小柳保義作品一覧

  • 魔眼 フランス幻想小説
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    「ワイルドとかゴオチェとかいふような絢爛とした小説が好きであった」と芥川龍之介をはじめ、日本の近代文学作家に大きな影響を与えたフランス幻想作家の作品集。怪異、霊異への偏愛が、怪しい作品世界を造形する。表題作他2編収録。

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  • 変化 フランス幻想小説
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    ゴーチェの作品はエキゾチック情緒にあふれたものが多いが、本集には特にそうしたものが集められている。作家の注目すべき点のひとつを挙げれば「足」へのこだわり。美しいヒロインたちは子どものような小さなくるぶしの持ち主であった。

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  • 吸血女の恋フランス幻想小説
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    本作品は、古くはラフカディオ・ハーンの英訳から、芥川龍之介と久米正雄によって『クラリモンド』の題名で日本語に訳された。そのような経緯から、表題作はゴーチエ作品のなかでなじみ深く、吸血鬼文学としても傑作と評される。

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  • 魔眼
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    マルセイユからの汽船がナポリに入港した。この地で療養中の恋人アリシャを訪ねてきたフランス人青年ポール・ダスプルモンが悠然とおりたった。凄絶までの美貌、だが異様に鋭い眼光――魔眼か!本人の意思とは無関係に、見つめる相手に危害を加える凶器だ……。ポールとアリシャの運命は?

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  • クレオパトラの一夜
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    古代エジプトの女王・クレオパトラについては、今日、深い学識をそなえた理知的な女王、専制的で放蕩で残忍な男たらしの女王という、二つの相反する人物像が伝わっている。著者のゴーチエは、『モーパン嬢』の中で、「ああ! クレオパトラよ、今にしてわたしは分かる、一夜をともに過ごした愛人をどうして君が朝になると殺させたのかが。(中略)いかなる男性も生きて君の閨房(ねや)の秘密を言いふらすことを君はいやがったのだ」と書いている通り、放蕩で残忍な男たらしの女王に刺激された。本書は、命がけでクレオパトラ女王から一夜の情けを受けた若者の物語を描いたゴーチエの短編を収録。

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  • 吸血女の恋
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    絶世の美女吸血鬼に魅惑される純潔な神学生。昼は謹厳な司祭で、夜は妖女との愛欲におぼれる遊蕩児に変身する青年僧の奇妙な二重生活を描く。本作品は、古くはラフカディオ・ハーンの英訳から、芥川龍之介と久米正雄によって「クラリモンド」の題名で日本語に訳された。ゴーチエ作品のなかでなじみ深く、吸血鬼文学としても傑作と評される。

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