徳田央生作品一覧

  • パレット文庫 畑で愛をささやいて
    5.0
    秋も深まる小泉村に伝説の美女が帰ってきた。彼女、茜さんの帰郷に、村はやにわに騒然となる。倉科さんたち独身男はともかく、古賀家のお母さんや菜々子さんまで大喜び。 なぜって、茜さんは昔、古賀先輩のガールフレンドだったんだ。しかも離婚に傷ついた彼女と息子に、先輩もすごく同情的で。 お母さんの思惑や、周囲の無責任な噂のために、おれと先輩の平和な生活にも暗い陰が・・・。 先輩、頼むからこれ以上ハラハラさせないで!!

    試し読み

    フォロー
  • パレット文庫 畑に種をまきましょう
    4.7
    おれと古賀先輩は会社では秘密の恋人同士。色違いの目玉クリップを使って、愛のメッセージを送り合う間柄だ。 そんなおれたちに突然の転機が訪れた。なんと古賀先輩が会社を辞めて、実家の農業を継ぐという。慌てるおれに先輩は言った。  「真実(まこと)、おまえも一緒に農業やらないか?」 で、おれも一大決心して先輩の生まれた村に。でも家には先輩の家族が住んでいる。おれ、みんなとちゃんとやっていけるのかなあ?

    試し読み

    フォロー
  • パレット文庫 セント・マシューズの同窓生(オールド・ボーイズ)
    -
    マシューズを卒業後、ぼくは比較的順調に作家としての道を歩んだ。けれど、私生活はといえば、これがなかなか思うようにはいかない。同棲相手のライアンが出て行って、ぼくはまた一人ぼっちに。ところが、親友のカズイも、同じころ長年付き合っていた恋人から別れ話を切り出されたんだ。「昔みたいに一緒に暮らせないか?」 そう持ちかけたぼくに、カズイはYESと言ってくれて……。

    試し読み

    フォロー
  • パレット文庫 セント・マシューズの卒業旅行
    -
    アーサーの処女短編集が出版された。もちろんマシューズは大騒ぎになり、アーサーは一躍学校のヒーローに。同じ頃、ぼくとジャスティンはコンサートのソリストに選ばれて。 ぼくにとってはどちらも思いがけない喜びだった。けど、どうしたわけか、アーサーはあんまり嬉しそうじゃないんだよね。そんな時、一人の青年が彼を訪ねて学校にやってきた。ドミニクはアーサーの「元恋人」だって言うけれど・・・ああ、なんだか悪い予感がする!

    試し読み

    フォロー
  • パレット文庫 セント・マシューズの春の雨(スプリング・レイン)
    -
    王立音楽院のオーディションには受かったものの、アンディにフラれたぼくはどうにも気持ちの整理がつかずにいた。アーサーは優しい反面、だんだん迫り方が激しくなってきて。ドミニクはジャスティンにべったり張り付かれて困り顔だし。 そんな折り、ホアンチョの応援に駆け付けたスタジアムで、ぼくはショーンと仲間たちに囲まれた。ナイフを大事な左手に突き付けられて、ああ・・・カズイ・シモンズ絶対絶命!!

    試し読み

    フォロー
  • パレット文庫 セント・マシューズの冬物語(ウィンターテイル)
    -
    次から次へと襲いかかるハプニングにもめげず、ぼくはなんとか王立音楽院のオーディションを終えた。玄関ではアーサーが待っててくれて、別れ際にクリスマス・プレゼントの弦をくれて……。 でも、合否の結果が届かないまま学校の始まる日が来てしまい、ぼくは憂鬱な思いでレンブロックに。しかも、ドミニクがまた問題を起こしてくれちゃって。大学の面接をすっぽかすだなんて、ぼくには信じられないよ!

    試し読み

    フォロー
  • パレット文庫 セント・マシューズの恋伝説
    -
    新年度が始まるなり、ぼくの周囲は大騒ぎ。なにしろ自称天才のヴァイオリニストは現れるし、ドミニクは新任の美人スタッフに恋しちゃうし。しかもこのヴァイオリニスト、粗暴な言動が災いして、あっという間に学校中の嫌われ者になっちゃって。 アーサーはしばらく様子を見る気だけど、ぼくはどうしても彼のことを放っておけない。だって彼って、すごく才能がある気がする。なのに、どうしても誰も気付いてあげないの?

    試し読み

    フォロー
  • パレット文庫 セント・マシューズの夏の夢(サマー・ドリーム)
    -
    セント・マシューズに新しい音楽の先生がやって来た。でもこの先生、どっから見てもすごく変。やることなすこと、ぼくには信じられないことばかりだし。 そんなおり、アーサーが「夏の舞踏会(サマー・ボール)」を開催しようって言い始めた。マシューズのサマー・ボールは、その格式の高さと華やかさで、昔はすごく有名な催しだったんだ。二十年前に廃止されたこの行事を、アーサーは一体どうやって復活させるつもりなんだろう?

    試し読み

    フォロー
  • パレット文庫 セント・マシューズの聖歌隊
    -
    春学期が始まって間もなくのこと、ぼくは校長室に呼び出された。ドキドキしながら入っていくと、なんとぼくが音楽奨学生に選ばれたって話。でも、喜んでばからりもいられなかった。なぜってその代償に、ぼくは聖歌隊の指導を頼まれちゃったから。 うちの聖歌隊ってそりゃあヒドイんだ。あれは歌って言うより雄叫びだよ。アーサーやドミニクは手伝ってくれるって言ってるけど、あの聖歌隊、ほんとにモノになるのかな?

    試し読み

    フォロー
  • パレット文庫 セント・マシューズのクリスマス
    -
    クリスマス前の週末、ぼくはキャサリンに連れられて近くの町へドライブに行った。 翌日のテニスの授業中、彼女の婚約者ダグラスの打ったボールが、なんとぼくの頭を直撃したんだ。 このことで、オークス寮とレンブロック寮はまたまた対立関係に。ドミニクはわざとだって怒ってるし、メイフィールドは急に冷たくなっちゃうし……。仮装パーティーも近いのに、一体どうしたらいいんだろ?

    試し読み

    フォロー
  • パレット文庫 セント・マシューズへようこそ!
    5.0
    母の再婚でイギリスにやってきた、ぼく。広瀬一唯(ひろせかずい)は十七歳。名門セント・マシューズに編入してはみたものの、学校はぼくの想像とは違ってた。生徒たちはイギリス人と留学生に見事に分裂。しかも、あちこちで退学になった、いわくつきの連中ばっかりで...。 フランス人の自称ドン・ファンに、スペイン系の大元締め。ゲイの噂の寮長までいるんだから、さあ大変!どうしよう。とんでもない学校に入っちゃったよ――!!

    試し読み

    フォロー
  • 探偵サイトへようこそ(小学館文庫)
    3.0
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 昼間は語学学校の受付嬢、夜はサイトの管理人、それが私―下条あがさの毎日だ。日本国内で凶悪事件が起こるたび、テレビやネットを使って、情報収集をしてまわる。なにしろ、私のサイトは、現実に起きた事件を、みんなで推理するのが目的。ある日、東京で連続殺人事件が発生し、サイトの掲示板は犯人予想で盛り上がる。ところが、オフ会を開いた途端、私の身辺では次々とおかしなことが……。 20代OLを主人公にネット社会が持つ怖さを描く、ライト感覚のミステリー。

最近チェックした本