鈴木伸元作品一覧

  • 加害者家族
    3.9
    平成20年の犯罪件数は253万3351件。被害者家族はマスコミ取材による二次被害で心の傷が癒える間もないが、実は加害者家族も凄惨な生活を強いられる。身内の犯罪を機に失職や転居を余儀なくされるだけでなく、インターネットで誹謗中傷され、写真や個人情報まで流出される。そんな過酷な現実を受け止められず、自殺する人も多い。事件への自らの非力を嘆き激しい後悔に暮れる加害者家族も多いが、そもそも身内の犯罪を未然に防ぐには限度がある。まさに他人事ではない実態を明らかにした、衝撃の一冊。
  • 性犯罪者の頭の中
    3.8
    平成24年、警察に届けられた強姦は1240件、強制わいせつは7263件。だが実際の被害は約10倍とも言われる。性犯罪者は「外見も気持ち悪い人」と思われがちだが、実は身なりも会話も普通で結婚しているケースも多い。そんな彼らはなぜ性犯罪をし続けるのか? 「強姦するたびに自分がレベルアップしていく感覚があった」と十数件の性犯罪を繰り返す者もいれば、性犯罪をやめられない自分を苦に自殺する者もいる。共通するのは日常生活での“満たされなさ”。その感情がどう変化していくのか。彼らを性犯罪へと駆り立てる心の闇を赤裸々に綴った一冊。
  • 福州水戸事件の真相
    -
    1巻1,430円 (税込)
    NHKの記者である著者が長年取材を続けてきた真相を解明する! 歴史上、ほぼ抹消された事件とは何か。昭和7年、中国福建省福州で、日本人の教師夫妻が惨殺された!犯人に浮上したのは日・中・台で暗躍する1人の台湾人。彼は憂国の士か、工作員か、政治ゴロか?そしてその裏には大陸進出をにらんだ日本人の存在があった。 欲望と葛藤、希望と絶望が交差する時代の波に消えた事件の真相を探る!

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