波多野聖作品一覧

  • 黄金の稲とヘッジファンド
    5.0
    巨大ヘッジファンドと呼ばれる企業に就職した城山良太は、初めての赴任地に驚きを隠せなかった。そこは稲と玉葱の栽培が盛んなのどかな地だったからだ、だが、良太は農業と組織の底力を知ることになる──。
  • 疑獄 小説・帝人事件
    5.0
    物故したスイスの富豪の金庫から戦前の帝人株が出て来た。ファンドマネージャーの「私」はこの株の由来を調査することになるが、それは戦前日本の暗部へと繋がっていた。

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  • 総合商社 特命班
    5.0
    1~2巻770~836円 (税込)
    「もうお終いだ。俺もお前も。今から二人でここから飛び降りる?」 ──二〇一九年十二月三十一日十六時十六分──大手町にそびえる高層ビルNFタワー、総合商社・永福商事の本社ビル三十六階。入社十年の池畑大樹は、鬼気迫る表情で同期の青山仁に強く迫っていた。アメリカ、アジアなど海外赴任も多く、最前線で活躍していた二人に、一体何が起きたのか? 日本の未来は? 働くということは? 幸福とは? を問うノンストップエンターテインメント。令和の新企業小説。
  • ダブルエージェント 明智光秀
    3.8
    実力主義の信長家臣団の中でも、明智光秀の出世は異例だった。現代でいうと、五十歳で 三菱商事に課長待遇で入社し、三年後には筆頭取締役に昇進するようなものだ。諜報、監 視、駆け引き、裏切り……。織田信長と足利義昭――。二人の主君に同時に仕えた男は、 情報、教養、そして、したたかさを武器に、いかにして出世の階段を駆け上がったのか。
  • ディープフィクサー 千利休
    5.0
    戦国の世に、茶の湯を完成させた千利休。だが、この男、ただの茶人ではなかった。茶室を社交場に人脈を築き、芸術家としての審美眼で武将達の器を見抜く。美しい茶器と所作によって人々を魅了し、煌びやかな茶会で天下泰平のビジョンを世間に見せつける。豊臣秀吉の陰の軍師として活躍した利休にとって、茶室は、いつも戦場(ビジネスの場)だった。
  • 能楽師の娘
    -
    室町から続く能楽家に生まれた綾は、女ながら能楽師になりたいと志すかたわら女子英学塾にも学び、たぐいまれな審美眼をもつ才媛へと成長する。 そんな折、綾は親友同士である魅力的な2人の学生、重光伊織と高見友則と出会う。 3人での輝くような青春の日々が過ぎ、やがて綾は伊織と友則、どちらかを選ぶ時がくる――。 結婚、渡英、そして1920年代のパリへ。真の上流が繰り広げる、絢爛たるロマンスと人生! 『花精の舞』改題。解説・宮内美樹(観世流シテ方能楽師)
  • ピースメーカー 天海
    3.3
    僧侶でありながら家康の参謀として活躍した天海。その二つの顔を使い分け、朝廷を情で揺さぶり、寺社を利で制す。時に信仰心をも利用して人々を掌握し、江戸幕府への権力の集中に暗躍する。今日にも続く江戸の都市づくりに生涯をかけた男の野望はただひとつ。乱世を終え、天下泰平の世を創ることだった。彼が目指した理想の幕府(組織)の形とは。
  • メガバンク起死回生 専務・二瓶正平
    3.0
    役員初となる育児休暇を取得中の二瓶正平。初めての育児と家事に、充実した毎日を過ごしていた。ある日、頭取に呼び出され、専務への昇格と融資責任者への大抜擢を告げられる。嫌な予感しかない二瓶だったが、それがまんまと的中。長年黙殺されてきた破綻寸前の帝都グループの整理を押し付けられて.....。二瓶の度量が試される人気シリーズ第五弾。
  • メガバンク全面降伏 常務・二瓶正平
    4.0
    常務に昇格した二瓶だったが、喜びも束の間、株式市場が大暴落。TEFG銀行は全ての融資先を見直し、リストラを敢行することに。そんな中、政治家たちの口座情報が次々と盗まれる。人質は、彼らの莫大な預金。犯人の要求は、そして黒幕は一体誰なのか。銀行の信頼と顧客を守るため、二瓶らは見えない敵を前に立ち上がる。緊迫のシリーズ第四弾。
  • メガバンク絶体絶命 総務部長・二瓶正平
    4.0
    破綻の危機を乗り越え、総務部長に昇進した二瓶正平を新たな難題が襲う。副頭取の不倫スキャンダル、金融庁からの圧力、中国ファンドによる敵対的買収……。真面目なだけが取り柄の男は、人々の私利私欲に翻弄されながらも、銀行、仲間、そして家族を守ることができるのか。金融業界を舞台にした痛快エンターテインメント小説、シリーズ第二弾。
  • メガバンク宣戦布告 総務部・二瓶正平
    3.8
    日本最大のメガバンクTEFG銀行で働く総務部の二瓶正平。弱小銀行出身の彼は、同僚から「絶滅危惧種」と揶揄され、肩身の狭い日々を送っていた。ある日、国債が暴落。頭取と金融庁とのある密約により、銀行は破綻の危機に。「うちが破綻するはずがない」と行員の誰もが慢心する中、二瓶は、伝説の相場師・桂光義と生き残りをかけて立ち上がる。
  • メガバンク最後通牒 執行役員・二瓶正平
    3.0
    弱小銀行出身ながらも、生真面目さと優しさを武器に執行役員になった二瓶正平。そんな 彼の新たな仕事は、金融庁の鶴の一声で決まった地方銀行の再編だった。だが、幹部らはな ぜか消極的で、集められたメンバーも一年後に退職が決まっている社員ばかり。このプロ ジェクトを成功させるべきなのか、それとも――。二瓶の手腕が試されるシリーズ第三弾。
  • メガバンク最終決戦
    3.9
    日本最大のメガバンクであるTEFG銀行。ディーラーとして名を馳せた桂光義は専務の地位にいた。ある日、盤石なはずの銀行は国債暴落を機に巨大負債を抱え、一夜にして機能不全に。暴落した株に群がるハイエナの如き外資ファンドや混乱に乗じて巨利を貪ろうと暗躍する政財官の大物たち――。桂は総務部の二瓶正平と共に生き残りを懸けた死闘に挑む。『メガバンク絶滅戦争』改題。
  • メガバンク絶体絶命(新潮文庫)
    4.1
    日本最大のメガバンクを喰らい尽くす、魔の「T計画」が発動! TEFG銀行は絶体絶命の危機に陥った。総務部長としてこの難局に挑む二瓶正平。そして、頭取の椅子を捨て相場師として生きていた桂光義が、義と理想のために起(た)つ。史上最大の頭脳戦がここに始まった。経済の巨龍・中国の影。謀略 vs. 戦略。マネーを知り尽くす著者にしか描けなかった、痛快無比の金融エンターテインメント。

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