牛島信作品一覧

  • あの男の正体
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    死にかけた輸入ブランドを瞬く間によみがえらせた男がいた。 “その男”は前社長に引き立てられ副社長、社長へと一気に駆け上がり、さらには前社長の秘書だった女を愛人にしてしまう。 しかし彼の“成功”は、大いなる陰謀に操られていた! 最後に望みを叶えたのは一体誰だったのか?  予想外の結末に突き進む、傑作ミステリー。
  • MBO マネジメント・バイアウト
    3.5
    1巻495円 (税込)
    「あなた自身がギャラクシー・デパートになる、とは、あなたがギャラクシー・デパートを買収することです」――解任寸前の雇われ社長・小野里は大木弁護士の助言に躊躇した。しかし小野里は巨大グループのオーナーを相手に取締役会で過半数株主を追放し、外資系ファンドを操り、経営権乗っ取りの勝負に出た……。MBO戦争を告げる企業法律小説!
  • 会社が変わる!日本が変わる!! 日本再生「最終提言」
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    いま大胆に変わらなければ、 日本は浮かび上がれない! ジャーナリスト田原総一郎とコーポレイトガバナンスに詳しい国際企業弁護士・牛島信による、日本再生「最終提言」! 「年功序列、終身雇用をやめるべき。日本的経営を抜本的に構造改革すべきだ」(田原) 「経団連トップ企業でも、PBR1倍未満の会社が4分の3もある。改革には相当強引な覚悟と力が必要だ」(牛島) などなど、日本再生を願う〝激しく熱い″思いが飛び交う。 【目次】 第1章 どうして日本は衰退の道をたどったのか 第2章 企業は変革できるのか 第3章 社会の「富」は会社が生み出す 第4章 会社が変わるとき、日本が蘇る
  • 株主総会
    3.7
    1巻495円 (税込)
    リストラ目前の総務部次長が株主総会で突如社長を解任し、年商二千億の会社を乗っ取った。彼の身にいったい何が起こったのか? そして、会社の行方は? 総会屋問題で揺れる日本中の大企業の経営者たちを恐怖のどん底に叩き込んだ衝撃のベストセラー! 現役の超一流弁護士が商法上可能な限り熾烈な攻防を描き、企業に生きる男たちの存在理由を問う企業法律小説。
  • 株主代表訴訟
    3.6
    1巻495円 (税込)
    百貨店の赤木屋は会長の藪田とその愛人の美恵子に支配されていた。ある日、監査役の水上のもとに「三十万株以上の株主」と名乗る正体不明の男たちが現れた。「赤木屋を私物化している藪田と美恵子の経営責任を追及せよ、さもないと訴える」と恫喝された水上は絶体絶命の危機に……。外資の買収戦略を描く戦慄の企業法律小説。
  • 逆転 リベンジ
    3.0
    五三歳にして家電メーカー本社を離れ、子会社を閉鎖するよう命じられた上和住。だが、復職を約束されたはずの人事には思わぬ落とし穴が――。一介のビジネスマンによる、自分を裏切った上司と会社への未曾有の復讐劇。“法”を味方につけた彼の、究極の選択とは。働く男の誇りを賭けた戦いを描く表題作ほか全一七編を収めた企業法律小説集。
  • 現代の正体 深夜の書斎から日本を思い世界に及ぶ
    -
    ますますこの国はおもしろい。 ウーマノミクスに見るこれからの女性の働き方、中国崩壊の予兆と世界における日本の立ち位置、コーポレート・ガバナンスの重要性とトップの報酬の未来……。 日本が、そして日本人が、これからの世界で生き抜くために必要なこととは。 日本と世界をまたにかけ、国際企業法務弁護士として働く著者だからこそ見えてくる、日本の世界における立ち位置と日本人のこれからの生き方・働き方。 政治、経済、法――近年に起こった出来事に対する鋭い視点、長年働き続ける中で湧き起こった疑問や「生きる」ことに対する思いを、あますところなく綴った、働く者の心を震わすエッセイ集。
  • この国は誰のものか 会社の向こうで日本が震えている
    4.0
    雪印乳業の食中毒事件、ライブドアによるニッポン放送買収騒動……。北越製紙、オリジン東秀の敵対的買収を阻止した弁護士が、数多の出来事を通して日本的経営に警鐘を鳴らす!
  • 「雇用」が日本を強くする
    -
    アメリカ金融界の圧力による、日本の生き残りをかけた余剰人員整理が始まる。必要とされる従業員の質、社会から期待される経営者の手腕、政府に求められる政策課題は何かを問うたエッセイ。
  • 利益相反
    3.3
    1巻1,799円 (税込)
    顧問弁護士と監査役の立場から父親を糾弾する息子の葛藤とは!? グリーンヒルA不動産社長の樋山は、25歳の時に不動産会社を創業し、年商1500億円の上場企業にまで成長させたオーナー社長だ。ある日、監査法人からトンネル会社の不正を指摘され、社内に激震が走る……。国際弁護士作家の傑作・企業法律小説!

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  • 社外取締役
    3.6
    大学で日本史を教える高屋が安請け合いした大手企業の社外取締役就任の依頼。だが、彼を待っていたのは醜い権力闘争と、かりそめの社長の椅子だった。それでも経営の舵取りで自身の存在感を示そうとする高屋を、さらなる男の嫉妬が襲う。彼はこの窮地を切り抜けられるのか? 真のコーポレートガバナンスのあり方を問う、企業法律小説の傑作。
  • 少数株主
    4.3
    同族会社、墨田鉄工所社長の川野宗平は少数株を凍りつかせたまま放置。理不尽に泣く少数株主を救うため、豪腕弁護士の大木と、伝説のエリート経営者・高野が立ち上がる。少数株は法外な相続税を負わせる疫病神にもなれば、20倍の価値に跳ね上がることもある。紙くず同然の株を大金に変えろ!法律を熟知した企業弁護士が描く怒濤の逆転劇。
  • 第三の買収
    3.2
    龍神商事は年商二〇〇〇億の一部上場企業。社長の大日向はある日、再上場を視野に入れたMBO(経営陣による企業買収)を決意する。しかし強欲ハゲタカファンドが突然買収に名乗りを上げ、高値の買い付け価格を提案。会社を乗っ取られる危険性が高まる中、社内から思わぬ救い手が現れた――。壮絶な企業買収劇を描いた、衝撃の企業法律小説。
  • 日本の生き残る道 企業統治が我が国を救う
    -
    日本企業のガバナンスは成熟したか。 「失われた30年」の先の未来へ。 国際派の企業弁護士による、我が国のあり方を問う憂国の書! 「失われた30年」といわれた久しい日本経済。それを支える日本企業のガバナンスは、いくつもの課題に直面しながら、その形を変えていった。 本書は2014年から2022年まで朝日新聞で著者が連載してきた、名物コラムを軸に構成。あまたの事例を元に日本企業が直面してきた課題やその成長過程を、ガバナンスという視点から概観し、経済低迷にあえぐ我が国のあり方を見通す。 第1章:企業にとってのガバナンス 第2章:働く人にとってのガバナンス 第3章:投資家を呼び込むガバナンス 第4章:東芝と我が国のガバナンス 付録:続・身捨つるほどの祖国はありや
  • 日本よ、いったい何を怖れているのか
    3.0
    1巻1,056円 (税込)
    政治の迷走、経済のデフレスパイラル、尖閣問題、原発、ユーロ危機、TPP問題……。現代に生きる日本人は不幸せと言う奴がいるが、余計なお世話だ! 日本経済と経営の最前線を見つめて続けてきた最強弁護士・牛島氏だからこそ辿り着いた、「働くとは何か」「混迷を深める現代で、自分に誇りや自尊心を持ちながら生きるためにはどうすればいいか」について、日々の考察と実体験から導き出す「新・幸福論」。
  • 買収者 アクワイアラー
    3.3
    1巻495円 (税込)
    「先生、あの男をビジネスマンとして二度と立ち上がれないようにしたいんだ」――大木弁護士は驚いた。依頼者は六五歳の功成り名を遂げた男。かつての先輩で今は犬猿の仲の大物財界人の六二歳の妻を奪うため、彼の会社を乗っ取るという。株主代表訴訟、公開買付、第三者割当などを駆使した合法的復讐=敵対的買収を描く企業法律小説の新機軸!
  • 身捨つるほどの祖国はありや 日本と企業
    -
    コロナの到来、安倍政権の終焉で日本人に突きつけられた課題とはーー。国内のみならず、世界をまたにかける国際企業法務弁護士が綴る日本の企業と、日本国の行く末。 コロナの到来、安倍政権の終焉により、日本はいま、新たな時代の幕開けを迎えている。不況が予測される世の中で、ますます企業の在り方が問われていく。不正行為をなくし、いかにして事業を継続していくかという側面からますますコーポレートガバナンスは必要とされるだろう。企業の在り方、日本人としての振る舞い、歳をとることで経た「生きる」意味、今後の世界を生き抜くために必要なこと。政治、経済、法の視点から、日本、そして世界を読み解くエッセイ集。
  • 我が師 石原慎太郎
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    石原慎太郎は日本のゲーテだ! 弟子として受けた薫陶 伴走者として作品を創り上げた日々を綴った、作家同士の回想録 弁護士の牛島信は、1998年に石原慎太郎と出会った。 作家としても活動していた牛島の才能を高く評価した石原。 その後2人の作家は、時に師弟として、時に伴走者として濃密な時間を過ごす。 そしてその交流の日々は、大作『火の島』として結実することになる。 作家同士だからこそ分かり合えた、垣間見ることができた、石原慎太郎の素顔とその存在意義に迫る。

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