槇野修作品一覧

  • 奈良の寺社150を歩く
    3.7
    七一〇年の平城遷都から千三百年。ところが、「奈良」は平城京以降だけではとても語り尽くせない。その遥か昔より「国のまほろば」として栄えていたのだ。古代国家の舞台となった飛鳥や神武帝の橿原の地に始まり、聖徳太子ゆかりの斑鳩の寺社へ――。時代の流れに沿って歩いてみるのも歴史ファンならではの愉しみ方だろう。これまで、奈良の案内書のほとんどは、興福寺、春日大社、東大寺といった奈良公園エリアを中心に紹介している。本書はそんな定番コースでは飽き足らない読者にピッタリ。広く県域を見渡せば、秋篠寺(奈良市)、長谷寺(桜井市)、室生寺(宇陀市)、当麻寺(葛城市)など、ぜひ訪れてみたい名刹も多い。しかし、奈良の寺社は点在しているため見物の効率はよくない。だからこそ、訪問者には二つの道がある、という。遠く隠れた寺のよさを知るか、著名な大寺の隅々まで知るか──。奈良の奥深さを知るための徹底ガイド。「京都の寺社」に続く決定版!
  • [決定版] 鎌倉の寺社122を歩く
    3.5
    都心から日帰りでいける数少ない古都・鎌倉。年間1,900万人もの観光客が集まる名刹の町は、近く、世界遺産への登録も期待される。鶴岡八幡宮を中心に、北鎌倉の円覚寺、建長寺、女性にとくに人気の明月院、東慶寺、江ノ電沿線に佇む鎌倉大仏、長谷寺、それに銭洗弁天、杉本寺、報国寺……。歩くのにちょうどいい8エリア、18コースを文字どおり踏破した著者が、ふつうは気づかない場所まで紹介。類書にはない網羅性と豊富な写真で大好評の「寺社を歩く」シリーズ。京都、奈良、江戸東京に続く第4弾。わが国初の庶民の都で歴史の深みを感じつつ、「大人の散策」を愉しもう。【ほかに収録しているおもな寺社】荏柄天神社、鎌倉宮、瑞泉寺、明王院、宝戒寺、本覚寺、妙本寺、安国論寺、長勝寺、光明寺、寿福寺、海蔵寺、浄光明寺、御霊神社、極楽寺、霊光寺、龍口寺、浄智寺、長寿寺、円応寺、大船観音寺、常楽寺、今泉不動、称名寺、江島神社etc.

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  • 江戸東京の寺社609を歩く 下町・東郊編
    4.0
    江戸の町民にも大人気だった、安産の神様水天宮(中央区)。江戸時代の名横綱・谷風が小野川に敗れた蔵前神社(台東区)。引き取り手がない遊女が葬られた浄閑寺(荒川区)。10万人の犠牲者を出した「明暦の大火」の犠牲者が葬られた回向院(墨田区)。「しばられ地蔵」が人目をひく南蔵院(葛飾区)。もちろん浅草寺や寛永寺、入谷鬼子母神や柴又帝釈天ははずせない……。京都・奈良だけではなく、東京にも魅力的な寺社が目白押し! ビルの隣のこじんまりした寺社にも、意外に由緒正しい謂われがあるものだ。そのような意外性が東京の寺社めぐりの魅力の一つ。本書は上記の区のほかに千代田区、江東区、足立区、江戸川区の寺社を掲載。著者の寺社めぐりの息づかいが聞こえてくる、リアリティー溢れる寺社案内。

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  • [決定版]京都の寺社505を歩く<上> 洛東・洛北(東域)・洛中編
    4.5
    いにしえの都をたずねて。おいでやす、悠久の歴史へ。上ル下ル、古都をまわる。都を旅する人も、京に住まう人も! 清水寺、高台寺、八坂神社、そして南禅寺から銀閣寺へ――。誰もが訪れたことのある定番の観光コースにも、くりかえし足を運ばなければわからない奥深さがある。清水寺なら早朝六時。まだ明けやらぬ舞台に立ち、ようよう白くなりゆく街を眺める清爽さは格別だ。あるいは世継地蔵の上徳寺、送り鐘の矢田寺、苦抜地蔵の石像寺……観光客が訪れない、普段着の小さな寺社にこそ、古都の素顔がかいま見える。500を超える寺社を全踏破! 歴史、逸話、みどころ――京都を知り尽くすための徹底ガイド。本書で紹介する京都散策(一例)◆詩仙堂から曼殊院・赤山禅院へ赴く ◆八瀬から大原の里へむかう ◆三十三間堂と東山七条をめぐる ◆東西の本願寺周辺散歩 ◆市役所から御苑の東へ行く ◆寺町通りをさらに北へ歩く ◆北野天満宮から千本通りをたどる etc.

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  • 『源氏物語』の京都を歩く
    4.0
    千年にわたって読みつがれ、今なお人びとの心を揺さぶる『源氏物語』。その主人公、光源氏や女たちが見た平安の都の場景とは――。本書は五十四巻からなる長編のあらすじを丁寧に紹介しながら、ゆかりの寺社、庭園、風物を訪ね歩く。若き源氏が暮らした京都御所をはじめ、空蝉、夕顔、紫の上、玉鬘といった女たちとの逢瀬の場となった五条の宿、東山、北山、嵯峨野へ……。小路から大橋、河畔、山々に至るまで、京都の風光には『物語』の気配が溶け込んでいる。例えば、薄幸の美女、夕顔が住んでいたとされる下京区高辻通堺町下ルには、いまも「夕顔町」という地名が残っている。京都の人々が『物語』のなかの人物とはいえ、夕顔を哀れんで町名にしたり、墓をたてたりしたところに、この物語への愛情を感じる。なんども訪れたことのある京都も、『源氏物語』を読み返すことで歩き方が変わるに違いない。カラー口絵写真も添えながら、王朝絵巻が甦る源氏紀行の決定版である。

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  • 粋と人情とご教訓 落語で江戸を聴く
    4.0
    すでに物語の展開や結末がわかっていても、優れた作品は何度でも楽しむことができる。古典落語はまさにそのいい例である。はじめはただ笑っているだけで気づかなかったか噺の滋味というものが沸沸と浮かび上がってくるものである――。本書は、古今亭志ん生、桂文楽、三遊亭円生、そして桂三木助など、名人たちによる江戸落語の聴きどころをあまさず解説。「粋と人情とご教訓」の数々を次のようなテーマに分けて紹介する。「落語的夫婦の情愛」「親の心子知らずの愛憎噺」「商人道の心得と覚悟」「職人たちの見栄と本音」「酒と肴にうるさい連中」「粋なセリフと江戸前の啖呵」「落語界隈の住人たち」。それらの噺には、懐かしい日本語と人情がつまっている。名人たちの遺澤を聴くことによって、江戸の風をうけ、江戸の町の匂いをかぎ、人々の暮らしぶり、喜怒哀楽、当時の世の中のありさまを納得することができよう。まさに、生きた「江戸学事典」の一冊といえる好著である。
  • ふだん着の京都 奥深い都を歩く
    4.0
    世に知られた大観光寺社をめぐるのも京都の旅の楽しみのひとつかもしれないが、その周辺にひそむ小寺社を訪れて、ふだん着姿のままの京都をめぐるのも、また一興。雑居ビルの谷間や人通りの少ない狭い道沿いに忘れられたように建つ寺や社、地名などが歴史や逸話を伝えてくれる。京都を歩くことは、日本を識ることなのである。本書では、ちょっと足を延ばして行ったらいいのにとお勧めする円環散歩、洛外紀行のほか、自転車でめぐる最適なコースを歴史や四季折々の表情も交えて、みどころを満載!わかりやすい地図と寺社へのアクセス、ご利益寺社や庭園、祭、行事案内はもちろんのこと、府内を走る鉄道の歴史をも網羅している。また、観光客では入りにくいかもと思われがちな地元の酒場や喫茶店、お食事処なども紹介。週末は、本書を片手にほっこり奥深い京都の街を旅しはりませんか?

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