サスキア・ウォーカー作品一覧

  • 紳士の性癖
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    秘密の扉の向こうで、彼が愛人と貪りあっている。 私ではなく、あの男と…。 ミスター・ジェームズ・グラントは、イングランドの紳士だ。 彼はいま、駐在しているスコットランドの宿屋に秘密の小部屋を持ち、 ドゥガン・ムーアという労働者階級の若者を度々招いては、部屋の鍵をかける。 彼のブリーチズを荒々しく開き、いきり立つペニスをしゃぶってくれるドゥガン……。 ドゥガンは粗野だが、男も女も魅了する原始の美しさを併せ持っていた。 ミスター・グラントはそんなドゥガンに夢中だった。絶対に手放したくない。 だが男しか愛さない彼とは違い、ドゥガンが女も欲しているのはわかっている。 そしてあるときついに、ドゥガンが宿屋のメイドとも惹かれ合っていると知ったとき、 ミスター・グラントは、ドゥガンとのベッドに女を迎えるという苦渋の選択を迫られる。 女を組み敷き激しく動くドゥガンの尻はしかし、いつになく彼をそそることに気づき……。
  • 檻~ラ・カージュ~
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    さあ、四つん這いになって。 恥ずかしさはすぐに消えるよ。跡形もなく。 パリの古いアパルトマンに越してきたジェニファーは、鳥籠のようなアンティークのエレベーターで家主のアルマンと乗り合わせた。 「おはよう、“ラ・カージュ”――檻――に囚われた小鳥」 朝からそんな台詞を囁くゴージャスなフランス男に、ジェニファーはつい淡い期待を抱く。 だが週末、軽い近所づきあいのつもりでアルマンを訪ねたジェニファーは、部屋に閉じ込められ、彼の欲望の餌食となってしまう! 数時間後、彼女は羞恥をかなぐり捨てて悶えていた。 拘束された両手足をつき、すべてを晒した屈辱的な姿で。

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