 BDSについて語るときにわれわれが語ること/20章 Aで始まる例の単語/21章 Aで始まるもう一つの単語/22章 中心地の赤い雌牛/23章 希望を持つ理由
  • 技術革新と不平等の1000年史 上
    -
    生産性を高める新しい機械や生産方法は新たな雇用を生み、私たちの賃金と生活水準を上昇させる――これが経済の理屈だが、現実の歴史はしばしばそれに反している。中世ヨーロッパにおける農法の改良は飛躍的な増産を実現したが、当時の人口の大半を占める農民にはほとんどなんの利益ももたらさなかった。船舶設計の進歩による大洋横断貿易で巨万の富を手にする者がいた一方で、数百万人もの奴隷がアフリカから輸出されていた。産業革命にともなう工場制度の導入で労働時間は延びたにもかかわらず、労働者の収入は約100年間上がらなかった。なぜこのようなことが起きるのか? 圧倒的な考究により、「進歩」こそが社会的不平等を増大させるという、人類史のパラドックスを解明する。
  • 国家はなぜ衰退するのか 権力・繁栄・貧困の起源(上)
    4.1
    世界にはなぜ豊かな国と貧しい国が存在するのか? 『銃・病原菌・鉄』のジャレド・ダイアモンド、ノーベル経済学賞の歴代受賞者が絶賛する全米ベストセラー! 上記の問いに答える鍵は、地理でも、気候でも、文化でも、あるいは為政者の無知でもない。問題なのは政治・経済上の「制度」なのだ。 ジョン・ベイツ・クラーク賞を受賞したMIT教授のダロン・アセモグルと、気鋭のハーバード大学教授ジェイムズ・A・ロビンソンが、15年に及ぶ共同研究の成果をもとに国家の盛衰を決定づけるメカニズムに迫る。本書から明らかとなるのは―― ○メキシコとアメリカの国境で接する2つのノガレス、韓国と北朝鮮、ボツワナとジンバブエ――これほど近いのに発展の度合いに極端な差があるのはなぜなのか? ○現在の中国はこのまま高度成長を続け、欧米や日本を圧倒するのか? ○数十億人の人々を貧困の連鎖から脱出させる有効な方法はあるのか? etc. 古代ローマから、マヤの都市国家、中世ヴェネツィア、名誉革命期のイングランド、幕末・明治期の日本、ソ連、ラテンアメリカとアフリカ諸国まで、広範な事例から見えてくる繁栄と衰退を左右する最重要因子とは? 21世紀の世界を理解する上で必読の新古典、待望の邦訳。
  • サンデル教授、中国哲学に出会う
    3.0
    ハーバード大学の超人気教授にして《Newsweek》中国版が選ぶ「最も影響力のある外国人」、マイケル・サンデル。彼の共同体主義は、儒教を始めとする伝統的な中国哲学とどのように共鳴するのか? 気鋭の研究者9名の論考にサンデルが応答する、正義論の新展開。東洋の「正義」の話をしよう。
  • それをお金で買いますか 市場主義の限界
    3.8
    医療、教育、政治……あらゆるものが売買されるこの時代。市場主義の暴走から「善き生」を守るために私たちは何をすべきか? 現代最重要テーマに挑む、サンデル教授待望の最新刊 「結局のところ市場の問題は、実はわれわれがいかにして共に生きたいかという問題なのだ。」 (本文より)
  • ゾンビでわかる神経科学
    4.3
    ゾンビの脳は、どうなっているのか? 米国の神経科学者ふたりが、大真面目に考えた。ゾンビ研究の最先端、禁断の翻訳!! ***ゾンビ症候群の診断書*** 病名:意識欠陥活動低下障害(Consciousness Decit Hypoactivity Disorder/CDHD) 症状:CDHDは後天性の症候群で、患者は活動を意図的に制御できず、無気力で疲れきったような動きを見せたり(運動感覚消失)、喜びの感覚を失ったり(快感消失)、全般的な言語機能障害(失語症)や記憶障害(健忘症)に陥り、摂食などの欲求行動や攻撃的「闘争・逃走」行動を抑えられなくなる。患者はしばしば、見慣れた物や人を認識するのが著しく困難になり(失認症)、持続性睡眠障害が慢性的不眠症という形で表れた結果、やがて「覚醒せん妄」状態にいたる。患者はまた、反社会的行動パターン(人をかんだり食べたりしようとする)も見せ、そうした典型的暴力行為の標的は生身の人間のみに限られる。いっぽう、ほかの感染者に対しては非常に強い向社会的な行動が表れる。その証拠に、感染者は群れ、「群知能」を発揮する。
  • 暴力と不平等の人類史―戦争・革命・崩壊・疫病
    3.8
    平等は破壊の後にやってくる [戦争]第二次大戦後の日本 250万人戦死 トップ1%の富が9割下落 [革命]毛沢東「大躍進」 4000万人以上死亡 ジニ係数の劇的改善 [崩壊]西ローマ帝国の崩壊 あらゆる支配層の消滅 搾取の終焉・生活向上  [疫病]欧州のペスト 2000万人死亡 実質賃金が2倍以上に ……他多数 核戦争なき平等化はありえるか? 平等化に有効だった戦争と革命は、20世紀の現象だった。 21世紀の私たちはいかにして平等化を実現するのか? スタンフォード大学古代史教授が 石器時代から現代まで、壮大なスケールで 世界各国の不平等の歴史を描き出す。 現代世界の不穏な空気を読み解く衝撃の書 世界11カ国で続々刊行! FT&マッキンゼー ビジネス・ブック・オブ・ザ・イヤー話題作 【推薦の言葉】 「所得の不平等の歴史に関する最高の書物」 ――タイラー・コーエン(ジョージ・メイソン大学教授、『大格差』著者) 「新石器革命から現代までの強力な長期分析。その点で本書を超える本はない。際立って斬新だ」 ――フィリップ・T・ホフマン(カリフォルニア工科大学教授) 「挑発的な分析。理性、証拠、緻密なスタイルによって書かれている」 ――スティーブン・ピンカー(ハーバード大学教授、『暴力の人類史』著者)
  • 滅亡へのカウントダウン(上)
    4.4
    4日半ごとに100万人の割合で増加し続ける人口は、地球環境にいかなる影響を及ぼすのか? 少子高齢化のなかで繁栄を保つ日本を始め20余カ国で徹底取材。『人類が消えた世界』を超える傑作 福岡伸一氏絶賛! 「地球が扶養できる生物の数には限界がある。こと人間の数に関しては、すでに、はるかに限界を超えている。過剰な水素が一気に爆発するように、カタストロフの日は近い。そのとき地球に何が起きるのか。そうならないため今できることは? 本書の中にその答がある」 人口が地球の収容限界を超えるとき、いったい何が起きるのか? 世界的ベストセラー『人類が消えた世界』の著者が放つ衝撃のレポート。 すでに70億人に達し、今世紀中には100億人を超えると予想される世界人口。4日半ごとに100万人の割合で増え続ける人類は、地球環境にいかなる影響を及ぼしているのか?   加速する温暖化、続発する異常気象、生物多様性の喪失――こうした環境問題の根本に過剰な人口があるのだとしたら、すべての文化圏に属する人が納得できる人口抑制の方法はあるのだろうか? さらに、絶え間ない人口拡大と成長に依存しない新しい経済システムを設計することは可能なのか? 果たしてわれわれは、今後も存続していくことができるのだろうか?   世界的な環境ジャーナリストが中国、ニジェール、インド、ヴァチカン、日本など20余カ国を旅しながら考える。人口学者、生態学者、経済学者、宗教指導者ら、あらゆる人々の肉声から見えてくる未来とは? 人類が直面する今世紀最大の問題に迫る必読のノンフィクション。 (序文「日本の読者へ」を特別収録)
  • ワーク・ルールズ!―君の生き方とリーダーシップを変える
    4.0
    全世界話題! Googleの人事トップが採用、育成、評価のすべてを初めて語った。創造性を生み出す、新しい「働き方」の原理を全公開! Googleはいったいどんな仕組みで動いているのか? 誰もが抱くこの疑問に、Googleの人事トップが答えます。21世紀の最強企業をかたちづくる、採用、育成、評価の仕組みをすべて惜しげもなく公開。本書で紹介される哲学と仕組みは、Googleだからできるというものではなく、あらゆる組織に応用できる普遍性を持っています。 古いやり方で結果を出せと言われて困っているリーダー、古いやり方で評価されてやる気をそがれている若手、もっとクリエイティブに仕事をしたいと思っている人に知ってほしい、未来の働き方とは。いま働いているすべての人、これから働くすべての人に贈る、新しい働き方のバイブルとなる一冊。 著者は2006年にGoogleに入社。あらゆる企業の人の扱い方に影響を与えたいという信念の下、Googleに入ることを選択。同社の従業員が6000人から6万人に増えていく過程で、Googleの人事システムを設計・進化させてきた責任者です。Googleは、世界各国で「最高の職場」として認められ、多くの賞を受賞。 いったい、Googleは、どんなやり方で人を選んでいるのか? そうして選んだ人材に、どんな機会を与えているのか? 優秀な社員同士に最高のチームをつくってもらう秘訣とは? 社員をどう評価して、モチベーションを最大に保っているのか? 働き方をめぐるこれらの重大テーマに、次々と答えを出していきます。

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